死闘！マスターズ ４月１４日（月）

 Aprile Quatrrodici (Lunedi ) Catoce de Abril (Lunes)

この写真は実に良い、キャディが一緒に写っています、なかなか見れないですね。キャディがいるから勝てた。

まさかのプレイオフでマッキロイが念願のグランドスラム、史上５人目ですか。まあ１８番の椅子取りで良い場所に座ってこれを観れた日本人ツアー客は喜んでいたでしょう。５００万円使って見に行く価値を見出したのではないかと。私の分析では、１３番でまさかの池ポチャをしなければ、マッキロイは余裕で勝っていたでしょう。ローズも良く追い上げましたが、２日までリードして３日目で躓いたのがデカい。

　私は土曜日の夜に仕事を終えると車に乗り込み、オーガスタへ。到着が１２時２０分。そして用意されたベッドで３時間半寝ました。４時半にミニバスでホテルを出て会場へ。今回はゲートの前から１０場番目以内でした。それを７時の開門を気温４５度の中待つのです。行く前に渡されたおむつをしています。水は飲まないし、トイレも何回も行って出し切る。それでゲートは７時に開くが、今度はチケットのチェックの手前のトンネルでまた待たされる。まあ山手線の朝の通勤ラッシュで、３０分を立ったままで寒い中、待たされるイメージです。ここでおむつの出番かと思いきや、そこは耐えました。

　そして一斉に人間津波＝５千人がなだれ込むわけです、「走らないで」の制止ですよ、誰かがこけたら死人が出ます。そしてそこからコースまで人間津波、ちょうどカリフォルニアの土石流のような感じが人間になり流れ込むイメージです。前へ前へと進み、今度は１番のCrossWayの見える場所でまた制止、今度は８時まで待つわけです、これが３０分ですね。それで後は皆さん、好きな場所で椅子を持ち、早歩きです。我々は１番から左折し１０番を超えて、１８番のテレビの鉄塔の右を目指しました。もうすでにスポンサーとかでかなりの席が埋まっているので、そのわずかを求めて椅子を置く。それで任務完了です。

　数年間にも経験したことですが、この貴重な体験は他ではできないのです、辛いですよ、でも病みつきになる。なんとも表現できないですね。それで私はトイレに行って、出すものを出す。買い物です。もうすでに大行列。最後部に「３０分待ち」とありますが、実際には１時間かかったことでしょう。中でごそっと買い物２千ドルです。それが終わったのが９時過ぎ。練習場へ行き、松山を見て、メンバーのドーマンさんを探したがいない。その後、どこかで見たことあるトリップさんを見つけた。確か、クーチャーのGAテックの同僚でメンバーですよ。目が合えばと思ったが、合わなかったので、挨拶なし。まあ彼は時折、持ち帰りをするので、その時に話そうと。

　そして有名選手のパット練習を見て１０時過ぎに出ました。次の人が待っているわけです。私の観戦はここで終わりです。お金を払っていない人は３時間ほどコース内にいたわけですね。まあ、これも運が良いと、ツアー客の中で病気になるとか、子供がいて「行きたくない」とかあれば、午後も継続して見れることもあるわけですよ。

　来年は何か策を考えないといけないですね。というのも、炊き出しのようなことをやらないと、ツアー客が食べれるものがない。前は雅という店があったのですが、ここは最近、味が落ちて誰も行かないそうです。おにぎりとか簡単なものを提供できれば良いのですよ。

　まあ、私は引退したら、この仕事をやりますけどね。オーガスタに店を開けても、この１０日間しか、儲かりません。残りは遊びになりますよ。目抜き取りのWashingtonRd.を見ればそれは分かります。潰れた店がそのままあります。

　マスターズはゴルフのメジャーという見方もありますが、これは「地方の都市がどう栄えるか」を教えてくれる１つの良い例なのですよ。医療関係と核兵器工場と原発ぐらいしかないＧＡの田舎の街に、１年で１回、ボーナスで出ます。年々、その経済効果は大きくなっているはずです。これが日本もどこかの地方都市でできるなら、最高じゃないですか。

携帯電話や電子機器に対する関税をカットして、株が上げています。

ビットコインも85000を回復。為替143.33円、1.1365ユーロ。ゴールドは少し下げ3225、原油は62.40、１０年物国債は4.427％です。株はアジア上げ、欧州上げ、NYのプリマーケットも上げています。ダウは１％、ナスダックは２％上げです。

　経費削減のはずですが、WSJの分析では、トランプ就任後に連邦政府が２兆ドル（約２８５兆円）に迫る連邦予算を支出した。これはバイデン政権当時の前年同期より１５４０億ドル多い数値。政府支出を減らすために連邦機関の大規模なリストラに出たが、実際の数値だけではまだトランプ政策の効果を感じにくい。トランプが選挙当時に社会保障、メディケアとメディケイドなどの固定支出の削減を公約に掲げたが、共和党支持勢力が強い農村、低所得層、高齢層の投票者のため関連予算に手を出せない。社会保障、メディケア、メディケイドなどに使われた予算だけで24年度の連邦支出６兆８８３０億ドルの４３％に達する。

　米国の外国人入国拒否や拘禁で欧州人の米国旅行は急減。先月米国で１泊以上宿泊した西欧からの訪問者数は前年同期比17％減少。米国の国内総生産で観光業は２．５％を占め、米国を訪問した海外訪問客が観光関連商品やサービスに支出した金額は昨年だけで２５３０億ドル。このためこうした現象が長期化する場合、米国の観光産業に致命的な危機になる。NYやロスなどの観光地は収入が減るのでは。

　ロスの港の輸入量ががっています。ロスアンゼルス港とロングビーチ港がありますが、中国からの貨物の最大の輸入元です。すでに３月末から４月の1週目で全体で64％減少、中国からは36％減少です。ちなみに輸出は15％減少。

今日だけは暖かいようです。

明日から71-72-76度。週末は回復しますよ、83-84-85度です。

その後もだいたい、８０度前後を維持しています。

　ドイツ、２０％の国民が貧困？　日本と同じ、敗戦国からのスタート。そして工業を中心に「欧州の優等生」だったはずですが、なぜ？　その頼りの工業製品は中国によって負け始めた。そしてエネルギー問題、天然ガスの４７％がロシアからの輸入、これがウクライナ戦争で停止などになり、引退させる原子炉と重なり、産業や家庭を圧迫。さらに移民問題、過去４年で５０万人が何も規制もなくドイツに流れ込んできた。それによる治安の悪化など。主な産業である工業からの転換、例えば金融にいくとか、それもできていない。従って総崩れ。そんな中、極右が台頭している今のドイツだそうです。

　日本も同様、安易に移民を受け入れるとそうなる。まあ、まだインドネシアとかベトナムなどならアジア系で、欧州系よりはおとなしいか？　

　今日から「普通の生活」に戻ります。お疲れマンモス！