特効薬なし? 8月4日(火)

Quatro de Agost (Martes)
 WHOの事務局長は昨日、コロナは変異しているケースもあり、特効薬がないかも知れない。ワクチンができても、それが数カ月しか効かないかも知れないとコメントしています。
 そりゃないぜー、ですよね。まだワクチンのワの字もできていないのに、諦めろということか?
 まあ、罹っても全員が死ぬわけではなく、隔離が最大の防御。かつてスペイン風邪で欧州人の30%が死亡したことを考えると、今回の騒動で今のところ60万人ですか? この数字はあまりにも低い。まあ1千万人が死ぬならすごい数字になるのでしょうが。
 ガンで死ぬ人、その中でもたばこが原因の肺炎で死ぬ人の数がまだ上回っているはずですから、大した数字ではないと認識しないといけないようです。

 これに近いようなことが現代ビジネスに出ています。ハンス・ロスリングが書いた「ファストフルネス」という本が日本でも80万部近く売れているそうです。
 これによると、人々の直観は間違っていることが多く、すでに時代遅れになっている。物事を正しく理解するには事実情報、データを元に判断しないといけないようです。
 例えば、自然災害でも死者数は、メディアなどの報道でいかに多いというか増えているように思えますが、実際には災害防止策などにより、昔よりも減っているのが事実です。
 コロナもそういう風に見ていくと、毎日報道があり、数字が上がっているので、危険とか思われがちですが、死者の数はガンで死ぬ人よりも少ない。
 アメリカで毎年肺がんで死ぬ人の数は15万人です。2017年のデータでは世界で960万人がガンで死んでいます。たぶん今なら1千万人を超えているでしょう。
 こんなにガンで死んでいるのに、大騒ぎなし。毎日報道されてないですよね。人間の死亡の6ケースに1ケースはガンだそうです。その他は何? 衰弱、事故、殺人、自殺、これですべて当てはまるのでは? 

 それではコロナのアップデート
1)WHOの特攻薬なし、これをどこまで信じるかです。 煽りではないか?中国の陰謀?
2)オーストラリアのビクトリア州では軍隊が覇権され隔離を徹底。
3)カリフォルニアでは、数字が下がったことを州知事が評価。
4)日本からロスに帰国した駐在員、空港で何も聞かれず、何の検査もなし、素通り。
5)世界では、1810万人が感染、691,738人が死亡、やっと70万人になる程度
6)NJ州では知事が屋内での集会人数制限を100人から25人に縮小した。
7)Lord & Taylorも今週、破産法の適用を申請する見込み。
8)民主党は600ドルで$3T、共和党は200ドルで$1Tの財政支出、ここで討論中。

 昨夜、UAの国際線のパイロットの友達が店に来ましたが、まだ飛んでいません。会社から半分の給料を受け取って毎日遊んでいます。
 考えたらパイロットも潰しがきかないですよね。飛行機の操縦しかできない。ひたすら回復を待つだけですが、JALはハワイ線のチャーター便を出す。成田ーボストン線を週2で運航再開するようです。
 航空会社の時限爆弾は10月です。連邦政府からお金をもらっているから、10月までは雇用を維持しないといけない。問題はその後です。一斉に首切りに走るでしょう、それが私の予想。さらなる助成金もらわないと潰れるだけです。
 どう見ても今後半年、回復する見込みはないと思います。特にUAは国際線の比率が高いので、苦しいわけです。

 あのソニーも減益? 2021年3月期の営業利益予想がイメージセンサーの減速で、26.7%減になるそうです。それでも6700億円をかせぐのですから、SONY様はさすが。
 BPは大赤字で、今年のガスと石油の生産を40%減らすそうです。

Bottles of wine on a shelf in a shop.
 知事がサインしました。レストランやスーパーなどからアるコール飲料を配達できる法案です。アトランタ市では、レストランのアルコールの小売りが継続してOKになっています。これをやらないとレストランはダメです。うちは市が違いますが、小売りライセンスがあるので、何でも売れます。

 
 この世の終わりみたいな昨日の午後3時の嵐。暗くなると風が強くなり、停電が始まる、そして猛烈に降る雨、木の倒壊がかなりあったようです。
 その後は晴れて気持ちの良い80度でした。設置したキャノピーも少しめくれただけで終わり耐久性があることが分かりました。
 日本では月末までの時短営業が要請で始まりましたが、従わない店が多いようです。死活問題です。飲み屋に近いような店は午後10時からが稼ぎ時。20万円をもらっても1日か2日分の売り上げにしかならないのでは?この意味のないお恵み、どうしたもんでしょう。このまま行くと零細企業は潰れますよ。
 その事情は同じです、皆さんどうやって凌いでいるのかと思います。零細企業なら赤字補てんは自分のお金を突っ込んで埋めるしかありませんね。現金化できるものがあれば良いが、ない人は潰れる。そのためには手を尽くさないといけない。
 あるステーキ屋は、ワインをオンラインで売るための準備をしています。伸びているところから取る、それしかないですよ。まだ寿司は幸いです、家で作れないので、買うしかない。ステーキならCostcoで肉買って焼くだけでなんとか済ませられますからね。それをラッキーと思って一生懸命やるか、どうせコロナで客来ないよ、とだらだらやるかで結果は大きく違いますよ。コロナの今だからお客さんを大切に。
 検温を開始して10日が経ちましたが、99.9度の人はいたものの、100度超えはありませんでした。これはお客さんも安心させます。コロナを出さないこと、そして楽しんで帰ってもらうこと、その継続がお金につながります。誰も箱に入った寿司を食べたいわけではありません。

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