提案をしてあげる 9月25日(水)

Viente cinco de Septembre (Miercoles)
 昨日は業者がお客さんを連れてきて、会食だったので、売り上げ達成しました。その中で、やはりその業者さんの商品を使って、料理を作ってあげるのが親切かと。
 普段、自分たちが売っている商品が末端のレストランでは、どのように使われているのかを知る機会になります。
 その中に、チキンの唐揚げがあり、私が思うに業者の持っているので一番美味しいのは、日本食研ではないかと思うわけです。
 うちの店では最近では、これにカレー粉(ターメリック)を混ぜています。そうすると唐揚げが少し黄色がかり、色が綺麗になります。そしてターメリックはカラダに良いので、訴求力もあるわけです。こうした提案をお客さんにしてあげたら、どうですか? と私は言ったのです。
 物を売るにも自販機的に売るのではなく、提案型の売り方は、お客さんに喜ばれるはずです。

 How Dare you? が昨日のラジオでは頻繁に流れていました。グレタさんのスピーチを皮肉る放送もありましたが、昨日たまたま来たアルゼンチン人のセルジオにも話をしましたが、彼は二酸化炭素の排出が本当に温暖化の原因であるかどうかは、懐疑的でした。「5%かもしれないし、10%かもしれない、0%かもしれない」ということでした。その理由は、地球はこれまで長い歴史の中で幾度の温暖化と氷河期を繰り返してきているからです。
 たまたま、この200年が温暖化の傾向にあり、その中において人類が化石燃料をたくさん使い、温暖化い拍車をかけたのではないか。そういう見方もあるということです。これを否定する理由はありません。
 大きな1千年とか1万年の単位でいえば、地球は寒冷化に向かっているという説を私は信じているのですが、その中での100-200年単位での温暖化です。
 しかし、これは人類=生物にとっては大問題で、死活問題でもあります。我々は、暑くても寒くても生きてはいけないからです。
 それゆえの温暖化論議? 簡単に結論の出ないことですが、今後起こり得る問題に対して、どう対処していくかを自分なりに分析・理解し、行動していくことです。

 温暖化は懐疑かも知れませんが、ゴミの問題は明らかに人類の生活=生態系に大きな影響を与えています。その解決法は簡単で
1)ゴミを出さない
2)ゴミを作らない
3)持つよりも借りることで無駄を省く
4)考え方の転換、物欲への抑制
こうしたことで、かなり前進できるのではないかと思います。
1)ゴミを出さない それは資源ごみの回収に協力する。生ごみは地中に埋める。
2)ゴミを出さない レジ袋をもらわない。過剰包装を避けるなど。
3)無駄を省く 週に1回しか乗らない車はやめてレンタカーにするとか。
4)物欲への抑制 金持てば物を買う、大きな家を買う、車を数台持つことの抑制
 まあ、ファッションは大変でしょう。毎年流行が変わる中、消費者がベーシック志向になっていくと、物が売れなくなります。しかし、これまで廃棄された洋服もたくさん、あったのですから、仕方のないことです。

 昨日から実際に資源ごみの回収を店で始めました。まあ狭い店なのにゴミ箱を3つ設置(これはすべてポリの容器=生姜の入れ物を使い、新規では買っていません)
1)瓶類、ビールやワインのガラス瓶
2)プラスチック容器 1-6までは回収
3)アルミ缶、コーラなどの缶を回収
これらを集め、溜まったら家に持ち帰り、土曜日にリサイクルの場所に持っていくわけです。どこまでできるのか、とりあえずの実験です。

ニューヨーク 25万人
メルボルン 10万人
ベルリン 27万人ドイツ全体 150万人
ロンドン 10万人
東京 5000人 さてこの数字は何?
 先週の金曜日、9月20日に気候変動のデモに参加した子供の数です。NY市では市長は、この日の公立校を休みにし、親の同意があれば大人同伴でデモに参加して良いと、したそうです。それに対し、東京の数の少ないこと。それだけ日本の子供はこうした事態に関心がないのか、勇気をもって立ち上がろうとしないのか。

 地球温暖化が進むと今世紀末に海面が1メートル強上昇し、世界の氷河は40%以上失われる恐れがあるとする特別報告書を、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が公表しました。生態系に深刻な被害が生じ、高潮や巨大台風などの災害リスクが増すと警告していますが、すでに災害は増加傾向にあります。アメリカしかり日本しかり、海に囲まれた日本は特に危険度が増すと私は思います。
 数年前からこれは言われていたことですが、現実の問題になってきました。多くの海岸沿いの街は消えるのです。わずか1メートル、しかし地球全体で1メートルは何が起こるか分かりません。そのうち災害での死者が戦争での死者を超えるでしょう。
民族同士の争い、宗教戦争をしている場合ではないのですが、人間は実に愚か。

 
Record Breaking Heat Possible
 今日から不快指数が上がります。朝晩は心地よいのに昼間は暑い。これって砂漠化? アリゾナなどがそうです。朝晩と昼間の温度差がかなりあります。
 「便利なことは環境に悪いこと」、「不便なことが環境に良いこと」、そう考えると、かなり納得がいきます。歩けばいいのに、車があるから便利、早く着きます。でもに参加炭素を増やす、歩けば運動にもなりメタボ対策にもなる。しかし、時間がかかるから、しんどいから不便。
 環境問題だけではありません。2千年以上も人類は殺戮の繰り返しを行い、王政だ革命だ、社会主義だ、民主主義だ、と繰り返してきました。
 勝者に見える民主主義=資本主義は、本当に勝者か? 格差を生み出し、人間の平等性が生まれています。持つものと持たざる者の差は実に大きい。
 弱肉強食が資本主義であると私は思います。勝たないと殺されるだけ、相手を倒さないと自分がやられる。勝てば官軍、大きな家に住み、高級車を買い、旅行してグルメを食べ、高いワインを飲む。それを人々は贅沢と呼ぶのでしょう。
 しかし、その一方で、その資本主義経済を支える政府は大赤字で、その債務は膨らむばかり、それで本当に資本主義が勝者と言えるでしょうか? 何かがおかしい、景気が良いのに財政赤字は日本もアメリカも増えるばかりです。やがてそれは国民に負担となり、繁栄した資本主義も終焉するのでは?
 慎ましい生活をしましょうよ。よく言われることです「無理・ムラ・無駄のない生活」、1日3度のご飯が毎回美味しく食べられる生活が一番、人間にとって良い生活なのでは?と私は思うわけです。

Comments

Popular posts from this blog

実録 詐欺物語

ハワイ島は超金持ちのお忍び場所

お気の毒 2月1日(水)