岩手の酒蔵から

 盛岡市にあるあさ開という酒蔵から菊池さんが訪米、アトランタにも立ち寄っていただきました。
 元はコカコーラの東北地区のセールスマンだったという経歴ですが、なかなか変わった営業スタイルをとっています。
 右の酒は水神、酒と料理はどちらが主役なのか?ということから考えて、やはり酒は料理の脇役すなわち引き立て役でなければならないという発想から、「美味しい酒」ではなく「料理に合う酒」というコンセプトからスタートしたのが水神です。

 本当にインパクトのある大辛口ですが、岩手にはこの手の酒が多いようです。
 写真にはありませんが、極上の純米大吟醸酒、旭扇(きょくせん)も扱っており、これは雫酒です。
 ちなみに知らない方のために、雫酒とは? 一般の酒は絞るというか圧縮して酒を絞り出し、酒粕と分離するのですが、雫は吊るして、そこから落ちてくる雫から酒を作ります。従って面倒であり、コストは高くなり、そんなに生産できるものではないわけですね。ただし、その手法ですから雑分がない、澄んだ味わいは他の酒とは全く違うわけです。
 実は、この旭扇はLAでレーカーズのコービィ・ブライアントが飲んで気に入って3本空けたそうです。1本ちなみに600ドルでそのレストランでは売られていたそうですけどね。
 TAKAでいくらで売るか? まあ200ドルでしょう。動かないと不良在庫になりますからね。

 この酒は現在、登録中で来月にも入荷の予定です。私、残念ながら雫酒を飲んだことがなく、「死ぬ前に飲んでおきたいもの」の1つでもあります。

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