12月8日(水)

 Ocho de Decembre (Miercoles)

 

ファイザーは、同社のワクチンがオミクロン株に対して効果があると発表しました。特にブースター、3回目を打つとオミクロン株を中和するそうです。韓国ではWithコロナ政策を貫いていますが、感染数が1日7千人を超えて大変なことになっています。病床が足りず自宅で死ぬ人も出ています。東京は3週間連続の30人以下という驚異的な低さです。

このファイザーの発表を受けて、微上げだったNY株の先物が上げていて、3日連続の上げを期待できそうです。

ではマーケットです。仮想通貨は下落しています、上げすぎた分の調整? ビットコインは49075と5万ドルを下回っています。イーサリアムも4261と下落しています。昨日の12時の時点では上げていて、私はコストを下げるために500ドルずつ買いました。為替が113.71円です。ゴールド1875ドル、原油は続伸し72.15ドルで動いています、オミクロン株が大したことないとわかると原油の需要は下がらない、したがって原油価格は戻していくということでしょう。10年物国債の金利は1.47%でこれも普通に戻してきました。昨日はナスダックが3%も上げたNYでしたが、アジアは全面高、欧州はまちまちです。良いニュースには反応が早い株式相場です、今日も上げるでしょう。

 富士山の下のマグマだまりが地下15キロまで来ている、噴火は近い。という家族情報があり、調べていますが、2日のYahooニュースにも関連記事がありました。その予兆ともいえるのが低周波地震です。高周波地震は人間の感じる、地面が割れるなどの地震です、低周波地震は人間は感じない、火山の下でマグマが揺れているようなものです。これがここ最近は20年前に比べると10倍増えているそうです、これが1つのきっかけというか「噴火は近いのでは?」になるわけです。そしてマグマが上に上がってくると有感地震が起きてくるわけで、休止から活動に変わることを示します。あとは突き破って噴火するだけです。噴火したらどうなるのか? 1)大量の溶岩が流れる、溶岩の通り道は壊滅する。2)火山灰が降る、偏西風に乗って東京上空を覆うので、すべての交通がマヒする、携帯電話使えない、飛行機も飛べない。首都圏の数千万人が食糧難になるでしょう。これに対する対策がほとんどない、かつて騒がれていた「首都移転構想」も消えた、「来ないよ、来てから考える」では遅いのです。地震と火山の噴火よりも中国が攻めてくるよりも怖いわけです。これは元京大の鎌田先生の見解です、すぐに噴火が起きるものではないですけど。

 コロナ続報、ロイターには毎日数字が出ていますが、感染数では1位米国、2位ドイツ、3位英国、4位フランス、5位ロシアとなっています。死者数では1位米国、2位ロシア、3位インド、4位ウクライナ、5位ポーランドです。1位の米国は12万人が感染1336人が死亡しています。それでも米国はピーク時に比べると48%でしかありません。ちなみに日本はピーク時の1%です。韓国に至っては現在がピークなのです。


VISAは、暗号資産(仮想通貨)に対する助言サービスを開始すると発表しました。支払いが仮想通貨で可能になる、または特典を仮想通貨で受け取るなど、その需要は増しています。中国は禁止にして締め出しましたが、西側諸国が将来、これを認めないとか禁止にすることはもう手遅れに近く、仮にやれば世の中がパニックになるでしょう。それだけ市民というか庶民の中にまで入り込んでいます。またまた登場しますが、日曜日にファイナンシャルプランナーとミーティングしたときに、顧客の1人が25歳の美容師で女性だったと思いますが、給料の全額をビットコインにつぎ込んでいるそうです。仮に過去1年で考えると、50%近い上げになっているので、毎月2千ドルをつぎ込んだとしてその2万4千ドルが3万6千ドルになっているわけです。こんな良い利回りはありません。下がったのはこの2か月の間です。現金が欲しいときは現金化すれば良いので普段の生活には支障がないわけです。我々からすれば愚かでしょうが、実はそうでもないのかも知れません。ビットコインの価値が2年後に10万ドルになると想定すれば、この人は簡単に10万ドルを作り上げることができるわけです。それが今の若者の行動? 株もそうで1株や2株をゲーム感覚で買い、それを集団で買うから特定の株が急上昇する、そこで小遣い稼ぎをするのです。

