週末往来！
昨夜から新しいフロントが入っています。週に4回のシフトですが、私が最初に言ったことは、「レスラン産業は、単に食べ物を作って運ぶだけの仕事ではありませんよ。ホスタビリティです。お客さんを帰すときに皆ハッピーでなければならない。お客さんを家族や恋人と思い、接すればその答えは出てきます。気持ちの良いサービスとは何なのかをね。例えばあなたがフロントにいたら帰るお客さんのためにドアを開けてあげるとか、そうした小さな心遣いが感動を呼び、再来店につながるのです」ということでした。
いつも新しい人には期待をします。そして80％落胆します。まあ、20％も当たれば良い方ですかね。それでも自分の店のカラーに染めていかないといけないのです。
6年も私の下で働いているお気に入りは、もう何も言わなくても私の考え方が分かっています。そこまでは無理としても、店の方針なりを早く理解し、皆に溶け込んで欲しいと思いますね。
それも上手くやらないと、「この店、厳しい」で若い子は簡単に辞めてしまいます。そのアメとムチではありませんが、使い分けが大事かと思います。
今日はCostcoに買い物です。私の用事はあまりないのですが、食料品を調達したい仲の良い友人に付き合います。
何でも今月は金欠で家計が苦しいらしい。私は「お金で解決できる問題なら容易いことではないか。世の中にはお金で解決できないこと。お金で買えないものが山ほどあるというのに。」とマジで言ったのです。
もう、私は数年以上も毎月の生活に困るようなことはありません。クレジットカードも気にせず使いますし、後で請求書来ても毎月払いをして余裕の生活をしています。これ自慢でも何でもありませんよ。
ただ、お金で解決できない問題は山ほど抱えています。そしてお金の問題も大きな買い物ばかりです。ハワイにコンド買うのに6万ドルをどう調達するかとかね。だから、小さなお金に悩む人が可愛いのです。簡単に解決できるような問題に悩む人がね。
金欠なら言えばいいじゃん！が私のせりふです。例えばですよ、うちのガレージにはたまねぎや山ほどあります。冷蔵庫にはレモンが120個あります。アボカドも1ケースあります。レモン120個あっても使うのは100個程度なんです。20個は古くなって廃棄しています。
「だったら、細々買えば？」となるでしょう？ 20個捨てても箱で買った方が断然安いのです。だから、そういうものを分け与えれば家計の助けになりますね。
そして最近、家を掃除するのに疲れているんで、「じゃあ、家の掃除しといてよ。100ドルあげるから」と助け舟を出しました。別にボランティアではありませんから、労働してもらってお金を払うだけの話です。
うちの家の周りは結構、家政婦が来て家を掃除しています。別に大きな家でもありませんがね。うちもかつて雇ったことがありますが、物がなくなることがありましたし、現金が多少なりあるので、赤の他人は入れたくないのです。まあ、長年の友人なら安心ですし、トラブルもありません。
この前、ふと思ったことがあります。うちの犬を見ていてそう思ったのですが、家の中にいるときは、よく吼えますよ。賢い番犬です。しかし、一歩外に出るとほとんど吼えないですね。そして他の犬が近づいて来たら逃げます。臆病なんですね、きっと。
人間もそうじゃないですか？とね。よく吼える人ほど実は臆病で、外に衣を着て中を隠しているから、相手からすれば本当の人柄が見えないから、さぞかし怖い人、勇ましい人に見えるんでしょう。
ところが、いざ衣を脱ぎ捨てると、実は大変臆病な人で警戒心が強く、物言う勇気もなかったりして、人間そんなものではないかとね。うちの犬も可愛いが、そういう人間も実は可愛いのだということです。「弱い犬ほどよく吼える」とか言葉がありましたよね。
ヤクザもそうでしょう？下っ端のチンピラほど威勢がいい。親分になるとどっしり構えていますよね。そうありたいものです。
最近、疎遠になった友人に久々にコンタクトしています。自然消滅ではありませんが、いつの間にか店に来なくなったりしている人がいるんでね。
元カルティエにいたタチアナさんもその一人です。前はよく富豪のマリアンと来ていたのですが、最近はマリアンが他の人と来るようになり、タチアナさんは消えてしまったのです。
彼女がカルティエにいたときは、よく利用しましたよ。プレゼントなどはすべてカルティエでした。でも辞めてからは、一回も買い物していません。
電話番号は持っていて、たまに思い立ったようにテキストしていますが、会っていないので、20日にディナーに行くことにしました。まあ、こういう休眠状態の友人が多いので、たまに誘い談笑するのも、また何かの情報が入るし、教えてもらうこともあるのではないかと思います。
人権問題について話し合う国連総会の委員会で、韓国が従軍慰安婦問題で日本を念頭に謝罪を要求し、日韓が反論を繰り返す展開となりました。
