週末往来!

226事件
 2月26日は近代史に残る226事件があった日です。まあ、このビデオ見てみてください。倉山先生は国士舘大学の教授ですが、、まあ日本の近代ー現代史をシリーズで詳しく説明しています。教科書には載らない本当の日本史ではないかと思うのですが。
226事件 違う見方
 これ、アゴラの記者の見方ですが、社会主義革命だったという見方です。

 昭和史というのは、実は日本史の中で一番面白いとも言われていますが、なかなか学校では教えてくれません。戦争を起こした=反省というイメージを戦後教育により埋め込められてしまいました。
 侵略戦争は悪いとか言われても、日本がやらなかったら、西欧やアメリカが出てきていたことでしょう。日本は当時のアジアの国の中で、唯一独立を保った国であり、また兵力も欧米と戦えるだけのものがあったのです。素晴らしいことではありませんか。
 インドネシアが日本に感謝しているのは、オランダから独立できたからですが、日本を敵対視しているのは、アジアの中で韓国と中国だけというのも皮肉だと思いませんか?
 
 確か金曜日にお伝えしたホンダの社長交代、アメリカでは皮肉みたいに書かれています。
「欠陥エアバッグのスキャンダルの渦中にある日本車メーカーのホンダは月曜、伊東孝紳社長が辞任を発表した」(ワシントンポスト)
 「欠陥エアバッグを含めた品質問題で大規模なリコールを行っているホンダは月曜、最高経営責任者を控えめなエンジニアに託した」(ウォールストリート・ジャーナル)
 「エアバッグの破裂問題で5人の死者を出し、数百万台ものリコールをしたホンダは月曜、社長が辞任」(ビジネス・インサイダー)だそうです。まあ、タイミングが悪かったということです。

  BMW i3 $42400

 BMW i8 $136500
最近、街中で見るBMWの電気自動車ですが、i3なら買えそうですね。これに連邦政府と州政府からの補助金があるので、1万ドル程度は安くなるかも知れません。

 寿司マシーンが入っての初の週末でした。金曜日よりも土曜日が予約の数が多く、期待していました。特に午後8時を過ぎると大きなパーティがあり、6人ー8人が巻物を10本単位で注文します。そうすると、その分のシャリ飯シートをわずか1分以内に余裕で作ってくれます。
 あとは、海苔をつけて中身とトッピングをするわけですが、大量生産に適しています。おかげさまで昨夜はクレーム一切なしでした。
 寿司マシーンといえど、それは単なる助っ人です。作業効率を高めるもので、ロボットが寿司を作るわけではありません。
 昨夜来た、某タコスチェーンの会社のオーナーは「ご飯が均一に拡がっているのがよく分かる」と言っていました。手作業では金一になりませんから、寿司の大きさに多少のばらつきがあるでしょう。
 また、シャリ飯の量も多すぎない、丁度良い量が一定で出てきますから、その面での効率も良いわけです。
 それはご飯が冷めたときに特に分かることでしょう。まだ新米に変わってから数ヶ月です。まだまだ米の水分量が多く、ネバネバしますし。冷めるとシャリ飯が重くなるので、海苔につける量が増えてしまいます。寿司マシーンなら内部でローラーで寿司シートを作っていますから、常に同じ厚みが出てくるわけです。これが一番大きいと思います。
 仮にシャリ飯が終り、臨時で白いご飯を急きょ、合わせて使うこともありますが、そのときにも多少温度があってもシートができます。これが人間の手なら、くっついてなかなか伸ばせません。
 もう1つのマシーン、握り用のシャリ玉マシーンも握りを作るときに役立っています。一番嫌な仕事は、うなぎや真砂などの軍艦などにするときのシャリ玉ですが、マシーンなら毎秒2個のペースで作れますから早いわけです。この辺りの作業効率は抜群に上がっています。

 アメリカで寿司ビジネスです。10席ー20席の超高級寿司屋なら職人をがっちり抱えて1人150ドル以上取ってやれば良いでしょう。うちは中が50席、外が30席の合計80席です。これを私も含めて3人で作っています。
 寿司だけではありません。刺身、刺身系のアペタイザーもあれば、お任せコースもすべてこなします。
 そして私以外の2人はインドネシア人です。これがアメリカの一般的な寿司屋の人材構成ではないですか?
 日本人のヘッドが1人か2人いて、あとは顔の近いアジア人を使い、「なんとなく日本人に見えるかも?」でごまかしてやっているわけです。
 日本人がヘッドでいない店の方がもう増えています。韓国人や中国人また他のアジア人がオーナーの店では、非日本人の寿司シェフで成り立っていると思います。
 そして景気の良さもあって、人材がいない。南部はNYCやLAと違ってさらに人材がいないわけです。そこには移民法の問題もあり、人件費の問題もあります。
 そうなると、「お客さんの期待に応え、売上げを確保または上げ、さらには人件費を抑え、最後に自分が疲れない」という一石四鳥を狙うには寿司マシーンしかないということです。
 一石二鳥は当たり前です。1つの石で4つの鳥をどう落としていくか、そこに儲けがあるのです、利益の追求はそこにあるのです。
 それを邪魔するものは何かといえば「寿司マシーンは高い」というケチる感覚、「寿司は人間が作るもの」という偏屈な職人魂、「寿司マシーンが作ったものは本物でない」という偏見、「見た目のイメージが悪い」という先入観でしょうか。
 お金儲けするのも良いですが、それでカラダ壊したら、それでお終いなのです。どうしてお金儲けするのですか?それは老後なりの人生をエンジョイするためです。お金貯めても、病気になってそのお金を使えないことほど、惨めなことはないでしょう。

 そして寿司をレストラン産業として捉え人間が手作業するものと考えるのか、このアメリカでマスで売ることを考えるのかの違いです。
 車産業を見てください。フェラーリやランボルギーニの世界だけです、手作業はね。ポルシェあたりはすでに自動化されて機械が作っているのです。それでポルシェ見て、「機械が作った高級車なんて意味ない」とは誰も言わないでしょう。
 寿司も同じです。良い食材を使い、値段の高いものを人件費を抑え、いかに早く作るか、その追求なのです。

 発想をどう変えるかですが、寿司ではなくSUSHIを作って売っていると考えることです。先日、CAから来たお客さんがランチで刺身を注文して、「シラチャ(辛口のチリソース)をください」と言ってきました。もちろん、私は渡しました。
 たまに「刺身は醤油とわさびで食べるもんじゃい。このどアホ。出て行け!」みたいな「俺は日本人じゃー、職人じゃー」みたいな頑固親父を気取る人がいますが、郷に入れば郷に従えで良いではありませんか?
 私はそのお客さんに「そうだね、スパイシー刺身ですか。私も飲茶に行って、チリペーストを醤油に混ぜて食べますよ」と言ったものです。
 これも人によっては邪道かも知れません。でも、アメリカでは普通に食べられていますからね。刺身も飲茶もアメリカでは食べ物の1つです。それを人がどう食べようと歓迎しなければなりません。辛口刺身、美味しいかも知れませんよ?こうした柔軟性は大事です。アメリカで生き延びるには「都合良くあれ」と私は思うわけです。
 自分の自己主張がない、一本芯が通ったものがない、という人もいるでしょう。それはそれ、しかし、場面や状況に応じて、自分を変幻自在に変えていけることも大事だと思います。

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