慣れとは、実に怖いものである。

 たまたま朝走っていると、警察がスピード違反のと取り締まりをハイウェイでやっている。いつもの光景。そして犠牲者が必ず出る。どうしてスピードを出すのか?ふと考えてみると、捕まる大半の人はいつもハイウェイを走っている人ではないか?そういう私も14年間に3回ほどお世話になっている。ところが今の家に移ってから捕まったことがない。その理由の1つは、ハイウェイをあまり走らないからでは?と思った。いつもは35-45マイルで一般道を走っているのである。それがハイウェイに出ると65マイル程度、周りの車は70マイル以上でブンブン走っている。「おいおい、そんなに急いでどこに行くでござるよ」の世界なのである。彼らはとにかく早く目的地に着きたいのか、ハイウェイを飛ばす道だと思っているのか、とにかく早く走る。
 これが1つの慣れの怖さではないかと思う。そういう私がそうだったからそう思うのだ。かつてはGA400の10番あたりに住んでいて毎日35分をハイウェイを使い走っていた、早いスピードに慣れてkるのだろう。そうすると、より早いスピードを要求するようになる、それが人間の心理だろう。
 滋賀銀行の伊藤素子の5億円かな?横領事件を覚えているでしょう? これも同じこと。最初は100万円以下だった。それが成功すると、どんどんエスカレートして歯止めが効かなくなり、1000万円横領しても平気になったのである。慣れだと思わないか?
 毎日の仕事もそうで、慣れてくるのは怖いことなのである。なれてくるとこなしになるから、荒くなる、そして手抜きを覚えるようになってくる。これが人間の常、いつも緊張感を持たないといけないということか?ゴルフもきっとそうなんだろうな? 慣れとは怖い。

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