出世してこそサラリーマン 3月6日(火)

Marzo Seis (Martes)
 大企業に入って、上に上がっていくのは大変なことでしょう。一握りの人しか上に上がれない、上がれない人は? 篩にかけられ落とされるのです。
 昨日、ある会社の4月1日付けの人事を見ましたが、一部上場の超がつく財閥系の優良な会社でしょう。
 そこには、かつてアトランタにいたAさんが大阪支店から部長になり、インドネシアの買収した子会社に赴任になっています。スポーツマンで熱血だった彼がしっかり、出世していて私は嬉しい。
 さっそく、シンガポールにいるOさんにラインして、再会してください、ゴルフでもすれば10年ぶり? と送ったのです。
 そのOさんでさえ、ここアトランタではエンジニアでしたが、シンガポールでは、営業です。これをどう分析するか、上層部は、「この男を試してみよう。意外と営業で使えるかもしれん」と思ったのでしょう。そこで芽が出るなら上に上がれる素質があるということになります。
 前の話に戻り、九州の支店長で常務だった人物が、今度は大阪支店長になり専務に出世しています。パイの食い合いで全体が伸びていない中、相手のパイを食って業績を上げたから、専務に昇格したということです。人の使い方が実にうまいんだそうですよ。

 私が思うに、官僚にキャリアとノンキャリがあるように、大きな会社にもキャリアとノンキャリがあると思います。お堅い財閥系のような会社は特にそうでしょう。キャリアなら、課長くらいまでは、ほぼ確実に上がっていける。しかし、そこから上に上がれるのはごくわずか、したがって55歳の役職定年が運命の分かれ道となります。会社に残れるか、出ていくのかの分かれ道です。こういう会社に中途で入っても上には上がれません。最初から道が違うのですから。
 こういうのは、実に日本の会社の特殊事情であり、これこそがガラパゴスではないかとも思えるわけです。社長の年齢が高いのも日本の会社の特徴、東大卒が官僚の世界なら、実業界は慶応と早稲田で固まっている、とも言えないでもないですよね。実に閉鎖的で、それが日本の社会構造を硬直化させている?とも思えるわけです。なんとなく風通しが悪くなる風潮がそこにはあります。

 北朝鮮訪問を終えた韓国大統領府の鄭義溶国家安保室長は記者会見で、北朝鮮側と南北首脳会談を4月末に板門店で開催することで合意したと明らかにしました。首脳間のホットライン設置でも一致。北朝鮮側は非核化問題協議や米朝関係正常化のため、米国と対話する用意を表明しました。
 何を考えているのか独裁者は? 限界を知り、これ以上やっても意味がないことを悟ったのか、兵糧攻めで国民が飢えて死んでいくのをみて、ついに悟ったのならそれは良いことですけどね???

 私はこういう政治的な話題よりも米国北部の暴風雨と大雪に関心があります。中西部が雪解け+大雨で洪水だったところに、今度は寒の戻りで、大雪。これが温かくなりまた溶け出すと、洪水が発生します。北東部は海上で発達した暴風雨により海水が流れ込んでの洪水です。この被害は甚大です。

 2025年東京のマイホーム事情は様変わりする、アジア人富裕層が経済移民として押し寄せる。アメリカや他の国同様、安全で治安の良い東京のマンションはこうした富裕層によって買われるということです。東洋経済の記事 詳細はここを読んでください。

 
 今日の予報は、9時から11時までが100%の雨で13時までに60%に下がり、これで終わりです。恵みの雨? というのも日曜日に芝生が剥がれたところを掘り起こし、種を蒔いて、土をかけました。畑も耕して牛糞を蒔いたので、良い感じです。土曜日までは雨なし、土曜日が30%で日曜日が80%の予報です。これで土曜日に畑、頑張れます。
 というか、春になると血が騒ぐわけです、「今年も畑やらんといかん!」という血です。土いじりすると、なんとなく気分が良いのですよ。地面の中にはしっかりミミズがいて、植え替えしたものがちゃんと芽を出してくれて生き残っている。
 人間はそのうち滅びるかもしれないが、植物はけっこう、対応して生き延びていくようにも思えます。人間よりも賢いのは変化に対応している植物かもしれません。

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