朝は冷え込み 4月16日(水)
Aprile Sedici (Mercoledi) Dieciseis de Abril (Miercoles)
朝は冷え込んでいます。45度は寒い。これ書いていますが、足元には電気ストーブですよ。
ジョン・ボルトン前国家安全保障問題担当大統領補佐官は、なんと言っているか? イエール大学を出て弁護士資格を取り、米国政権に長くいた外交の専門家です。トランプがバカ過ぎて辞任しましたね。トランプは同盟国の信頼を「失墜させている」一方で、中国は利益を得ていると指摘しています。
ボルトンは、トランプが中国に貿易問題で厳しい姿勢を見せていることは、広範な世界的な関税導入が同盟国だけでなくライバル国にも打撃を与えるため、裏目に出る可能性が高いと指摘。 これは月曜日、CNBCからのインタビューに答えたものです。「これは決して友人に対する態度ではない。公然と彼らの顔を平手打ちし、『貿易交渉で改善が見られなければ関税を課す』などとは言わない」と述べています。
「そして実際、貿易戦争に真に値すべき唯一の国、つまり中国に対して、我々は親友国と関税戦争を仕掛けることで、戦略的に彼らをはるかに有利な立場に置いてしまった。もし我々が共に行動していれば、中国の行動に影響を与えることができたかもしれない。これは単なる経済的な失策ではない。これは戦略的な失策で、この関税政策を撤回しなければ、米国は大きな代償を払うことになる。」
ホワイトハウス報道官はCNBCの取材に対し、すぐには回答せず。 トランプは4月2日を「解放の日」と呼び、ほぼすべての国と地域に関税を課すことを発表。その計算は経済学者から無意味だと徹底的に批判された。この日、トランプは世界市場を混乱に陥れた。輸入品に一律10%の関税が世界的に課される一方で、多くの国は米国との貿易赤字に基づいて、はるかに高い関税を課せられた。
トランプは、この措置は関税とは無関係であるにもかかわらず、「互恵的」な措置だと表現。 市場の混乱、数兆ドルの富の消失、米国債利回りの急上昇を目にした数日後、トランプは、90日間の一時停止を発表したが、同盟国を含むすべての国に対する一律10%の関税、メキシコとカナダに既に課されている25%の関税は維持した。その後、トランプは、既に米国製品への関税で対抗していた中国への関税を引き上げた。
世界二大経済大国は報復関税をエスカレートさせ、現在、米国は中国からの輸入品に145%の関税を課し、中国も米国からの輸入品に125%の関税を課している。
中国は「最後まで戦う」と誓っており、トランプ政権は最近、スマートフォンを含む中国からの電子機器の輸入を免除すると発表。 ボルトンは、知的財産の窃盗、不公正な競争を生み出すための特定産業の保護と補助金支給、そして「WTOの操作」など、中国が不公正な貿易慣行と違反行為の責任を問われるべきだというトランプ氏の信念には同意。 「この問題に対処したいのであれば、日本、韓国、シンガポール、その他のアジア諸国、欧州諸国、そして米国と同様に中国の被害を受けた世界中の国々と協力することが理にかなっている」とボルトンは述べた。
「むしろ、我々は友好国と戦争をし、中国と効果的に対処する能力を著しく損なっている」 国際社会の指導者たちはトランプの行動を批判。フランスのバイルー首相は、「米国大統領は世界中の信頼を粉砕するハリケーンを起こした」と述べた。
月曜日、中国の習近平首相は、一部の観測者が「魅力攻勢」と呼ぶ東南アジアでの外交に乗り出し、まずベトナムを訪問し、マレーシアとカンボジアへの訪問を予定している。 「習近平は同盟国の構築に努めている」とボルトンは述べた。
「もしトランプに少しでも分別があれば、同盟国を疎外するのではなく、同じことをするはず。…第二次世界大戦終結以来、過去80年間にわたり築き上げてきた信頼、誠実さ、そして国民の米国への信頼を、トランプは粉々に砕いている。しかも、中国は、この混乱の真っ只中において、我々は実は安定の島だと言っている。トランプにはそれが理解できないと思う。」
ボルトンは、中国の指導者は「東南アジアでの活動を止めない」と述べた。「関税が課される前から、中国の側近たちは韓国と日本と、米国の関税に対抗する共同戦線を張ろうと話し合っていた。米国から見れば、このような事態を放置するなど、正気の沙汰ではない。」
とまあCNBCにあった記事を翻訳して縮小したのですが、賢い人の考えはこうであると、そしてボルトンは長年、米国政権=ブッシュの時代から、に関わってきた外交の専門家でもあります。それもあってトランプは一次政権で登用したのですが、あまりの酷い運営に嫌気が刺して辞任したわけです。今は敵対していますよ。
これは貿易戦争前の数字ですが、中国の第1四半期のGDPは、5.4%と高い伸びでした。
さて、これが第2四半期にどうなるのか?4%?
