諸々 5月20日(木)

 Veinte de Mayo (Jueves)

 友人のお父さんがなくなりましたが、86歳でした。すでに病気であったと記憶していますから、仕方ないのですが、帰国するわけにはいかないわけです。帰国すれば2週間の隔離ですからね。それゆえズームで葬式に参加するそうです、コロナならではのこと。特に非常事態宣言が出ている地域だとこれまた親族が集まるのも大変、いろいろありますわ。

 

住宅が不足する4つの理由、1)住宅供給数が1970年代以来の低い数字である。2)ミレニアムという大きな人口の層が住宅を買い始める時期に入っていてこれは数年続く。3)住宅着工数は年間150万が限界であること。4)差し押さえが減っていること、住宅ローンの4.5%が焦げ付き始めているものの、政府がそれを延命しているので市場に出てこない。これらが住宅不足を引き起こし、価格の高騰を招いているのだそうです。


SLG, スーパーリーグゴルフの略ですが、PGAに対抗して新しいトーナメントを開催したいようで、それが選手の引き抜きにかかっています。高い賞金、予選落ちなし、少人数の枠、などなど、選手を勧誘していますが、まだ大物が移るという話は出ていません。危機感を抱いているPGAやUSGAはSLGに移れば、PGA系の出場資格ははく奪するとコメントしています。

 ついでに分かったこと、ゴルファーは予選落ちしても賞金をもらえる?実はもらえるんですね、メジャーの試合に出ればの話です。マスターズでは1万ドル、USオープンなども1万ドルです。全英オープンはその予選落ちの成績により7500ドル以下が支払われています。

 

自動車販売の怪物、F150のEVが朝のニュースでも紹介されていました。年間84万台を売るアメリカで最も売れている車種で、この1位は数十年変わっていないはずです。それがガソリンから電気に変わるわけです。価格は4万ドルから9万ドルの間です。




仮想通貨の取引は継続するよ、とツイートしたんで少し上げました。昨日は大暴落の仮想通貨でした。現在はビットコインが$40565、イーサリアムが$2750になっています。




昨日、NYに上昇したスウェーデンのビーガンミルクメーカー、Oatlyです。今回のIPOで$1.4Bを集めています。

ハイテクだけではないんですね、ビヨンドミートもそうでした、これから伸びる分野です。


世界第2の大国、中国が仮想通貨の企業決済を禁じたわけで、これが通貨暴落の引き金でした。すでに早い段階から中国政府はこうした暗号通貨を実態のないものとして、認めていなかったため、中華系の取引会社は中国国内ではビジネスができず、海外に取引所を移してビジネスをしてきました。しかし国内に残ったものもいて、それが今回の値上がりで活況を得てきたので、叩かれているということですかね。人民元と仮想通貨を交換することもできるので、これでは政府が監視できなくなるという恐れからの早めの措置ではないかと。


明日からもう85度ですから十分に暑いわけです。ちなみにNYも日曜日には91度まで上がりますが、その後は75-80度の間で落ち着いています。ロスもそうです、月曜日に81度まで上がりますが、それまでは70度と少し低い気温です。ホノルルは82度と最高の気温、下も72度でこれが毎日続いています。なぜゆえジョージアだけが暑いのか?

 母の日の後、レストランは少し暇になってきているそうです。確かにうちもそうです。前年比140%は維持していますが、先月のような勢いはありません。物不足は今後も続きそうで、味の素がシュウマイとかの原材料の一部が日本からくるのが遅れているとか、高騰しているとかで、作れない、値段が上がる、二重苦になってきています。仕入れる方も大変で、切れそうなものは在庫を積み上げていくので、在庫負担が大変です。ワインで積み上げ、醤油やソースで積み上げ。家が倉庫になりつつあります。

 昨日は真砂関連の寿司の値上げを行い、今日はアペタイザー関連の値上げを行います。2日連続のメニュー価格改定ですよ。そうでもしないと儲からないものが出てきています。1ドル程度の値上げ調整ですが、じわじわ上げていかないといけないわけです。このまま進むと「貧乏人は食えない」状態になるでしょう。この前テレビで見てきた「2030年問題」が現実の世界になる。「あれステーキ食べたのはいつだった? 2年前だよね」「もうウニは高値で5年も食べてない、永久に食べることはないだろうね」そんな時代やってくるでしょう。まだアメリカは良いですよ、食糧が豊富ですから。日本は島国、輸入していかないと食べていけない国です。パン食止めて米食に戻りますか? そんな時代も遠くないですよ。

 悲惨なこと、ネガティブなことを書きますが、それが未来への警告です。私、別に狼少年ではありませんし、確かなリサーチも行い、こうなると思って書いています。仮にこの予想が外れるなら、結構なことです。できれば外れてほしいですよ。しかし現実問題はどんどん迫ってきています。それは船の衝突のようなもの、最初は遠くに見えて、「あんなのこっちには来ないよ」と思っていたらどんどん接近して最後にはぶつかるわけです。面舵一杯切ってもぶつかるときはぶつかります。それだけ船の方向を変えるのは大変だということです。 

 迫りくる危機も同じですよ。まだ遠くにあって見えない。しかし確実に近づいてきて、現実になるともう方向修正はできなくなるのです。そうならないために、今から準備しておくことが大事ですよ。老後の資金問題も同じ。会社の年金あてにしてもクビになったら終わり。20代から始めて取り組めば間に合うわけです。遊ぶ暇あったら金貯めよ、蟻とキリギリス、どちらを選ぶ?備えあれば憂いなし、それを実行できている私だから言えることです。

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