今日の出来事から 9月7日(木) 日本の野球はつまらない? 確かに

Septiembre Siete ( Jueves)

 元巨人にいたクロマティが来日中だそうですが、コメント。
「日本のプロフェッショナルの野球のレベルを見ていてがっかりしています。レベルダウンしています。野球に対する関心、ファンの熱意は健在。しかし、競技面でのレベルは少し落ちてますね。進化という部分というか、メンタル面の部分なのか、日本の野球はワンパターンと言ってもいいかもしれません。日本の野球はずっと同じで、サプライズというものが欠けています。言うなれば、全てが予想可能なのです。先頭打者がヒットを打てば、次の打者はバントする。驚きという要素、本能と呼ぶべきものが足りません。ベースボールと野球はリズムが違いますね。依然としてあまりに組織立っているというか。ですから、私は選手の自己表現をもっと見たいと思っています」
 私もそう思います。この前、たまたまテレビでリトルリーグの日本対メキシコをやっていてしばらく見ていましたが、大量に勝っているのに、塁に出るとバントさせる。どうしても1点欲しいならバントも良いでしょう。残りの回が少ないならバントも良いでしょう。それは1点を取るためとして。
 しかし、大量に点差があって、地味なバントで塁を進めて、それで楽しいか? 煉瓦を積み重ねるような野球で面白いか? 高校野球からこの調子ですよ。甲子園で勝つための野球みたいなマニュアルがありそうな気がする。
 この前、スペインに行って、「ミシュランで星を取るためのマニュアル」みたいなのがあるそうですから、甲子園で勝つための野球があるのでしょう。それを継続してプロに入っても同じようにするから、つまらない。
 勝つことは大事だが、楽しい野球も大事。5月のプレイヤーズで、最後まで残ったポールターが17番で第2打を刻みましたよ。狙えた距離でしたが、しばらく勝っていないし、2位でも50万ドル以上の賞金で、オーバーして池に落ちることを恐れての刻み。で結果は確かパーで終えた。最後も2位だった。
 それをゴルフチャンネルのシャンブリー氏が批判していました。「プロならあそこで2オンに挑戦すべきだっただろう、タイガーならそうした。」みたいなことを言っていて確かにそうだと思いました。しかし現実の生活を考えると冒険ができない。
 ファンというのは、そういうところを見ている。エキサイトとはプロの技に対して贈られる言葉で、名選手と呼ばれる人にはそういうエキサイトな場面がある。歴史に残るようなプレイがありますよ。クロマティはそれを言いたかったのではないかと。

 子供の時から塾に通い、勉強して試験に受かり良い大学に入り、東証一部上場の会社に入れば、とりあえずはエリートコース。ふつうに終えればそれなりの生活の保障があるのが、日本の会社社会ではないでしょうか? それではエキサイトがない。失敗を恐れない冒険的な仕事や挑戦的な仕事をこなして人間は成長する。そして、それで失敗しても上は認めてくれるもの。そういう会社の方がやりがいがあると思いますよ。
 まあ東芝やシャープのように身の丈に合わないこと、無謀をやると会社がひっくり返り、負けてしまうのですがね。

 Photo 
アメリカ史上最大のハリケーンは予定通りの行動を起こしています。
 この通り進めばメトロアトランタにカテゴリー3が猛威を振るう。

 アントニオ猪木参院議員(無所属)が、経由地の北京から空路、北朝鮮の平壌に到着。出発前に北京の空港で取材に応じ、朝鮮労働党で外交部門を統括する李洙ヨン副委員長らと会談する予定だと明らかに。
 猪木氏は今回の訪問について「恒例の人的交流だ」と説明。「いろいろな考え方があるが、私はたたかれようが何しようが関係ない」と述べ、長年かけて築いた北朝鮮側とのパイプを維持する考えを示した。これも1つの生き方かと思いますよ。他の人にはできないのですから、完全にはみ出しですが、この時期に北に行くことはある種の勇気だと思います。

Atlanta, GA 7-Day Forecast
 今朝は実にひんやりしています。こうも気温が下がるもんかと。季節の変わり目で、くしゃみをしていますが、今日はオレゴンから松茸が入荷します。もうそういう季節です。
 畑は鹿が相変わらず現れて、秋野菜の芽を食べるので、週末には金網を施行しようと思っています。忙しいが農業は待ったなしですよ。
 
 

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