Friday, August 10, 2018

原爆と何だったのか? 8月10日(金)

Agost Diece (Viernes)
6日が広島、9日が長崎でしたが、池田信夫さんがJBPressに原爆について投稿しています。原爆投下は1945年秋に予想されていた本土決戦で日米に多くの犠牲が出ることを避けるためにやむなく行われた作戦で、「原爆投下によって戦争が早期に終結し、数百万人の生命が救われた」というのが、アメリカ政府の公式見解。
 トルーマンは、回顧録で「1945年7月26日にポツダム宣言を出したのは、日本人を完全な破壊から救うため。彼らの指導者はこの最後通牒をただちに拒否した」と書いています。
 ポツダム宣言で日本に無条件降伏を呼びかけてから、広島に原爆を落とすまで、2週間足らず。日本政府が公式に回答する前に投下されています。スティムソン陸軍長官が原爆投下を決定してトルーマンが承認したのは7月25日、つまりポツダム宣言の発表される前日。
 原爆投下の飛行計画は8月上旬と決まっていたので、それに合わせて急いでポツダム宣言を出したと考えることが合理的。
 日本政府は、ポツダム宣言を「ただちに拒否」したわけではなく、鈴木貫太郎首相が宣言を「黙殺」したと報じられ、それをトルーマンは拒否と解釈したが、これは日本政府の公式回答ではなく、宣言の内容が重大なので、コメントしなかっただけ。
 日本政府が困惑したのは、「国体」が護持できる保障がないことで、ポツダム宣言は「日本国国民が自由に表明した意思による平和的傾向の責任ある政府の樹立」を求めており、天皇制の維持を保障していなかったから。
 原爆投下がなくても、当時すでに日本の敗戦は決定的になっており、決号作戦は物理的に実行不可能だった。長崎の原爆の当日、8月9日のソ連が参戦してくるのです。降伏が遅れていたら、日本は朝鮮半島のように分割された可能性があり、日本を英米中ソで4分割する案も、アメリカ政府で検討されていた。現在の朝鮮半島のようになっていた可能性があったというもの。
 トルーマンがスターリンの署名なしにポツダム宣言を出したのは、ソ連参戦の前に日本を降伏させ、アメリカが占領統治の主導権を握るため。それを加速させる原爆投下はアメリカにとっては必要であり、それは冷戦の始まりだった。
 ルーズベルトはスターリンを信頼しており、米ソが敵対するとは考えていなかった。トルーマンも当初はそう考えていたが、ドイツが5月に無条件降伏した後、ソ連は東ヨーロッパをまたたく間に軍事的に制圧した。それに続いてソ連が日本に参戦することは(ヤルタ会談の密約で)明らかだったので、トルーマンは戦争終結を急いだ。
 こうして考えると、原爆やむなし、ですが、日本の共産化を防ぐために原爆は投下された、そしてそれ+の人体実験ですよ。実際にどれほどの威力があるのか、米軍は試したかった、そうだと思います、無差別殺人は戦争犯罪ですが、誰もアメリカを訴えないし、米軍の誰もが軍事法廷には呼ばれていません。それはアメリカが勝ったからでしょう。戦争は勝たないといけない。まあ、最初から負ける戦争をした日本がバカであったということ。そしてハワイやオーストラリアの近くまで行ったのも大きな間違いと勘違いだったのでしょう。来週水曜日が終戦記念日です。戦後73年、日本人はその深い悲しみに黙とうをささげるのです。そして「戦争はしてはならない」という呪縛から解かれることはない。
 余談ですが、広島型の原爆と長崎型の原爆は違うのを知っていましたか? 広島はウランが原料ですが、長崎はプルトニウムです。ウランを燃やしてできるのがプルトニウムです。こうて異なる原爆を落としたことも米軍が人体実験をしたかったのでしょう、そしてその効果の違いを見たかったのでしょう。
 日本には現在47トンくらいのプルトニウムがあります。これはすべて原発でウランを燃やしてできた核廃棄物です、それが青森の六ケ所村に保管されているわけですが、これが確か間もなく満杯になる。置き場所がなくなるわけです。さらに、日本はおそらく原爆=核兵器を作れる技術を持っていて、アメリカはひそかに警戒していて、このプルトニウムを減らすように働きかけているのです。
 ちなみに中国は2030年までに原発を100基も作る予定で、すべて自前でしょうから、その中の1つでも壊れると、日本に核の灰や雨が飛んでくるのです、日本は住むには危険度高すぎです。
 週末です、ドミニカは2019年からプラスチックのゴミを削減するため、こうしたプラ容器などの使用を全面禁止にするそうです。人口75万の小国ができて、先進国日本やアメリカでどうしてできないのか? 良い試みです。


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