週末往来

 どうも、最近は平日下降週末上昇の展開です。 これは店の売り上げの話ですが、平日は暇ですが、週末になると混みます。結果的に1週間の売り上げは同じなのですが、集中しています。これを分析すると「おい、お金ないから節約しようよ」と旦那が言う。それに従う妻。ところが「毎日作るばかりじゃ疲れちゃう、週末ぐらいは出かけましょう」と妻が不満を漏らす。旦那も内心は「うちのかみさんの不味い手料理にはもう、うんざりだ」と思っていることでしょう。だから週末は込み合う。

 実はアメリカという国そのものが「サブプライム」だったという記事を読みました。なるほどねえ、お金がない人でもモノが買える国はアメリカです。クレジットカード普及率世界一。そういう私はこの前、Home Depotでついにクレジットカード使用の最低記録を更新しました。その金額は85セントだったのです。カードをスワイプした後に「あー1ドル以下じゃないか」と思ったのですが、別に相手も拒否しなかったしOkか。そういえばつい先日はクリーニング屋で9ドルをカードで払おうとすると「すみません、カードは10ドル以上にしてください」といわれてしまった。
 話を元に戻すと、アメリカという国が全体として、貿易を通じて買った品物の代金を、国債や「サブプライムローン証券」などとして外国人に買ってもらう、という形で済ませてきた。つまり、貿易収支の赤字を資本収支で埋め合わせてきた。
 中国も日本も、アメリカというお客さんに品物を買ってもらうことで経済活動を支えてきた。常にアメリカに投機的な資金が流れこんでいかないとバランスが取れなくなる。そのため円はドルに対し安く、日本の金利はアメリカよりも低く設定されていた。今でも円がドルに対して上がれば産業関連の株が下がる。(サンケイ新聞より)

 そして最近よく目にするのがアメリカ型資本主義の終焉とか格差という言葉です。確かに製造業に見切りをつけ、金融業で稼いでいた形態は消えてしまいました。投資銀行がつぶれ一般銀行に吸収された事実が物語っています。資本主義=お金を稼ぐことでしょうから、成功すればお金持ちになり、そうでない人との間に格差が生まれることは当然のことでしょう。
 また資本主義はねずみ講だともいえませんか? それはなぜ?「皆が金持ちになることはあり得ない」からです。仮に皆がお金持ちになり、資本家になれば労働者になる人がいなくなるわけで、これは明らかにねずみ講なのです。最初から勝てる人の数は決まっている。この国でいえば上位1%の富裕層がこの国の全所得の約20%近くを稼いでいるのです。99%の人は1%の人を夢見て「いつかあそこに行けるかも」と思いながら生活しているのです。ところが最初からそこには行けないような仕組みになっているのです。

 そこで今後ですが、修正資本主義が必要になってきます。堺屋太一が言っていた例え話ですが「羊の群れの中に狼を入れると、すべての羊が食われてしまい、狼だけが残ってしまった。では羊だけにするとどうなるか? 今度は羊の数が増えすぎて餌が足りなくなり、結果的に飢え死にしてしまった」
 最初が弱肉強食の資本主義、後は社会主義です、どちらも機能しないのです。狼だけになると共食いが始まり、結局1匹の狼が生き残り、これまた最後には飢え死にするからです。
 ここで考えないといけないのが「舵取り」でしょう。例えば、一定期間は狼の群れが羊の群れに入ることができる、いわゆる開閉式の柵を設けることです。これにより双方が生き残ることができるでしょう。地球の中で人間の占める割合が大きくなりすぎたことも原因でしょう。そのうち、人間は世界中の魚を食いつくし、発展途上国の人が豊かになるにつれ、肉の消費量が増えることから肉まで食い尽くす時代が遠からず来ます、人間は利口で柵さえも乗り越えていきますからねえ。

