耐えろ国民! 4月15日(火)

 Aprile Quinici(Martedi ) Quince de Abril (Martes)

 今日はTAXの締め切り日ですね、私は会社と共に3月15日に終えていますが。郵便局はいつもの通り混むのだろうか?

 世良公則の「燃えろいい女」って歌がありましたが、今は「耐えろいい国民」ですか?

 FTにこんな記事があります。JBプレスにありましたが、2000年前のローマの詩人デキムス・ユニウス・ユウェナリスは、当時の政治現象を「パンとサーカス」と評して非難。西暦100年のローマ帝国は多額の債務と所得格差に押しつぶされていた。そのため当時の皇帝たちは、反抗的な人々を無料の「パン(短期の賄賂)」と、剣奴が闘技場で闘う「サーカス」で懐柔。これは人々の目をそらそうとする試みであり、構造改革の必要性は無視された。これが今再び起きている?

 昨今のワシントンの指導者たちは、36兆ドルに上る政府債務などの構造問題を無視。トランプは「パンとサーカス」式の政策綱領を掲げて大統領に―そして現代の皇帝―の座を得た。トランプは減税、インフレ解消、新たな雇用の創出を公約する一方で、有権者の関心をそらす娯楽を際限なく提供した。 だが、今日の関税による戦いは、その「パンとサーカス」式の政策綱領をむしろ「明日のジャム」(決して実現されない約束)に似たものに変えつつある。 確かに、ホワイトハウスは今でも、目をそらすためのドラマを有権者への贈り物とともに提供し続けている。

 減税のパッケージ、1人当たり5000ドルのDOGE還付金小切手(政府のリストラで浮いた資金を国民に直接還元する)、そして石炭産業を復活させる新たな公約(トランプの支持基盤へ)などがその贈り物に。しかし衝撃的なのは、ホワイトハウスがトランプの自称「経済革命」の名の下に、国民に痛みを負わせていること。5千ドルの減税で喜ぶのは誰? 私は別に要らないですよ。

 トランプは、関税を利用して米国経済の自給自足度を高めたり再工業化に向かわせたりすれば、長期的に素晴らしい経済が形作られると説いている。市場が大荒れになっても、ほとんどの関税が90日間「停止」されても、この主張を変えていない。エール大学の研究所によれば米国の平均関税率は27%という1903年以来の高水準に達しているため、短期的にはショックが引き起こされるとの予測。 

 財務長官のベッセントは、銀行経営者らに向かって「今後4年間、トランプ政権はメーン・ストリート=実業界に焦点を当てていく」と告げた。米国株の時価総額が最初に6兆ドル失われた時にホワイトハウスが関税政策の変更に向けてすぐに動かなかったのは、その理由。ようやく腰を上げたのは、10年物国債利回りが4.5%に急上昇した後。そして他国への関税が「停止」されても、米中貿易戦争が深刻化するにつれ、副大統領のバンスはメーン・ストリートにも打撃が及ぶと認めている。

 米国は中国の「安価な労働力」という「麻薬」の使用をやめなければならない、それで米国の消費者が安価な製品を入手しづらくなったり景気後退を招いたりすることになってもだ、と主張。今では長期的な利益のために短期の「過渡的」な痛みを甘受しなければならないと説いている。果たして米国民はこれを受け入れるのだろうか。

 トランプに批判的な人の多くは受け入れないと考えているか、そう期待している。中国との貿易戦争による経済的な痛みがフルに感じられるようになれば、MAGA運動の支持者が反旗を翻し、トランプ政権に方針転換を強いると予想。 米国の文化は、日本とは違う。日本には痛みを広く分かち合う仕組みがあり、社会的な一体感がある。共同犠牲などの概念が社会に埋め込まれている。片や米国では、痛みを受け入れよと有権者に告げることは政治的自殺行為だとする見方が一般的だ。犠牲になることは流行らない。

 確かに、警鐘を鳴らす共和党政治家は増えている。しかし直近の世論調査10件の結果のニューズウィークの集計では、トランプの支持率の3月初めの49%から下がってもまだ47%。景気後退に見舞われたら変化が出てくる可能性がある。あるいは、MAGA運動の支持者の多くはすでに脱工業化で破壊された地域に住んでおり、現状を打破することの方に前向きだという事実を反映しているのかもしれない。メーン・ストリートの住民すべてが金融市場の暴落を気にするわけではないことをエリート層は忘れがちで、米国民の39%は株式を持っていない。

 さあ、どうでしょうね? この記事を要約をしたのですが、景気下がれば当然、国民は怒りますよ。富裕層は「また戻ってくるさ」で気にしないが、貧困層は明日の金より今日のパン、でしょうから。耐えられなくなるでしょう。短期の痛みが長引けばです。


 昨日、サンディエゴでM5.2の地震がありました、かなり揺れたようです。

著名人の女性6人が宇宙へ。まあこれ、ベソスのロケットなので、10分だけ?でしたか。ゲイルさんがいるので、CBSが全面バックアップしていると思います。



ハーバード大が、政府からの援助を一部凍結されました。トランプ政権の要望に対し、「私立大学は政府の介入を受けない」という判断をしたからです。当然の事でしょう。政府がそこまで「ユダヤ人排斥運動」とかを取り締まる権利はないですよ。ここはアメリカ、イスラエルではありません。自由な国のはず。学生がどんな運動をしようが、抗議活動も自由のはず。そもそもガザの住民を抹殺するのがイスラエルの目的で、それに反対するのは当然の権利では?

高級ブランドも関税と中国の景気後退には勝てない。見通し3%下げました、それで株が8%下げ。

5番街のブランド店は皆苦しいはずですよ。これも関税対象で10%以上値上げしたら買わないですね。私なんか、もうブランドものは要らない、墓場まで持っていくかい?

少し曇っていますが、大丈夫でしょう。

気温予想は同じで今日から71-71-77です。週末は80度超え。

来週火曜日が50%の降水確率ですが、朝だけのようです。

 昨日は思ったよりもお客さんが来年しました。オンラインの値上げも完了しました。次は何をする? まあどこに行っても「高い」と感じる=外食は控える傾向になるのでは? まだ本格的に「景気後退」とは言えないですが。それも時間の問題か。

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