今日のニュースから 8月10日(花金)

やはり「誤審」があったんですね。昨日のなでしこの試合。ハンドを目の前で見逃したのは大きい。それでも日本の監督は「主審の判定を尊重する」と淡々と語っていました。主審の出身地ドイツでもまた米国でも誤審が有利に働いたことを認めています。
 なぜ、ビデオ判定やらんのですか? アメフトはそういう面では大変フェアです。おかしいと思ったことにチャレンジできますからね。五輪はあくまでも「人間の目」を重視する。人間は間違い犯しますけどね。

 あと2日で五輪は終了ですが、思った以上に日本が活躍しているように思いませんか? そしてやはり先進国に有利な競技が多い。自転車など見たこともない競技がどんどん増えています。もう少し、古代の五輪のような形に戻るべきでは?とも思います。単純に「走る、飛ぶ、投げる」という人間本来の力と技を競う大会であって欲しいように思うわけです。
 どうも「メダル欲しさの競技種目膨張」のように感じるんですがね、これは私だけでしょうか?

 韓国の李明博大統領が10日に竹島を訪問しましたが、日韓が領有権を主張する敏感な土地であるため、両国関係に与える影響を考慮して歴代大統領も上陸は控えてきました。韓国メディアは「『独島はわが領土』であることを内外に明らかにするための布石」などと大きく報じている。
 控えめで気遣いのある日本の首相は「相手に配慮」したかどうかは不明ですが、上陸していませんね。ここで負けている。このつつましさが良いのか、韓国の実力行使的なあつかましさが良いのかは分かりませんが、私なら行きますね。先に行ったものの勝ち?って感じがしないでもない。

 野田首相は10日夜、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法が成立したことを受け、首相官邸で記者会見しましたが、「消費税を引き上げること、国民の皆様に負担をお願いすることは2009年の総選挙で民主党は勝利したが、マニフェストには記載していなかった。この機会に深くおわびしたい」と述べています。これが日本の政治家の姿勢ですね。
 このままでは財政破綻し、国が行き詰るからこの法案を通したわけです。それを「おわび」することがおかしい。この弱気な態度がリーダーシップの欠如と言われるんじゃないですかね。仮にオバマがこんなことをして「おわび」するでしょうか? 「未来の日本を良くするためにやりまして、どうぞ皆さんご安心を」ぐらいのことしか言わんでしょう?

 住宅メーカーの大和ハウスがゼネコンのフジタを500億円で買収することが決まりました。分野が違うのに買収? これで東南アジアを攻めると語っています。まあ、フジタは準ゼネコンみたいですけどね、大手は鹿島を筆頭に清水、大成、大林、竹中ですが、この5社は売り上げが1兆円以上あり、「スーパーゼネコン」と呼ぶそうです。なんと大袈裟な!!そしてこの中では竹中が唯一、非上場だそうです。

 インドネシアのニュースです。興味ないでしょう?流してくださいませ。
インドネシア統計局が発表した2012年第2・四半期の国内総生産伸び率は前年同期比6.4%と、第1・四半期の6.3%から加速しました。エコノミストの事前予想では、輸出の落ち込みを背景に6.1%に減速すると見込まれていたが、堅調な国内消費と投資が寄与しました。
前期比の伸び率は2.8%で、予想の2.5%を上回っています。
 今回のGDP統計は、中央銀行が当面は利下げ圧力に直面しないことを示しています。インドネシア中銀は、昨年10月から今年2月にかけて政策金利のBIレートを計100ベーシスポイント(BP)引き下げた後、ここまで5カ月連続で同金利を過去最低水準の5.75%に据え置いています。
 また第2・四半期の国際収支が28億1000万ドルの赤字になったと発表しました。前四半期の10億3000万ドルの赤字から赤字幅が拡大しています。
 第2・四半期の経常収支は、輸出が大幅に減速したことを受け、69億4000万ドルの赤字となり、 インドネシアは4月から6月まで3カ月連続で貿易赤字となっています。
 ちなみに第1・四半期は、経常収支が28億9000万ドルの赤字、金融・資本収支が21億8000万ドルの黒字でした。
 国際収支の赤字とは、単純に物を海外から多く買い、逆に海外に売るものが減ったということですが、天然資源の輸出が中国と欧州の景気減速および停滞から減ったことが起因しています。ただし、国内需要は旺盛なため、GDPは伸びているという分析です。こうしてニュースを読むと楽しいでしょう? そのうち、インドネシアは化けますからね!!

 週末のマーケットです。株価は総じて下げています。欧州の流れを受けてのことでしょう。ユーロが1.225に下落していますからね。円もやや高く78円21銭です。ゴールドも下げていますが、底堅い1619ドルです。レンジが1570ドルの底値から1600ドルの底値に上がったように思いますね。
 原油は92.22ドルです。過去1年以上にわたって資金流出が続いていた農産物関連のコモディティファンドに、投資資金が戻っていることが明らかになっています。米国が半世紀ぶりとなる深刻な干ばつに見舞われ、農産物価格が急騰していることが背景にありますが、データによると、農産物の先物や指数に連動する上場投資信託や他の金融商品には7月だけで1億1000万ドル近い資金が流入し、流入額は2011年3月以来の高水準に達しています。
 これらの商品からは5月まで14カ月連続で資金が流出していましたが、6月に流入超に転じ、8月も資金流入が続いています。
 農産物価格は、シカゴ市場のトウモロコシ先物CZ2が第3・四半期になってこれまでに30%近く上昇したほか、大豆先物SX2も15%近く上昇しました。お金は常に、儲かりそうなところに流れていくわけですね。勘を働かせて儲けないといけません。
 皆さん、良い週末を!!
 

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