今日のニュースから 4月20日(金)

昨日は、混まず暇でもなくちょうど良いビジネスで大変満足しています。やはり中身が伴わないとダメ。やっていても面白くないですからね。忙しくて金儲けができるのは幸い、ただそれだけでは空しいですね。
良質のお客さんが、自分が売りたいものを食べてくれるのが一番です。
最初のお客さんは、「築地Xプレス」というアペタイザーを食べてもらいました。築地の魚を4種類、1つにまとめたもので、昨日掲載した魚たちが乗っているわけですが35ドルもします。まあ、日本の魚は高いので、分かる人に食べてもらわないと意味がない。
 そして最後のお客さんはリッツからのお勧めでの来店、ベルギーからカップルでしたが、どう見ても品が良い。ご主人はネクタイ、奥さんもスーツを着ていましたからね。サクラマスを出すと、追加が出る。そして握りの築地Xプレスを出し、そこに生蛍烏賊の握りなどを入れると、それも追加が来る。事前の情報では、奥さんは白身が好きではないとのこと。
 それゆえ、あえて白身で勝負するわけです。マハタ、太刀魚、マナガツオと個性のある白身で攻撃です。すると「美味しい」という。彼女の白身は北欧なのでヒラメ系の淡白なものばかりなわけです。そこに脂のある魚やこりこりの魚を出すと全く違うのに驚くわけですね。
 仕上げに何をと考えていたところ、ベルギーということで肉で締めることにしました。これは私の誘導で、前週の牛タンシチューがあったので、それを出すことにしました。そして添えのドリンクにKasteelのローグ(チェリー味のビール)を出すと、もう大喜びでしたね。これはベルギーのビールですからね。そしてこのブルワリーのオーナーを知っていて来週に会うという、ここまでのつながり、最高じゃないですか。200ドル近くを使ったと思いますが、大変満足して帰っていただき、寿司を提供した私も大変満足、気持ちの良い1日だったということです。これがレストランのドラマなわけですね。脚本なんてないですよ。お客さんはどこから来るかは分かりませんからね。舞台と同じですね。何かのアドリブが必要で、そのアドリブができたことに喜びがあるわけです。

涼しい気候ですね、冷夏? というか気になる記事があります。
雑誌NEWTONからです。
太陽の極域は,表面の爆発などの活動の原因となっている重要な場所だという。だが,実際に極域で何がおきているのか,よくわかっていなかった。このたび太陽観測衛星「ひので」は,極域のようすをくわしくとらえることに成功した。そして意外なことに,北極と南極の両方が,磁石でいうところのN極になりつつあることが明らかになった。
 太陽表面にあらわれる黒いしみのようにみえる部分のことを「黒点」という。黒点の多い時期は,太陽の活動が活発になる。黒点の数が減ると,太陽の活動はおだやかになる。黒点が最も多くあらわれる活動的な時期を「極大期」,黒点が最も少なくなる時期を「極小期」という。
 実は,黒点は強力な磁石そのものだという。そして,太陽の極域には,黒点の種となる南北をつらぬく磁場がある。そのため,太陽の極域は,太陽の活動や磁場の起源を理解する上でも重要な場だ。これまで,地上の太陽望遠鏡や太陽観測衛星によって,太陽の極域が観測されてきたが,極域の磁場のようすを把握するのは困難だった。
 太陽観測衛星「ひので」は,JAXA(宇宙航空研究開発機構)と国立天文台などによって,2006年9月に打ち上げられた。「ひので」に搭載された可視光・磁場望遠鏡により,太陽の磁場の構造をこれまでにない解像度で観測ができるようになった。国立天文台の常田佐久教授,下条圭美助教,理化学研究所の塩田大幸研究員らは「ひので」で両極域の観測を継続し,極域の磁場の全容を知ることができるマップを得ることに成功した。
 常田教授らは,太陽の活動が低下しつつある時期(2007年9月)と活発化しつつある時期(2012年1月)の極域の磁場の観測結果を比較した。2007年は,北極がS極,南極がN極となっていた。そして2013年なかばごろに予想される太陽活動の極大期には両極域の磁場が同時に反転すると予想されていた。ところが2012年の観測結果から,北極域のみS極からN極への反転が進行していることを発見した。
 常田教授は次のように話す。「今,太陽の基本的な対称性がくずれていると考えられます。本来は両極域とも次の極大期にほぼ同時に極性が反転すると考えられていました。しかし,北極域は本来の約11年周期で極性が反転しつつあり,南極域は約12.6 年で反転する可能性があります」。
 2007年の太陽は,磁力線が南極側のN極からでて,北極側のS極に入るふつうの構造(2重極)だった。それが,2012年1月では,南北の両極域にN極ができ,太陽の中心付近にS極ができるという構造になっている。つまり,棒磁石が二つ連なった構造(4重極)になっていると想定できるという。
 太陽の極域の観測は,将来の太陽の活動を予測する上できわめて重要だ。2012年10月ごろに予定されている,「ひので」による北極域の集中観測によって,北極域の極性がN極に完全に反転しているかどうかを確認できるという。
 マウンダー極小期(1645年~1715年)など,黒点がほとんどなかった時期は過去にもあった。これが原因となって,地球の平均気温が低下し,寒冷化をもたらしたといわれている。これらの極小期の直前は,太陽の周期が13年や14年と長いという特徴があった。今回,直前の太陽の周期は12.6年だった。もしかすると,地球を寒冷化させる太陽の極小期にふたたび突入する可能性もあるかもしれないという。
 常田教授によると,あと10年は極域の調査をしないと,今後の太陽の活動予測はできないという。今後の観測結果を待ちたい。  

 とありますが、壮大な話なのでちんぷんかんぷんですが、簡単にいえば、太陽の気分次第で、地球はどうでもなるということです。自然に逆らっちゃいかんということですね。
 太陽が少し活動を弱めると寒くなり、我々は滅亡しますしね。逆に活動を強めても暑くなって、これまた同じわれわれは死にますよ。それも都合良くオゾン層が紫外線を遮断してくれているからこそ、ガンにならずに我々巧く生きているわけですからね。実に面白いもんです。適度の距離+適度のバリアの中で生かされているといっても過言ではない。
それで、北朝鮮がどうのこうの、イランがどうのこうの、と馬鹿なことばっかりやっているわけで、人間ってのは本当に小さな哀れな生物であると認識すべきなんですね。昔の人の方が、太陽を神として拝み、まともな生活を送っていたんじゃないですか。

まあ、週末です。ここいらあたりを掘り下げて、「自然には逆らえない」ということを認識し、人間らしさを取り戻すのも良いかと思います。私ですか?緑の芝の上で人間らしさを取り戻しますよ。自然と戯れですからね。はい!


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