今日から値上げ 4月9日(水)
Aprile Nue (Mercoledi) Nueve de Abril (Miercoles)
関税の発令を受け、今日から日本の鮮魚を扱う商品を10%程度値上げします。仕方のない事です。米国民はどう受け止めるのか?
昨日、ペットフード・ビジネスをするスティーブと話しをしました、先日FLにいたそうで、マルハの社長にも会ったとか。稲葉の会社名も知っていました。彼の会社はタイで作られたペットフードを買っていて関税36%なのですが、10%程度の値上げをすると話していました。
中国に対して104%? これ「我慢比べ」でしかない。それで何が起きるか、1)中国に出荷できないとうもろこしや大豆が倉庫に停滞する。2)チキンの足も倉庫に停滞する。3)米国内では中国製品の品不足を懸念して買い占めが起きる。4)対中国の輸出入業者は仕事が減り、従業員の解雇が起きる。場合によっては倒産。5)品不足や解雇が増えると生活苦になる人が増え、その中の不満分子が暴動を起こす、商店を襲い略奪が起きる。そんなシナリオでしょうか。
アメリカの下層はすぐに暴動を起こし、略奪を行いますよ。これまで過去10年で何回あったか? ダウンタウンのレストランが破壊され、Buckheadの高級モールから品物が略奪され、数が多いと警察も手に負えないですね。
トランプの頭の中にあるのはアメリカの金利を何としても下げること。その理由はアメリカの財政の破産危機。米国債の残高は36兆ドル、日本円で5300兆円。 このうち、2025年に満期を迎える国債は約9.2兆ドル。政府はこれを償還するため、新たに同額の借り換えをする。加えて、年間の利払い費用も約9520億ドル(約140兆円)で、これは国防予算に匹敵する。 米国債の償還は今後数年続きますから、可能な限り低金利に誘導しないと、巨額利払いが将来にわたって続く 債務上限を上げるだけでは不十分なのでしょう。トランプは、FRBに利下げを迫ってきた。それで大ナタ振り、株価を下げ、景気を落として「利下げせんといかんぜ」と強引に迫っている。 大統領が独立機関とみなされているFRBに圧力をかけることはタブーだとを考えると、トランプの干渉は極めて異例。アメリカの政策金利は現在、4.5%。これをコロナ禍が始まった2020年の0.25%に近付けるために株価暴落→金利低下→米国債を低金利で借り換える、というシナリオ。 財政破産を免れるためにあえて株価暴落を誘導しているのだとすれば危ない橋ですが、歴史を振り返ると関税政策で大失敗した過去がある。「1929年の世界恐慌の際のスムート・ホーリー法=高関税政策でしたが、世界貿易が停滞し恐慌をさらに深刻にする逆効果を招いた。トランプは『貿易相手国が驚異的な何かを提供すれば関税の引き下げ交渉に応じてもよい』と語り、ベトナム首脳が対米関税の撤廃を提案するなど“効果”が出始めました。他国がどこまで続くかでしょう。
中国に対しては脅しでは効かないでしょう。中国には人質=米国債があります。現在7950億ドル分、かつては1兆2千億ドル、これを少しずつ売りリスクを減らし、ゴールドに替えてきた中国ですよ。大量に米国債を売れば市場は暴落しますね。だからあんまり強気に出れないわけです。
そう考えたら、日本も中国以上に米国債を抱えているので、脅しには使える。しかし属国日本は売れないですよ。
私の勘ですけどね、CIAからお金をもらっている財務官僚がいるはずです。甘い汁を飲んでいるから何もできない。下手すると「暴露」されますからね。以前に中川昭一がリーマンの時に「米国債を買ってくれないか」と言われ、断っています。その後彼は、おそらく毒殺され、そして大蔵官僚がその後米国債を購入しています。CIAの暗躍は中国や欧州だけではないですよ。日本は常に、アメリカの都合の良いように動けるように「飼いならされている」のですよ、だから「真の独立」をしないとねえ、1945年から占領されたまま。
安いチャンピオンディナーだったようです。
今日はPAR3コンテスト
中国が84%を明日から発令、泥沼化ですね。従ってマーケットは下げています。
気になるのは10年物国債が上げていることです。4.45%まで上がっています。
円も144円台になっています。輸入品の価格は上がります。
デルタはCEOが減収になるだろうと発言しています。
まあ、そうでしょう。航空貨物も減るし、国内国際共に、利用者は減る。唯一良いのは原油が下がり、コストが下がっていること。56ドルですよ、しかし手当したのは数か月前で、この価格の効果が出るのは秋以降?
木曜日の夜から金曜日にかけて雨。これはオーガスタにも影響が出ます。金曜日の朝になるでしょうが、70%になっています。
土日は変わらず晴天で、62度72度になっています。
白人が勝つのか、アジアが勝つのか? 強引な白人ビジネスは脅して、これでもか、押さえつけるだけで解決するでしょうか? 北風と太陽?
北風と太陽が、どちらが強いかでいい争っていました。
議論ばかりしていても決まらないので、それでは力だめしをして、旅人の着ものを脱がせたほうが勝ちときめよう、ということになりました。北風がはじめにやりました。 北風は思いきり強く、
「ビューッ!」と、吹きつけました。
旅人はふるえあがって、着ものをしっかり押さえました。
そこで北風は、いちだんと力を入れて、「ビュビューッ!」と、吹きつけました。
すると旅人は、
「うーっ、さむい。これはたまらん。もう1枚着よう」
と、いままで着ていた着ものの上に、もう1まいかさねて着てしまいました。
北風はがっかりして、「きみにまかせるよ」と、太陽にいいました。
太陽はまずはじめに、ぽかぽかとあたたかくてらしました。
そして、旅人がさっき1まいよけいに着たうわ着をぬぐのを見ると、こんどはもっと暑い、強い日ざしをおくりました。
じりじりと照りつける暑さに、旅人はたまらなくなって、着ものをぜんぶぬぎすてると、近くの川へ水あびにいきました。
この話は、人に何かをさせるには、力ずくでやるよりも、相手がその気になるようによく説明するほうが、効き目があることが多い、ということを教えています。
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