欲張らない戦略が勝つ? 8月7日(金)

Siete de Agost (Viernes)

 昨日は久々にワインの売り上げが2千ドルを超え、売り上げも好調でしたが、その売り上げの大半は1人の売り上げです。Silver OakとPatzのワインを1ケースずつ買い、Caymusを2本、P Hobbsのシャドネーを3本買いました。お金に糸目をつけない買い方、これだけで1500ドル近い売り上げでした。 これを買ったのは15年来の常連さんで、ミシガンに休暇に行くので、ワインを持参するとのこと。まあ、彼はこれまでもだお隊700ドル単位でワインを2回買っています。必ず寿司の持ち帰りもするのですが、それも200ドル近い。私も気を使い、マグロ4オーダーのうち2オーダーを中トロにアップグレードしました。ワインも値下げできるものは、少し下げて販売しています。困っているからといって、欲張ってはいけない。長年の常連さんに喜んでもらうこと、おまけをつけて感謝の意を表すこと。

 ワインや酒の販売もそうです。小売りの商品は大半が30%上乗せです。高いワインになると60ドルで買ったものを70ドルで売っているアイテムもあります。さらに小売りしているワインを店で飲むことも可能で、この時は20ドルのコークフィーを上乗せします。 安いワインはあまりメリットがありませんが、高いワインならいつもの半額程度で飲めることになります。これはコロナが始まった時からの「コロナ対策」で、これはお客さんに好評です。普通の場合、仕入れ値に対して3倍、高いワインなら2倍です。50ドルの仕入れのワインは100から130ドル程度が店での通常の販売価格ですが、今なら70ドルで飲むことができるわけです。

 私の基本的な考え方は、「コロナで皆さん、しんどい時に、少しでもお役に立つ」ということです。皆が苦しい時には助けあう。ワイナリーが困っている、卸も困っている、レストランも困っている、お客さんも一部困っている。それならこういう時にできることはする。アメリカ人的な発想ですかね。まあ最終的には、結果としてそれが受け入れられているから、高い売り上げを維持できているのです。

 60ドルで買ったワインを70ドルで売るワイン専門店はまずありません。それゆえ、「TAKAのワインは安いよ」という口コミが拡がる。宣伝費です。広告を打てば1千ドルとか平気でかかりますが、口コミはただです。口コミを呼ぶ戦略がワインの安値販売です。それなら多少の商品で粗利が20%以下でも元は取れる計算になります。

 それではコロナのアップデート

1)日本のビール各社は、第2四半期、減益になっています。

2)世界では、1900万人が感染し、714,767人が死亡しています。

3)インドの累計感染が2百万人を超え、41000人が死亡しています。

4)ピザのパパジョン、7月の売り上げは31%増加でした。

 日本政府はファイザーに次いで英国の製薬会社ともワクチン提供の契約を行いました。アビガンはどうした? まあこれはワクチンではなく緩和の薬のようですが。そして気になるのがワクチンの値段です、出てこないですよね。出てくるのは1億回分と6千万回分とかの数字だけです。当然ながら何億や何十億、いや何百億の世界になるのでしょうが。

 Slide 1 of 17:      Today Cadillac provides a look to the future — and that future is electrified. The all-new LYRIQ will be the brand’s first fully electric vehicle, ushering in advances to batteries and propulsion as well as introducing a new design language for future Cadillac models. The LYRIQ is anticipated to be the first in a range of new electric offerings from GM’s luxury brand.

 キャデラックから100%の電気自動車が出ます。名前はLYRIQです。それにしてもレクサスはいつ発売するのか? このままでは欧州勢やテスラにやられてしまいます。

 

 日曜日95度? どうなるのか? まあゴルフは8時前に始まり、12時半には終わっていると思いますが。昨日もタイミグ良く雨が降って気温が下がってくれました。屋外飲食にはありがたいことです。

 どうなると思います? コロナはこのまま居座ることでしょう。普通のインフルエンザと同じで、毎年やってくるものになる。消えることはないでしょう。それに対して防御するしかない、そうなるとマスクと手袋を通年でやる? Restaurant Depotでグローブを買いますが、品切れが続いています。仕方ないのでAmazonで高いのを買わないといけない。前はCostcoで買っていたのでしが、それも今はない。プラスチックラップもCostcoでは品切れで代用品の小さいのしかない。ブリーチはようやく常時ある状態ですがブランドが変わった。さらにはハンドソープは今だにない。うちはまだ少し在庫がありますが、これが終われば業務用を小分けして使うしかない。それは昨日行ったRestaurant Depotでも同じでした。先週あったはずで、買わなかったのですが、昨日は在庫がゼロになっていた。まだまだ品不足が一部で起きています。

 品不足=買占め→値上げ、となると誰かが儲けている、私はそう勘繰ってしまいます。90%は苦しみながらも10%はしっかり儲けている。こうした時期に儲けるためには何をすべきか? 本当に考えないといけないですよ。景気が良くて儲かるのは当たり前、バカでも儲けられます。不況下でどうやって儲けるか、ここが頭の使い方であり、ここで差がつく。

 ゴールドがついに2千ドルを超えましたが、その前に売った人がたくさんいます。日本のTVでも紹介されていました。今に比べて2割は低かったのでは?まあ株と同じ、なかなか天井が見えないものです。私は一切触っていません。銀行の貸金庫に置いたままです。買い足しもしていません。そもそもゴールドを買うきっかけは、質屋の親父と仲良くなったからです。10年以上も前にゴールドのブームがあり、そのころはまだ700ドル程度でした。それが1千ドルを超えた。そんな時期でした。彼が来なくなってからは一切買っていないのです。平均買いコストは低いですよ。しかし一時は低迷していて、買いコスト並みの時もありました。結局、ゴールドは本当に生活に困ったときに売るものであり、次の世代へと継いでいくものであると私は思いますね。何十年もっても不変の輝きと価値を保証してくれるもの、それがゴールドだと思います。買うのは自由ですよ、お金あればコツコツ買えばいい。しかし、それを少し上がったからと言って簡単に売ってはいけない。ゴールドは儲けるものではなく、安定した生活を送るためのお守りみたいなもんです、能書きですけどね。皆さん、良い週末を!

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