州外は忙しく都心部はダメ 5月12日(火)

Doce de mayo (Martes)
 週末の売り上げ動向を把握するために、いろいろな業者からヒアリングしましたが、州外はまあまあで戻ってきていますが、都心部がダメなので、結局売り上げ的には大したことなかったそうです。

 日本の鮮魚は今週はとりあえず入ってくるものの、来週は来ない。隔週の入荷が決定しました。まだまだ店を開けないところが多いからです。
 Sandy Springsの市庁舎横のベトナム料理のNAMも昨日オーナーが来ていましたが、持ち帰りのみです。しかし、ここはうちと同様にかなりの量のワインを売っています。実は昨年の10月ごろに「TAKA、来年から小売りのライセンスが申請できるよ」と教えてくれたのはこのオーナーでした。

 昨日はもう1人、レストランのオーナーが来ていて、NANとかTUKTUKUを経営するグループのDでしたが、前にうちの店に来たときにワインを売ることを学んで帰ったのですが、それでも余り売上は上がっていないらしく前年の半分みたいです。
 まあPPPのお金が相当入ったので、潤っているものの、これから続く毎月の赤字をどうしていくのか、そこが課題ですよね。

 Sandy SpringsのCafe Sunflowerは閉店に追い込まれました。再開のめどが立たないので完全に閉店しました。これからどんどん、店は潰れていくのです。競争力のない店は潰れていく。NANとかは週末から店を開けていくようですが、どこまで客足が戻るのかです。

 うちは昨日もいろいろあって、売り上げは月曜日なのに予算を超えてがっちりマンデーでした。顧客をたくさん持つことは売り上げに厚みができる。日ごろからお客さんのところに行って話さないといけないなあとつくづく思いました。何かパイプのようなものが出来上がります。

 それではコロナのアップデート
1)資生堂は1-3月期、83%の減益、家にいると化粧は不要
2)トヨタは21年3月期の決算を8割減益予想、ホンダは計算できないと
3)NECは今年3月期の決算が過去最高に、来期も少しの落ち込み予測、在宅勤務〇
4)ホンダは1-3月期で295億円の赤字
5)ANAとJAL、あと数カ月分しか現金がない、減便90-95%では潰れる
6)FRBは民間の会社を支えるために社債を買うことを決めた
7)世界では418万人が感染、286,336人が死亡
8)米国は134万8千人が感染、ロシアがスペインを抜いて2位に躍進
9)ニューヨーク市では死者の数が累計で2万人を超えた


 経済再開して密にしたらこうなるんだよ韓国。という図ですね。

 世界の主たる国では収まりかけているものの、第3国では増加中のため減らない

 あの小さいシンガポールで増加中、これは怖い以外の何物でもない

 昨日見た映像でしたが、コロラドのレストランでは、母の日で営業を再開したところ、客が押し寄せ、3密状態になっていました。この店は当局から閉店指示が出ました。
 今の現状では必ず6フィート開けないといけないのです。うちでは店のドアは開けたままで換気に気を使います。

 それにしても中国という国は何を考えているのか?この騒動の中でも尖閣の近くにチョロチョロ自国の護衛船を接近させています。この恩知らずめ!日本がマスクを送って助けたことを有難いと思いながらも自国の領土拡大に向けて行動する。
 それはまるで、握手しておきながら下では足で相手を蹴るというか、そこまでしないまでも砂をかけて相手の靴を汚している。二刀流? そんな戦術しかできないのかい? ほんとにコロナで共産党が倒れれば良かったと思いましたが、しぶとい。抑え込んだのがこれまた運が良いというか、「何人、土の中に埋めたのさ?」と聞きたいですよね。20万人か、30万人か? 

 MLBは今季の試合開始を7月からにすることをオーナー会議で決定しました。しかし本当にできるのか?無観客になるのでは?

それではジョージア州のアップデート
1)アトランタ市警察はコロナの影響もありDVが42%も上がっていると報告
2)今日ケンプ知事はバーなどのオープンについて判断をする模様
3)州内の感染者は昨日よりも526人増えて33927人、死者は33人増え1441人
4)元知事候補のステイシー・エイブラハムはバイデンを公認しました


 いきなりの暑い夏がやってきそうです。今週が終われば5月の半分が終わります。

 今日の知事の会見そして判断ですが、大方の見方はバーやプールなどは開けないであろうと。ここで開けたら拡大します。それは他の国などで証明されています。
 このまま、おとなしく過ごすことが一番良いわけで、今年いっぱいはそうなる。怖いのは秋冬にまたインフルエンザ同様に戻ってくることです。
 しかし、これだけの閉鎖みたいなことを継続すると
1)航空会社は潰れるしかない、いくら政府が支援しても大量解雇するしかない
2)ホテルも軒並み潰れるしかない、観光や出張ができるのは来年以降確実
3)バーもナイトクラブも潰れるしかない
4)クリーニング屋も潰れるしかない、外出しないから出すものがない
5)輸入食材などに影響が出て、品物が消える可能性が増える
 まあ、伸びるのはスーパーと酒屋の売り上げだけですよ。何か新しいビジネスを考えないといけませんわ。
 うちは今日から山本山の緑茶を販売します。これまで置いてこなかったので、品ぞろえの充実です。まだまだ置いておけば買ってくれそうなものはあると思います。店でも毎朝、メキシカンと一緒に緑茶を飲んでいます。「これはクスリだ、毎日飲もう」ということです。

 待っていても何も来ないですよ。自分から取りに行かないと。そして手を伸ばさないと実った果実は穫れません、私はそう思うのですよ。
 高い所に果実(利益)は実っている。たまたま酒屋が高い脚立を持っていただけの話じゃないか。それなら我々も脚立を持ってきて果実に手を伸ばせばいい。はしごもありますよ。竿のようになったのこぎりもあるし、果実を穫る方法はいくらでもある。木の下にいてそれを眺めるだけですか? やがてカラスや鳥がきて果実に穴をあけますよ。彼らに食べられる前に収穫するしかない。そして果実は永遠に実っているわけではありません。時期があります。早い者勝ちですよ。 
 政府も少し、「金のバラ撒き過ぎか」と警戒をしているのは事実。お金ばら撒けば群がる、そして足りないからまたばら撒く、こんな繰り返しがいつまでもできるわけないのです。お金ばら撒いたのは資本主義の国だけのようで、共産主義の国ではお金の給付はなかったそうです。そろそろ自分で考えていかないと、そんな時期に差し掛かってると思っています。

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