「政府は法的責任を果たすべきだ」と名指しこそ避けたものの、日本を念頭に謝罪と賠償を要求しました。韓国は、先月の国連総会の一般討論演説では、「戦時下の性暴力」という表現にとどめていましたが、委員会では女性閣僚に演説させ、表現もこれまでより強めました。韓国の主張に対して日本は、「すでに謝罪し、賠償についても解決している」と改めて反論しました。
戦争はすべてが犠牲になります。そしてそれが終わり、賠償もしてきました。それをなぜ今頃になって蒸し返してくるのでしょうか？
それは昔お金を借りて返せなくて破産した。そして更生した人に「おい、あの時のお金返せ」と言っているようなものだと思いませんか？
韓国って、マジ傲慢な国だと思いますよ。日本が占領下でどれだけあの国をよ良くするために尽くしてきたかを分かっていないのです。
11月に出るはずだった私の寿司の本が遅れています。来週には最終が送られてきて、表紙のデザインと中身のデザインを決めて終わりで、印刷に回るようです。
それでも６－８週間かかります。クリスマスぎりぎりですかね。ハードカバーにすると時間がかかるというので、普通の厚手でラミネートで妥協し、1-2週間短くする予定です。価格はすでに29.95ドルに決まっています。私からすれば、これが店の売り上げを上げるための起爆剤だったのですがね。
Facebookの「いいね」とTwitterの「フォロー」がこの1週間でじわじわ増えています。その理由の１つはとんこつラーメンです。1つ前のコラムで書きましたけどね。
全米で「とんこつラーメン」がブームなのです。これまでアトランタでも一部でありましたが、私が驚いたのはAbbatoirのヘクター（シェフ）がこれに参入したからですね。
どこで、勉強して作ったのか？まあネットで調べれば外国人でもラーメンは作れますけどね。それが私も味噌ラーメンをカットしてとんこつに切り替えたのです。
それをTwitterしたのが昨日の朝でした。
Abattoir started Tonkotsu ramen. Miso also carry it. And I joined them. This is Atlanta Ramen battle? I welcome this kind of war
と私がつぶやくとMiso Izakayaがコメントしてきました。
それで私は
Miso Izakaya had a comment about my Tonkotsu ramen. Good! Go to there and come to my place. And vote it!
とつぶやいたのです。
面白いと思いませんか？「アトランタラーメン戦争」ですよ。こうして仕掛けていけば、どんどん広がっていきます。これがネットを利用したビジネスだと思いませんか？
ランチでは毎日必ず、米人がラーメンを食べる光景がすでに定着しています。ラーメンが寿司並みに市民権を得るのでしょうか？そして次に来る日本食は何？と考えるとレストランビジネスは面白いのです。
ではすでに市民権を得た寿司はどうなのか？疑問です。衰退していくでしょうね、というのが私の予測です。
先日、韓国人の友人が帰国してきたそうです。ソウルだったと思いますが、寿司屋はどこもガラガラだったそうです。
その理由は、日本の原発からの汚染水問題だといえます。昨日来店した日本人の家族も「その魚、どこから来ていますか？」と訊いてきますからね。
火曜日の魚だったので、福岡便で「九州からですよ」と答えましたが、「それなら安心です」と言うわけです。
すでに敏感な人は太平洋岸で獲れた魚は食べないようです。というか、洩れていなくても流れていなくても原発の回りは危険なのです。
以前に東海沖で捕獲された魚に奇形が多いという写真を見たことがあり、私もあまり信じていません。
そういう魚が揚がるとしますね。漁師がそれを公表しますか？自分で自分の仕事を奪い、クビを締めるようなことをしますか？黙ってそのまま海にまた捨てるでしょう？そして漁師は自分では魚を食べない、何かおかしいのを知っていますからね。 奇形でない魚はOKとして出荷するわけです。
従って、寿司屋にはあまり将来がないというのが私の見方です。これまで高級店といえば日本の鮮魚を扱い、それを売り物にしてきました。
ところがその鮮魚の安全性が問われ始めています。賢い人なら、そうした魚を遠慮していきますよね。
米人のお客さんでもたまにギンダラの西京焼きですが、「どこから来ていますか？」と訊いてくるのです。ちなみにギンダラBlack Codは北欧から来ています。天然の冷凍ものです。
マグロもそうなんです。マグロの鉛問題は前からありますね。マグロは食物連鎖の最後ですから、小魚や中型の魚が持つ鉛をすべて蓄積します。
だから敏感な人は、あまりマグロを食べなくなっています。私は、マグロ好きですからね、たまに食べますよ。