 話を少し戻すと、このアメリカの資本主義構造が歪み始め崩壊に向かっているとすれば、見切りをつける時期に来ているということでしょう。 EUが成立したように、アジアの中で大きな経済圏が登場すれば、アジアでモノを作り、アジア内で消費するサイクルが出来上がり、北米に依存しないで済む時代がやってくると思うのです。勤勉なアジア人は新たな中産階級層を形成し、大量の消費を賄ってくれるのではないかと。そしてその先には巨大な中国とインドが控えていますから、たかが3億人のアメリカを十分に凌ぐ経済圏が出来上がることでしょう。そうなったときはアメリカは今の英国のように死に体となることでしょう。社会は荒廃し、麻薬に溺れ犯罪が耐えない哀れな国となることでしょう。頼りは軍事力のみ、そのころはもう民主主義国家ではなくなり、見た目そのままの軍事国家になっているかもしれません。 アジアにおける日本人の役割って大きいと思いませんか?
 まあ、そういう予感がするので、アジアに移ることを検討しているのですがね。さて結果はどうなるでしょうか?
 これは、結果的に「日本よ、大戦後アメリカの傘の下に入り都合よく生き延びてきたんだろう。そろそろ独り立ちする時期に来たんじゃないかい、といって軍事力を強めることはアジアの他国にとって脅威だから、それはやめなさい。アジアのスイスを目指して永世中立国となろうよ。憲法9条は守りながら、世界の平和に貢献する方法はいくらでもあるんだよ。 アメリカみたいに狼の衣をまとった羊みたいなことはやめなさい。経済的に貢献、科学技術で貢献。こうした下から支えるスタイルが謙虚で農耕民族日本人に合っているぞ」ということになると思いませんか?

 中村雅俊の長男で35歳の俳優、俊太が大麻を所持していて逮捕されたという。このところの日本の大麻関連のニュースは実に多い。報道されない分(捕まっていない分)がこの10倍以上あると考えると、日本はシャブ中列島になっていることでしょう。なぜ、やるのか? まずは興味本位が来るでしょう。どんなものか? 本当に気持ちよくなるのか、ハイになれるのか? 別世界に行けるのか? そんなことは知ったことではありません。 実際に生まれて以来、薬物のお世話になっていない私は説明ができないのです。それは単に興味がないからです。他にすることが山ほどあって薬物を呑気に吸引するような時間はないですね。そんな時間があったらゴルフのスイングでもします。
 まあ、私もアメリカで学校に通っていれば1度は試したかもしれません。実際にアメリカでは高校で大半の人がマリワナを経験しますからね。そこで運命が分かれるのです。「こんなものか」で終わる人、「たまには良いなあ」、そして「これは私に向いてる」でしょう。週末に友達同士で会えば飲酒、タバコ、SEXそしてマリワナの世界に入って行くのです。マリワナで満足しなければより刺激の強い大麻に行くでしょうし、こうしたシャブ中がアメリカにも多いと思います。だからこそメキシコのの麻薬カルテルが進出し大儲けしているんでしょう。
 それにしても、芸能人の子息に多い。というかやはり目立つのでしょう。一般人ならニュースにならないが、芸能人の子息ならワイドショーのネタになりますからね。
 2世だ、3世だ。どこかの世界と同じだと思いませんか? そうそう、日本を動かしている政治の世界です。途中で放り出した安部君、なんとなく消えてしまった福田君、そして名門中の名門麻生君と3人も続けて指導力のない人がトップになってしまった。実際、私は安部君には少し期待をしていたんです。 それは「安部慎の息子」だったらです。山口生まれで義父は妖怪岸伸介、志半ばで病死した父の夢を果たし、日本をリードするはずだったんですがねえ。やっぱ、ぬるま湯につかった世襲議員だったのでしょう。この前馬鹿をして辞めた北海道のヒグマの息子もダメだった。少しマシなのはミッチーの息子ぐらいでしょうかねえ。
 こう考えていくと、長い自民党政権(今は若干の連立になっていますが)は、長い鎖国をした徳川幕府のようなものです。首相は将軍で、それはほぼ世襲ですからね。今の政治も同じで、そして将軍は馬鹿でも、その補佐役(官庁)がしっかり政治を動かしているから日本丸は沈まないで済んでいるんでしょう。ただ、彼らも利権に毒されている。そして自分の地位を守るために荒波に出ようとはしない。困ったもんだ。
 
 どうでもいい話ですが、安部慎太郎の漢字が分からなくて、グーグルしていると物産の執行役員に同姓同名がいます。さらにこの物産、小林一三もいるし、吉田元もいます(実際には元一ですが)。本当にどうでもいい話でしょう。

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