マスターズを終えて

 今年のマスターズ、なかなか見ごたえがありましたが、やはり「神がかり」の選手が最後にグリーンジャケットを着る、という感じでした。
 ボギーなしで回ることの難しさとも言えますかね。18ホールをすべてクーチャーに付いて回りましたが、その後ろの組がワトソンでした。パー5のアルバトロスにも驚きましたけどね。
 クーチャーについていえば、9番のWボギーで運が尽きた。2つ伸ばしていたのに元のー5に戻った。それでも我慢のゴルフをしながらパー3でバーディ、その次もバーディで波に乗りかけた。次の15番はパーで16番で池超えのスーパーショットでイーグルを取りー9まで伸ばして首位タイに並んだのですが、16番のパー3で運命は分かれてしまった。右のエッジに落としましたからね。そこから巧く打ったと思うが、オーバーしてボギーとした。これがせめてグリーンに乗ってさえいれば、そしてパーを取っていれば流れは変わっていたかもしれない。
 それはミケルソンについても同じことが言える。比較的簡単なパー3で藪に入れてしまう。そこでー8からー5に3つもスコアを落とす。後半追い上げるも届かなかったわけです。ミケルソンの神がかりは3日目で尽きたわけです。後半を30で回って66で終わっていますからね。これが4日目に起きていれば優勝だったわけです。
 
 

 すべてのトッププロの技量はほぼ互角で、そのときの運が大きく左右しますね、風が吹いていたが止むこともあり、その逆もあります。数ヤードでバンカーに入れる人もいれば、数ヤードでオンする人もいる。すべては運じゃないですかね。

 その運とは何か? ルーレットのようなもので、そのうち順番が回ってくるんじゃないですかね。ただし、順番が回ってきたときに準備できていないと運は逃げてしまう。そんな気がするんですがね。

 最後にドーマン氏には実にお世話になりました。日曜日の10時にゲートに行き、セキュリティに名前を言ったものの通じず、右手のチケットを預かっている場所に行って、電話をしてもらったものの、捕まらなかったのですが、彼は突如、現れました。そして「そういう話はした。でも来るとは思わなかったよ」と言われ少しがっかりしたものの、2枚のチケットをもらいました。実は3人で行って、あつかましくも「もし3枚あればお願いしたいのですが」と言ったものの、2枚しかその場ではもらえませんでした。
 それで1人をゲートで待たせて、2人入ってから、また出てくるということになっていたんですが、私がゲートから出てくると、待っていた1人はチケットを持っていました。
 
 ドーマン氏が後で「奇跡的に1枚あった」と言って持ってきてくれたそうです。なんともあり難いことでしょう。まあ、これが演技だったのか、本当に奇跡的にあったかどうかは不明ですが、大変よくしていただきました。

 ワトソンの表彰式の後ろにも彼はいましたね。かなりの大物です。友達ではないが、マスターズの大きなコネです。大事にしないといけませんね。彼は現在、モトローラの会長です。

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