やばいで!中東 6月19日(木)祝日

Guigno  Dicianue (Giovedi) Diecinueve de Junio (Jueves)

 Juneteethで祝日です、黒人の奴隷解放を祝うもの。でも普通です、認知度が低い。官庁や銀行や株式市場は休みですけどね。

 さて中東、イスラエルとイラン。時代を戻して解説しましょう。


 イランは絶対に降伏しない!
1948年、ユダヤ人たちが、かつてローマ帝国に追い出されて以来、約2000年ぶりに中東の地に帰って来た。イスラエルを建国したことから、中東の混乱は始まった。これは英国の二枚舌外交のせいです。

 以後、4度も中東戦争を繰り返し、ようやく「平和な状態」が築かれた。それは、アメリカのクリントン政権が尽力した1993年の「オスロ合意」。クリントンの前で、イスラエルのラビン首相とパレスチナのアラファト議長が「奇跡の握手」を交わし、パレスチナ国家の建国に向けて協力することで合意。両者は、ノーベル平和賞を受賞。

 ところが、1995年にラビン首相が、イスラエルの右翼青年によって暗殺。次の首相の座に就いたのが、「オスロ合意」を否定する強硬派のネタニヤフ。現在、3度目の首相に就き、この男の「盟友」として、強硬路線を一貫して支持し続けているのが、トランプ。

 ネタニヤフ&トランプがもう一つ否定しているのが、2015年の「イラン核合意」である。2002年から13年かけ、イランとアメリカ、それにロシアと中国、イギリスとフランスとドイツの計7カ国がまとめ上げた。最後はオバマ政権が総力を挙げて妥結させ、この「イラン核合意」によって、イランの核開発を防止するシステムが完成した。

 1期目のトランプが、20185月に、オスロ合意を「離脱する」と言って実行。さらに、トランプはイランに対して経済制裁を科した。イランは丸1年、トランプを説得しようとした。ところがトランプはイランに対して強硬になる一方で、20195月に、「核開発を始める」となった。「イラン核合意」は終わり。中東での混乱は、トランプにある。

 202310月から起こっているイスラエル・ハマス紛争も、トランプが「パレスチナ人はガザ地区から出て行け」という姿勢を見せている。 

 トランプは今年3月、ハメネイ師に書簡を送り「私は戦争を望んでいない。合意を望んでいる」と伝えた。

 今年4月にイスラエルがイラン中部・フォルドゥの地下核施設を破壊するため大型貫通爆弾を要請したがアメリカ政府は却下した。

 ネタニヤフ首相は「イランは短期間で核兵器を製造する可能性がある。1年かかるかもしれないし、数カ月以内かも」と危機感を募らせていた。

 5月末、CIAはネタニヤフが米国の参加の有無に関係なく、イランの核兵器開発計画を攻撃する準備を進めているとの結論に。トランプはネタニヤフが米国を再び中東の紛争に巻き込もうとしていると強く懸念していた。

 64日、ウラン濃縮を縮小し、最終的に全面停止という米国の提案をハメネイ師が拒否。これで、トランプ政権内の介入回避派と対イラン強硬派の政治力学はイスラエルの軍事行動容認へと傾いた。

 現在、ネタニヤフがトランプに求めているのは、イランのフォルドゥにある地下核施設の空爆。アメリカ軍しか持っていない大型のバンカーバスター「GBU-57」の、フォルドゥへの投下。

 トランプは、バンカーバスターによる爆撃を「決断」しかけている。その一方で、「我慢の限界」として、イランに全面降伏するよう呼びかけ。アメリカの「行動」が実行となれば、世界は第3次世界大戦に向かう。

 イスラエルの9倍の9000万人の人口、イスラエルの75倍もの国土を持つイランが、イスラエルに全面降伏するわけない。618日にイランの最高指導者ハメネイ師は、国民に向けて発表。

「イランの国民に向かって降伏を命じるというのは、賢明な策ではない。イランの国民とイランの歴史を知るならば、そのようなことを決して口にするはずもない。わが国は他国を侵略することはないが、他国から侵略されることは容認しない。侵略されても降伏しない。もしもアメリカが今回の問題で軍事介入するならば、取り返しのつかないことにな」

