コロナは夏には終わらない 4月3日(金)

Tres de Abril (Viernes)
 テレ朝のスーパーJチャンネルに出ていた元国立感染症研究所の室長の加藤さんの話でしたが、2003年にCDCにいてSARSの現場にいたそうです。その時はイタリアの医師がベトナムで「これはいつもの肺炎とは違う、新型だ」ということでデータをCDCに送っていたそうです。その医師はここで死んでいます。その努力もあって、香港と中国の封じ込めに成功し、8か月で収束した。

 では今回のコロナはどうなのか? SARSにも似ているのですが、その大きな違いは
1)軽症、無症状が多い、従ってそういう人たちが行動して移していく
2)中国人が2003年に比べて世界中に旅行している
3)その反動というか、世界の工場、市場を求め、世界中の人が中国に行っている
 SARSの時と同じように、中国人医師が「これはいつもの肺炎とは違う」と新型であることを発見し、訴えたものの、それは共産党によって黙殺された、その期間が2カ月? その遅れが今回の世界的な騒動に広がった。
 中国の国際化が招いたのがコロナであると。それが終息するのは夏では無理、世界中に広がり、人間が抗体を持つようになると終わる。 
 そして来年以降も毎年、コロナが出てくる、普通のインフルエンザ扱いのようなカタチで残るのではないか。さらには毎五年にこうした新しいインフルエンザのようなものが出てきていて、今後もこれは続く。大変分かりやすい話でした。

 さすがアメリカ、国家権力を行使ですね。3Mが作っているマスクをFEMAが優先的に欲しいだけ調達できるようです。その国防生産法というのがあり、3Mと政府の間で何か問題があったようですが、その内容は分っていません。

 
Chart: Countries most cases 200403
アメリカダントツの1位、独走中、それではコロナアップデート1)世界では101万6千人が感染、53100人が死亡
2)アメリカでは、245540人が感染
3)シンガポール政府が学校や企業などを一時的に閉鎖
4)コロナの恩恵?任天堂などゲーム機メーカーは売り上げ急伸
5)韓国の感染者数が1万人を超えた
6)マイアミ市長がマイアミ国際空港の閉鎖をトランプに嘆願
7)ドイツの感染者数が、中国を抜いています

 ホワイトハウスが注目しているのは次のホットスポットで、現在40%弱がNYエリアです。ルイジアナ、ミシガン、コネチカット、インディアナ、ジョージア、イリノイがこれに該当するのではないかと危惧しています。
 NY市長は市民に外出するときには、バンダナでもいいから顔を覆うことを推奨しています。
 
CHART: Germany outbreak 200401
 これがドイツなのですが、日本がこうなるのではないかと、そこを心配しているのです。
On the frontlines as medical workers and cleaners battle to prevent the spread of coronavirus.
これがブラジルです。畑に種を埋めるために穴が掘ってあるのではありません。死体を埋めるための穴掘りです。「すべてはリオのカーニバルで世界中から人が来たためよ」とある人は怒っていました。

 
A look at COVID-19 cases in Georgia
 これがジョージアの数字です。昨日ケンプ州知事がStay in Shelterの命令を出しましたが、することは同じです。不要不急の外出禁止。しかし人は外に出て散歩や運動します、そうしないと運動不足でアル中増えるし、病院に行かないといけない。まあ集会とか飲み会をしてはいけない、それだけです。ゴルフ場が開いているのが不思議なのですが、これも運動の一環と考えられているからでしょうし、他のスポーツと違い、人がぶつかり合うことがない、濃厚接触がないからでしょう。

 
More Sunshine Today
天気が良いので、新鮮な外の空気を吸うと良いでしょう。家の中でもスクワットするとか、ソファーに座っても足の上げ下げをするだけで、足の筋肉を鍛えることができるそうです。

昨日は、食洗器の会社の人が来たので、業務用の消毒液を買いました、売れると思い多めに買い、1つ50ドルで販売しています。50ドルは高いのですが1400回も使えるので、1回あたりは3.5セントです。こうして考えると半年分以上ありそうでお得なのです。フォームが出てくるのも使いやすいですね。

今日は酒とワインが1千ドル程度届きます。アルコール類を売るしかない。私はそう思っています。他の店ではあまり売れていないようですが、うちでは売れています。

 PPPローンの申請も行います。Paycheck Protection Program これは政府が従業員の雇用確保のためにお金を貸し付けるのではなく配布される=無料のお金?みたいです。従って申請しないと損。しかしここにはルールがあって、過去数カ月のPayrollのデータが必要なのだそうです。
 うちは真面目にPayrollを発行していますから、良いのですが、不法滞在者とかに現金で支給している店は、これが申請できない、申請できても貰える金額が少ないのではないかと思います。
 あとSBA、Small Business Administrationスモールビジネスのローンもあるようで、これもお金をくれるみたいで、申請します。CPAがいろいろ教えてくれます。

ようやくIRSから税金の還付が入金されて資金的にも落ち着いてきました。会社に’金がないときは貸付ます。とりあえずは4月も売り上げ半減でもなんとかなると確信しています。みなさん、良い週末を!

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