前に書いたかも? アレキサンドリア・オカシオ・コルテス(AOC)はサンダースとの全国金集めツアーで第1四半期に9.6Mを集めています、シューマーがわずかに14万ドルしか集めていないのと比較すると、いかにこの若い女性に民主党員がエールを送っているかが分かります。極左とは言わないが、そんな感じ。金持ちを潰し、富の分配を、そんな感じですかね。
マーケットは動いています。ゴールド3300ドル超え。3323ドルは米中貿易戦争の影響。為替は142.7円、1.1347ユーロで進行中。原油は61.92ドル、10年物国債は4.339%です。株はアジア下げ、欧州下げ、NYのプリマーケットは下げています。
まあしばらくは静観ですね、また上がるから、でもいつ?
3月の小売りデータは期待値の1.2%よりも良く、1.4%でした。問題は4月以降ですよ。
ついにバイデン前大統領が話した。堪忍袋の緒が切れたのか?「100日足らずで新政権は多くの被害と破壊をもたらした」15日、退任後、初めて公の場で演説を行い、トランプ政権を批判。
「アメリカを他の国とは一線を画す存在にしているものは何?私の考えでは基本的なアメリカの価値観です。誰も王ではなく、誰もボスではない。誰にでもチャンスがあるのです」
「これほど国が分断した状態ではやっていけない。私も長くやってきたが、ここまで分断したことはなかった。もっとも、およそ30%の人なのだが、その30%には心が無い」 「団結すればアメリカにできないことは何もない」とまあこれで終えたのですが、トランプがどこで「口攻撃」をしてくるかですね。自分を批判する者を容赦なく、ぶった切るのですから。でもバイデンよ、あんたも酷かったよねえ。
同郷のよしみ? 赤沢、大丈夫か?筑波大駒場高校から東大法学部へ、そして運輸省に入り、コーネル大学でMBAを取得。まあこれは国費でしょう。その後衆議院議員になっています。当選6回。出身は東京都ですが、鳥取2区から出ています。鳥取は母親が青春期を過ごした場所のようです。
コーネルだから、英語は問題ないか、こういうの、通訳なしでできればねえ、株が上がりますが。あとはアメリカ式の交渉ができるかどうか。とろあえず、日米航空交渉を行った経験はありますが。英語のスピーチとははないようです。まあビジネス英語はOKかも。
昼間は71度まで上がります。
明日の朝は54度、昼間は78度です。ここから回復していきます。
そうえいば、5万円を国民に配るとかありましたが、それよりも10%の消費税を5%にする、その方が国民は喜ぶのでは? どうしても消費税を下げたくないんですよね。1回だけのモルヒネ打って、それで幸せになれるか? 継続的な点滴や薬剤を入れていかないといけないのでは? 政府よりも官僚が=財務省が強いということはそういう事でしょう。
アメリカなら、政府が「5%にするで」といえば1週間以内にそうなるのでは? 一体何が難しいのか、POSの設定変えるだけじゃん、区切り良く「来月の1日からの分で」と指示するだけでしょうに。内税とか外税とかややこしいのも止める。税の簡素化ですよ。賢い人がどんどん複雑にしていくんですよね。
総務省のホームページにはこんなことが書かれているんですよ。「今の日本では一般に公平・中 立・簡素の3つが租税原則と言われております。 税金というのは強制的に徴収するものですから, 当然法律に基づいて課税しなければいけません。 その意味では公平・中立・簡素ということの他 に租税法律主義ということも大事な原則です。」全然書かれていることと実際は違いますね。絵に描いた餅ですよ。消費税廃止もいいが、まずは消費税5%を実現してください、山本太郎殿。
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