1勝3敗で挑む週末 7月19日(金)

Diecinueve de Julio (Viernes)
 厳しい今週の売り上げです。月曜日だけ異常な混み、そして火曜日に撃沈、水曜日はサッカーにやられ、ゲームのない昨日でしたが、またもや撃沈されました。これじゃ、太平洋戦争の末期の日本軍だ!
 この週末が最期の砦、サンパンを守れ!ですよ。そうです、ビジネスは戦争でありギャンブルだと思っています。
 仕掛けて撃ちに行くのです。負ける戦はしないが、負けたらどうする?その恐怖感との闘いです。ユニクロの柳井さんは「1勝99敗」という本を書いていますが、うちは1勝3敗、まだましか?

 昨日、業者が朝方店に来て、少し話をしました。彼は海産物の仕入れを行っていて意見を聞きたいという。
 マグロに関していえば、やはり私の見方は当たっていて、マグロは地球の海から姿を消しつつある、これは悲しい現実です。2日前に書いたと思いますが、現在、生のマグロが悪いので、インドネシア産の本マグロの冷凍を使っている。
 実は、これもシーズンがあるようで、獲れる時期に獲り、加工してパックして冷凍するのだそうで、1年中、獲れるわけではないようです。
 私が最後に「美味しいマグロ」を食べたのはもう2年前の話で、これはたまたまNC沖を北上していた本マグロが奇跡的に入ってきて、それも値段が安かったのです。「これ間違い?」と思ったほどでした。その赤身と中トロは見事でした。
 その後、メバチで脂があるものを見ていません。ということは、メバチはもう終わってしまった。メバチが来ても、脂のない赤身だけのマグロで、トロのトの字のかけらもない、マグロなのです。
 メバチがいないとどうするか? キハダを獲っていくしかないのです。そのキハダもやがて獲りつくされるのでしょう。あとは近代マグロの稚魚を買い、それを生簀で育てる、気持ち悪いほどの不味いマグロを食べるか? 
 まあ、そんなわけで、寿司屋は終わり。こだわりの寿司屋は廃業するでしょう。冷凍マグロ、コストは安いですよ。しかしそのままでは使いないので、周りを削いでいくわけです。使うのは綺麗な中だけで、この過程で20%はロスが出る。まあ巻物の中とかに使います。
 それで味はというと、味がないので、刷毛で煮切り醤油を塗り、山葵を持ってごまかして売るしかない。私はそう思っています。漬けもやってみましたが、イマイチでしたから、出す直前に塗る方法がベストかと考えています。
画像に含まれている可能性があるもの:食べ物
 これが一昨日考案したマグロのカルパッチョ。オリーブオイルに刻みの赤オニオン、トマト、オリーブなどを漬け込んでおく、それをスライスしたマグロの上にかけるので、仕込みさえしておけば、簡単といえば簡単。目先を変えていくことは大事で、主力商品はこうやって売っていくのです。

 大葉が穫れ過ぎて、うちのドレッシングは緑色。昨日、作ったところですが、大葉を100枚以上入れています。夏場だけのスペシャルドレッシングです。紫蘇には疲労回復効果もあるので、良いでしょう。

 放火で33人も死ぬとは前代未聞。アトランタのローカルニュースでもやっていました。アニメは世界的なものなので、その製作者がたくさん犠牲になって残念ですが、これも世紀末?
 
 中国の米国債保有高が減っているそうです。お付き合いでの買いは遠慮せよとの共産党の指示か? その減った分は日本が買っている。
 植民地支配されて、影でアメリカ政府を支えているのは日本だった? 日本の銀行、生保などは安全確実な投資先を求め、米国債をたくさん保有?
 アメリカ、財政も赤字、貿易も赤字。それで世界一の国を維持している。何か不都合だと思いませんか?  
 これ、前にも書いたのですが、お金のないヤクザの親分が子分に借金しているんですよ。その金額がもう1千万円を超えていて、どう考えても返せないのです。この前まで800万円だったんですよ。来年には1千100万円になるんですよ。
 絶対に減ることがないのです。増える一方の借金ですけど、ヤクザの親分なんで、子分は貸すわけです。貸さないと怒られますからね。
 その子分の借金も膨らんでいるんです。子分自身の借金もかなりあるんですが、借金ある中で、親分の借金を肩代わりしているんです。

 皆で赤信号を渡ろうとしている。いやすでに少し歩きだしている状態? そのうち、誰かが犠牲になるんでしょう。
 その兆候が出始めています。10年続いた好景気は終わりを告げる。その時期が見えないけど、先延ばししようとしている。
 昨日、ゴールドはは一時1445ドルまで買われました。ここ最近の最高値、少し下げて1438ドルで動いていますが、この前の1250ドルから考えると、16%の上昇です。
 資本主義の終わり? 信用経済の終わり? 私はそう思えて仕方ないのですが、皆さんはどうでしょう? 仮想通貨なんてとんでもない、実態のない紙幣に信用を印刷して経済が成り立っている。その中で、今度は政府とかの裏付けもない通貨が流通するのはおかしい。どこに信用を得るのか?
 私の老後は、物々経済です。そこに物がある。そして価値がある。目に見えるものがあって、それを目に見える価値のあるものと交換する。

 逆張りという言葉がありますが、これからは
1)都会よりも田舎
2)工業よりも農業
3)仮想よりも実体
 私はそうなると思っているのですが。犯罪はどうして起こる? 人が多いからです。人が多いと、それだけ摩擦も起こる。
 地球が汚されている。食べるものがなくなる。これはもうそこまで来ている。しかし、「いつ?」と言えないから、安心している。というかその先を考えたくないんでしょう、人間は。中国が日本や太平洋、アジアで水源を買いあさっている。人の数が多いから、中国やインドが真っ先に困る国になるからでしょう。
 現在57歳で、このままいくと少なくとも30年は生きると想定していますが、苦労して働いて、楽しい老後を過ごしたいですよ。
 毎日が健康で、美味しいもの(ステーキなどの贅沢品という意味ではない)が食べられる。美味しいもの→美味しく食べられると言った方が正しいでしょう。五体満足、平和に過ごしいたいだけです。皆さん、良い週末を! 
 
 
 

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