週末往来! 帰国しました 6月8日(土)

 Giugno Otto (Sabato)  Ocho de Junio (Sabado)

 日本行きが13時間ちょい、帰りが11時間37分でした。快適な空の旅。しかし帰国便の6時25分発は実に中途半端です。羽田にもう11時にはいました。ソファーで寝ているべきでしたね。搭乗すれば13時間座るわけです。都合20時間近くを座ることになる。

 古き友に会い、新しい友に出会い、人と人を繋ぎ、また新しい人に繋がれていくわけです。ネットワークがどんどん拡がりますね。

 何を思った、何を感じたか。ビルの建設が多い東京です。あちこちで新規のビルが建設されています。ゼネコンのK社によると「今後5年は大丈夫」だそうですよ。そしてビル建設に付き物のガードマンです。大きビルになると10人近いガードマンがいますよね、ダンプトラックの出入れなどで必要なんでしょうが、聞いた話では、定年退職した再雇用先のない人の仕事だとか。

 夕方になると大きなビルの前にはレクサスのLSとトヨタのアルファード、色は皆黒塗りですが、路上にたくさん止まって、重役さんが出てくるのを待っていますよね。夥しい数のアルファードですよ。これもサラリーマン重役の特権ですね。重役によっては食事に出かけてその帰りをまた使う人もいるそうです。まあ、昔と違うのは例えば重役が10人いたら5台を手当てして使いまわしているところでしょうか? サラリーマンはそこを目指す?

 1日ほど、新橋で飲みました、庶民の新橋。まあ高い店も’ありますが、乗り合いバスのような飲み屋で、大部屋状態でどう見ても年収500万円以下の人が集いますね。働く人も日本人がいません。中国人とかです。これが高い店になると日本人が働いているわけです。夜12時まで仕事して、翌日9時に学校ですか? 何を思う?

 外国人労働者は東京でいえばサービス産業にかなり浸透していますね。APAホテルの掃除はベトナム人、今回帰りの便でデルタのキオスクはネパール人でした。羽田の豚カツやのウェイトレスはフィリピン人。コンビニの店員も当然ながらアジア系ですよ。

 YouTubeでも話しましたが、インバウンド需要を取り込んでいるところは忙しい。そうでない、日本人を対象にしたところは厳しいわけです。東京でいえば、中央区、港区、台東区などは良いが、練馬区や世田谷区では観光客が来ない。日本でいえばさらに顕著で、観光資源のない街はおっかねが落ちていません。

 その一例が神戸市です。観光資源あれどそれは日本人向け、外国人が好む観光資源がありません。多くの人は姫路には行く、白鷺城ー姫路城があるからです。それを見たら神戸を通過して、大阪=食い倒れの街で、タコ焼きやお好み焼きを食べるのです。

 日本の地方もそうで、外国人が好むような温泉とか、景観があれば潤いますが、何もない街や地区はお金が落ちません。名古屋は意外と苦戦しているかも。名古屋城しかないですからね。今後増える観光客をどう地元に誘導するかです。


この和牛の串焼き、サイコロ状が3つで1串、3300円です。日本人は誰も買わない、でも外国人なら2本でも3本でも食べます。円安、そして和牛の価値ですね。

私も試食しましたが、(オーナーさんの好意で無料提供)。1串で十分、脂っこいのでね。

アメリカで「SUSHI」が受けています。日本人の多くは食べない、でも大多数のアメリカ人が食べるわけです。だから私はお金儲けできている。お金を持っている人にどう売るかですよ。 

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