 ロシアがウクライナを攻撃、アメリカがイランを攻撃したなら、東アジアでは中国が台湾を攻撃。イランが北朝鮮から核兵器を調達しイスラエルに撃ち込む。そして、第3次世界大戦に突入。

科学国際安全保障研究所(ISIS)オルブライト元IAEA核査察官はXへの投稿でイランの核施設に対するイスラエルの攻撃をまとめ、核兵器製造を遅らせることはできても致命傷には至っていないのが現状だ。フォルドゥの核施設には目に見える損傷なし。

 フォルドゥと60%濃縮ウランが生き残った場合、最悪シナリオで1カ月で核兵器9発分、2カ月で13発分、5カ月で15発分の核兵器級濃縮ウランを生産できる。イスラエルの攻撃が成功を収めるにはフォルドゥを無力化し、60%濃縮ウランの備蓄を破壊すること。

フォルドゥの施設は地下80110メートルに埋設され、空爆に耐えられるよう設計。60%濃縮ウランを備蓄しているか、他の保管場所から60%濃縮ウランが移送されてくる可能性がある中核施設。

 イスラエルがフォルドゥの核施設を破壊するためには米国のB-2爆撃機に搭載される3万ポンドのバンカーバスターGBU-57の支援や小型のペイロード兵器で複数回攻撃する必要があるが、それでもフォルドゥが破壊できるかどうかは分からない。

米国がバンカーバスターを数発投下すれば天井が崩壊し、地下核施設は使えなくなる。しかしイスラエルは米国の支援なしでもフォルドゥを破壊できる。イスラエルはパレスチナ自治区ガザ軍事作戦の泥沼から抜け出せなくなっている。

 アフガニスタン、イラク戦争の泥沼。米国が攻撃参加すればイランは世界の石油消費量の2割が通過するホルムズ海峡を封鎖する恐れがある。石油価格が暴騰し、プーチン=ロシアに戦争資金が流れ込むことになる。 JBプレスの記事に加筆したものです。

 それで日本は原油の95%が中東からの買いなのでピンチ、天然ガスもそうです。ホルムズ海峡の一番狭い場所は33キロしかないそうです。以前ここに機雷を設置したこともあるイランです。困るのは日本もそうだが、中国も同様で、ここで中国がどう出るかです。ロシアは仲介を申し出たが、トランプが断った。ウクライナ戦争を終わらせろ、でもこれは終わらない。NATOは劣勢で負けているのに。プーチンに任せた方が解決が早かったのかも知れないですよ。


終わっても炎上。ウィンダム・クラークがUSオープンで予選落ちして、むかついて伝統あるクラブのロッカールームのロッカーを壊した。

こんなの紳士のやることではないので、処罰されるべきです。10試合の試合出場停止とか10万ドルの罰金とか。重い制裁を科すべきでしょう。この男、だいたい目つきが悪い。悪童ですよ。




昨日SSの見通しが出ていました、まあ年次報告ですが、33年にも枯渇するので、増税などで対処しないといけないと。




今日も降りますよ。新オーナーのお兄さんが洗車ビジネスをしていますが、今年のこの毎日の雨で商売が上がったりだそうです。春の花粉の季節は忙しいのですが。こんなに雨が多いと、誰も車を洗わないですよ。

今日は70%の降水確率で、86度です。今は快晴ですどね。サンデーゴルフ。74-94度です。暑いのなんの南野陽子?

 韓国人の面白い開店祝い? 新オーナーが「8月には多くの友だちが店に来るよ、封筒に現金入れて」と言うのですよ。友達のビジネスの祝福で現金=ご祝儀を渡す風習があるらしい。そのお金は手を付けずにおいておくそうです。困ったときに使え、そんなお金だとか。おそらく500ドルとか1千ドルを包むのではないかと思いますね。こうした助け合いもあるんだと思いました。

 思えば前の店を開けたときに、タイ人のレストランオーナーから現金をもらったことがあります。これも風習だとか。


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