それに加えて乱獲や海水温の上昇によって、マグロの漁獲量が減っています。いくら養殖が出回っても天然のマグロには叶いません。そうなるとビジネスは難しくなりますね。
私は、天然のマグロに比較的こだわっています。トロもそうで、できるだけ天然を使うのです。店によっては畜養殖の脂ノリノリのトロを売っている店がありますが、それは私のビジネスではありません。
確かに米人のお客さんは好きですよ。そしてお金儲けになるかも知れません。しかし、自分が食べてあまり美味しくないものを薦めるわけにはいかないでしょう？ 餌を食べた魚と自然のものを食べた魚とどちらが美味しいのですか？答えは見えています。
ビジネスで割り切る部分もありますけどね。基本的に自分が美味しいと思わないものは出さないのが私のポリシーです。
前に書いたかも知れませんがね。男性諸君、豊胸手術を受けた女性と付き合ったことありますか？私はあります、1回だけだと思いますけどね。
確かに綺麗ですよ。そして大きい、大きな胸は魅力で男性ばかりでなく、女性も羨みますよね。総体的に日本人の胸は小さいので、米人女性の大きな胸に憧れますね。ただ、米人女性の胸も小さいのです。そして統計では10人に1人は豊胸しているのです。
これがトロとどう関係するか？ 天然のマグロ＝自然な胸、畜養殖のマグロ＝豊胸された胸なんですね。好き好きですよ、もちろん、でも私は小さくても自然な胸が綺麗だと思う人間なのです。人工的に作られたものはあくまでも偽物であるという判断基準なんですね。
人間の顔もそうで、人はより美しくなりたいという欲望から整形を施します。確かにそれで得られるものは沢山あるでしょう？
でも体の中に異物が入るわけです。そのメンテナンス、後遺症とか考えると私は賛成しませんね。顔のしわもそうです。高いお金を払って小細工するよりも、体に良い食べ物をきちんと食べ、運動し、中から良くする方が大事なのです。違いますかね？
あまりに正直すぎるから、自分にたまに疲れますよ。でも内面から綺麗になっていく人に出会いたい、いつもそう思います。
いつも新しい人には期待をします。そして80％落胆します。まあ、20％も当たれば良い方ですかね。それでも自分の店のカラーに染めていかないといけないのです。
6年も私の下で働いているお気に入りは、もう何も言わなくても私の考え方が分かっています。そこまでは無理としても、店の方針なりを早く理解し、皆に溶け込んで欲しいと思いますね。
それも上手くやらないと、「この店、厳しい」で若い子は簡単に辞めてしまいます。そのアメとムチではありませんが、使い分けが大事かと思います。
今日はCostcoに買い物です。私の用事はあまりないのですが、食料品を調達したい仲の良い友人に付き合います。
何でも今月は金欠で家計が苦しいらしい。私は「お金で解決できる問題なら容易いことではないか。世の中にはお金で解決できないこと。お金で買えないものが山ほどあるというのに。」とマジで言ったのです。
もう、私は数年以上も毎月の生活に困るようなことはありません。クレジットカードも気にせず使いますし、後で請求書来ても毎月払いをして余裕の生活をしています。これ自慢でも何でもありませんよ。
ただ、お金で解決できない問題は山ほど抱えています。そしてお金の問題も大きな買い物ばかりです。ハワイにコンド買うのに6万ドルをどう調達するかとかね。だから、小さなお金に悩む人が可愛いのです。簡単に解決できるような問題に悩む人がね。
金欠なら言えばいいじゃん！が私のせりふです。例えばですよ、うちのガレージにはたまねぎや山ほどあります。冷蔵庫にはレモンが120個あります。アボカドも1ケースあります。レモン120個あっても使うのは100個程度なんです。20個は古くなって廃棄しています。
「だったら、細々買えば？」となるでしょう？ 20個捨てても箱で買った方が断然安いのです。だから、そういうものを分け与えれば家計の助けになりますね。
そして最近、家を掃除するのに疲れているんで、「じゃあ、家の掃除しといてよ。100ドルあげるから」と助け舟を出しました。別にボランティアではありませんから、労働してもらってお金を払うだけの話です。
うちの家の周りは結構、家政婦が来て家を掃除しています。別に大きな家でもありませんがね。うちもかつて雇ったことがありますが、物がなくなることがありましたし、現金が多少なりあるので、赤の他人は入れたくないのです。まあ、長年の友人なら安心ですし、トラブルもありません。
この前、ふと思ったことがあります。うちの犬を見ていてそう思ったのですが、家の中にいるときは、よく吼えますよ。賢い番犬です。しかし、一歩外に出るとほとんど吼えないですね。そして他の犬が近づいて来たら逃げます。臆病なんですね、きっと。
人間もそうじゃないですか？とね。よく吼える人ほど実は臆病で、外に衣を着て中を隠しているから、相手からすれば本当の人柄が見えないから、さぞかし怖い人、勇ましい人に見えるんでしょう。