雨が降ると余計に寒く感じます。

日曜日の予報も少し変わってきました、寒いでしょう、厚着ですね。暖かい恰好して予防措置をしてゴルフです。



 昨日は真珠湾攻撃の日でした。すっかり忘れていましたが、アメリカ人は忘れないですよ。我々からすれば「太平洋戦争の開戦日」なのですが。連合艦隊司令長官山本五十六、その後ミッドウェー海戦、太平洋でことごとく負け、本土決戦、竹槍で戦え! 武士道だ! 神様が守る、天皇陛下万歳。玉砕、人間魚雷、神風特攻隊、玉音放送、いろいろな言葉が生まれましたが、負けは負け。それを今でも引きずっているわけです。

 いつも書きますが、「勝たないとダメ」です。「勝てば官軍負ければ賊軍」です。勝てば何でも言える。今はビジネスが戦争です。勝たないとダメ、負けたら赤字で自分の金を突っ込み挙句の果ては倒産で夜逃げです。そんな日本人も見てきました。

 今からレストランデポに行きますが、ここに行くと多くのアジア人を見ます。しかし日本人はほとんどいない。それだけ日本は豊かな国なのか、ブルーワーカー的なレストランビジネスをやらないですね。「料理知らないし」が言い訳でしょうか? 韓国人や中国人がでは知っているか?知らないですよ。彼らは走り出してから考えるのです。日本人は走る前にまずは準備運動をする、その前に計画書を作るのです。それで出遅れるのです。挙句は失敗する。他のアジア人はそれだけ行動が早いわけです。流行っている店があればその店に行って味を盗んで同じものを作る。そしてその店を潰す覚悟でやるわけです。アメリカでは味はまだ二の次です。そこそこの80点を取っていればあとは誤魔化してやっていけるわけです。アメリカ人の基本は「自分で作るよりも外食が簡単で早いし安い」ですから、それに加え、「家が汚れない」も付随します。だから外食に相当のお金を使うのです=お金が落ちているわけです。それを綺麗ごとを言って拾わないのが日本人、「しんどいけど金儲けやないか」でやるのが他のアジア人ではないかと。極端な話、汚いお金もきれいなお金もお金はお金なんです。汚いお金ならそれを綺麗にすればいい。

 「吉野家が日本をダメにした」みたいな記事を昨日読みました。本当にそう思います。「美味い早い安い」、これだけ牛肉の価格が上がってようやく値上げしたようで、並みが税込みで426円だそうです。デフレの90年代には299円とかあった。そして値上げしない、値上げできないと理由をつけて、そこには「企業努力」という言葉が出てくるのです。企業努力とは何か、コストカットなわけでそこには人件費の抑制も含まれます。売り上げ悪い、景気が悪いと「ここは1つ我慢してくれ」と人件費を抑える=給料を下げるか据え置くのです。この結果、日本人の給料は過去20年か30年で上がっていないかマイナスになっているのです。私が92年にエスペランサを辞めたときは28歳でしたが650万円ぐらいは貰っていました。今は平均が450万円ぐらいですか? その間に家賃は上がり、物価も上がっているのですが。世界のビッグマックを比較するデータで見ると日本は微増でしかないそうです。デフレによって抑え込まれてきたのです。それで今回は、政府が「所得増計画」して、お願いをしているのが現状です。今週はうちの店の年内最後から2回目の給料日です。ボーナス支給しますよ。売り上げ良し、利益もある、従業員に還元するのが常識です。これで皆感謝してまた頑張るわけです。出すもの出さないでどうして頑張れるんですか? 学生さんの就職ランキングでは1位が地方公務員、2位が国家公務員、3位がトヨタだったそうです。安定を求めるから?クビにならないから? 冒険する人を育てる意味でも民間企業はもっと高い給料を出し、優秀な人材を入れるべきです。

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