PPP 即日入金ありました! 5月6日(水)

Seis de Mayo (Miercoles)
 昨日はシンコデマイヨで、少し店内飲食が多かったのだろうか? 10人以上もいました。天気は最高でした。逆に今日は最高気温が68度でパティオが使えません。
 昨日の午後にPPPが承認され銀行から通知が来ていて、それを会計士に転送して、彼がすべて手続きの完了をしてくれました。あー良かったと思って、1-2日でお金が振り込まれるのは確実なのですが、まさかと思い昨夜に銀行のアカウントを確認すると、すでに入金になっていました。有り余るほどの金額です。
 ほんとにこんな大金をくれるのかいアメリカ??? ですよね。お金ばら撒きのツケは誰が払うのか、そっちの方が心配です。
 資本主義の最後はどうなるのか? かつて栄えた国はどうなったのか? ギリシア→没落、イタリア→没落、スペイン→没落、英国→没落、アメリカ→そうならないために踏ん張り中、しかし印刷機回し過ぎでどうなる? 次の世代へ借金を背負わせ、先延ばししているだけ。まあ私はあと20年程度で死ぬのだから知ったことではないし、それが本音。
 
 前にも書きましたが、この先何を信じて生きていくのか? 今回の騒動ではゴールドさえも一時売られたわけです。その場は現金が一番強かったわけですが。紙に価値を書いているだけのものに信頼性はない、これは私の考え方です。
 最後は土地でしょうね。今回の騒動で少しは、2-3%の不動産価格の下げがあったようですが、これはやがて回復する。2005年の後のサブプライムのときでも半額にはならなかったわけです。そう考えると土地、それを有効活用してこそ安定した収益を生み出し、生活の保証をしてくれるのではないかと。引退後の土地購入、そして農業をすること、これが強いのだと思いますね。

 予想通りというか、肉類が消えています。昨日コスコでは実際に売り場は見なかったものの、ラムの売り場がもう5袋程度のラムチョップしかありませんでした。チキンはおそらく消えていたはず。 
 今日はチキンのモモ肉をケース買いに業者の店まで行きますが、品切れになっていることでしょう。

 それではコロナのアップデート
1)世界では366万人が感染、257800人が死亡
2)米国の感染は、120万人を超えました
3)死者数の1位は米国ですが、2位は英国です
4)シンガポールの感染が、2万人を超えました。
5)感染者の割合が最も高いのはカタール
6)死者の割合が最も高いのはベルギー

 この図を見る限りは、収束の気配どころか、まだまだ拡散中です。そして秋か冬には第2波が来てもおかしくない、という予測。

 昨日千葉でM5の地震がありましたが、この数日、大きな地震が続いているように思えます。何かの前触れか???

 これから心配なのが「コロナでリストラ」です。コロナを言い訳にリストラが加速する、そのターゲットは50代です。役職定年で給料が下がる人は、一番の心配です。手に職、若いときからやっておきましょう。

 さてジョージア州は、感染者が29951人、かなり鈍化しています、死者は1295人です。これまでなら簡単に3万人を超えていたでしょう。
 それゆえ、経済の再開は正解だったのかもしれません。日曜日は母の日で、知り合いの店は持ち帰りしかやっていないのに、サンデーブランチを開けるようです。しかし100人は入れる店で、30人を入れてビジネスになるのか?

 今日から土曜日まで65-70度のレンジです。日曜日が好転し73度まで上がります。

 まあPPPが即日入金されるとは思ってもみなかったです。この早い対応は銀行を通してやっているからでしょう。日本ではこうした申請はすべて市役所などの窓口、それから審査して、まあ複雑なのか簡単にお金が振り込まれない。
 しかし良いことばかりではありません。経済活動再開でも、多くの店は閉まっていますし、持ち帰りを細々とやっています。
 したがって、先週入ってきた日本の鮮魚、今週も入ってくるのですが、22日の入荷予定がありません。
 では、これまでどうして入ってきたのか? それは養殖マグロを買う店があったからです。これが金額がデカい。そして他の鮮魚を買う人は私くらいしかいないのだそうです。他の業者にも聞きましたが、最低でも5千ドル分のオーダーがないと赤字になるのだそうです。マグロを買えばそれだけで3-4千ドルに届くので、あとは混載で適当にオーダーが入れば5千ドルになります。
 しかし、マグロがどんどん売れるわけではないので、この店では低温冷凍して保管しているようです。その在庫がいっぱいになりつつあるので、22日分はパスするということです。そうなればうちは困る。他の店も店内飲食をして日本の鮮魚を買うようにしてくれればいいのに、そう簡単にはいかないようです。
 その理由の1つにサーバー問題があります。失業保険が出ているので、働かなくてもお金が入る。それならリスクを冒してまで、店に行きたくない。そして店内飲食がスローなら、チップが稼げないから余計に働きたくないわけです。
 キッチンもそうです。一度解雇した人間を再雇用するのは大変です。もう戻って来ないかも知れないわけです。
 うちは幸いにもすべてのスタッフに連絡を取り、1人以外は再雇用しました。その1人でもお金を渡し、今回PPPが入ったので、給料を臨時で出します。
 約1カ月も無給で生活して元々お金のない人間ですから、誰かが救済しないといけない。それだけの理由です。その彼も来週の月曜日の夜だけは仕事に復帰します。
 ケンプが経済を再開した理由の1つには、表立って言えないが、不法滞在者の処遇があったのではないかと推測します。
 不況になって最初にクビを切られるのは彼らです。日本の「派遣切り」みたいなもんでしょう。1カ月給料のないメキシカンがたくさんいると思います。その数、50万人から100万人がジョージアにいるのではないかと。彼らが飢えて死んだらこれまた問題なのです。それを救うために、時期早々ながらも経済を再開するしか道はないのかと。

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