ところが、いざ衣を脱ぎ捨てると、実は大変臆病な人で警戒心が強く、物言う勇気もなかったりして、人間そんなものではないかとね。うちの犬も可愛いが、そういう人間も実は可愛いのだということです。「弱い犬ほどよく吼える」とか言葉がありましたよね。
ヤクザもそうでしょう？下っ端のチンピラほど威勢がいい。親分になるとどっしり構えていますよね。そうありたいものです。
最近、疎遠になった友人に久々にコンタクトしています。自然消滅ではありませんが、いつの間にか店に来なくなったりしている人がいるんでね。
元カルティエにいたタチアナさんもその一人です。前はよく富豪のマリアンと来ていたのですが、最近はマリアンが他の人と来るようになり、タチアナさんは消えてしまったのです。
彼女がカルティエにいたときは、よく利用しましたよ。プレゼントなどはすべてカルティエでした。でも辞めてからは、一回も買い物していません。
電話番号は持っていて、たまに思い立ったようにテキストしていますが、会っていないので、20日にディナーに行くことにしました。まあ、こういう休眠状態の友人が多いので、たまに誘い談笑するのも、また何かの情報が入るし、教えてもらうこともあるのではないかと思います。
人権問題について話し合う国連総会の委員会で、韓国が従軍慰安婦問題で日本を念頭に謝罪を要求し、日韓が反論を繰り返す展開となりました。
「政府は法的責任を果たすべきだ」と名指しこそ避けたものの、日本を念頭に謝罪と賠償を要求しました。韓国は、先月の国連総会の一般討論演説では、「戦時下の性暴力」という表現にとどめていましたが、委員会では女性閣僚に演説させ、表現もこれまでより強めました。韓国の主張に対して日本は、「すでに謝罪し、賠償についても解決している」と改めて反論しました。
戦争はすべてが犠牲になります。そしてそれが終わり、賠償もしてきました。それをなぜ今頃になって蒸し返してくるのでしょうか？
それは昔お金を借りて返せなくて破産した。そして更生した人に「おい、あの時のお金返せ」と言っているようなものだと思いませんか？
韓国って、マジ傲慢な国だと思いますよ。日本が占領下でどれだけあの国をよ良くするために尽くしてきたかを分かっていないのです。
11月に出るはずだった私の寿司の本が遅れています。来週には最終が送られてきて、表紙のデザインと中身のデザインを決めて終わりで、印刷に回るようです。
それでも６－８週間かかります。クリスマスぎりぎりですかね。ハードカバーにすると時間がかかるというので、普通の厚手でラミネートで妥協し、1-2週間短くする予定です。価格はすでに29.95ドルに決まっています。私からすれば、これが店の売り上げを上げるための起爆剤だったのですがね。
Facebookの「いいね」とTwitterの「フォロー」がこの1週間でじわじわ増えています。その理由の１つはとんこつラーメンです。1つ前のコラムで書きましたけどね。
全米で「とんこつラーメン」がブームなのです。これまでアトランタでも一部でありましたが、私が驚いたのはAbbatoirのヘクター（シェフ）がこれに参入したからですね。
どこで、勉強して作ったのか？まあネットで調べれば外国人でもラーメンは作れますけどね。それが私も味噌ラーメンをカットしてとんこつに切り替えたのです。
それをTwitterしたのが昨日の朝でした。
Abattoir started Tonkotsu ramen. Miso also carry it. And I joined them. This is Atlanta Ramen battle? I welcome this kind of war
と私がつぶやくとMiso Izakayaがコメントしてきました。
それで私は
Miso Izakaya had a comment about my Tonkotsu ramen. Good! Go to there and come to my place. And vote it!
とつぶやいたのです。
面白いと思いませんか？「アトランタラーメン戦争」ですよ。こうして仕掛けていけば、どんどん広がっていきます。これがネットを利用したビジネスだと思いませんか？
ランチでは毎日必ず、米人がラーメンを食べる光景がすでに定着しています。ラーメンが寿司並みに市民権を得るのでしょうか？そして次に来る日本食は何？と考えるとレストランビジネスは面白いのです。
ではすでに市民権を得た寿司はどうなのか？疑問です。衰退していくでしょうね、というのが私の予測です。
先日、韓国人の友人が帰国してきたそうです。ソウルだったと思いますが、寿司屋はどこもガラガラだったそうです。
その理由は、日本の原発からの汚染水問題だといえます。昨日来店した日本人の家族も「その魚、どこから来ていますか？」と訊いてきますからね。
火曜日の魚だったので、福岡便で「九州からですよ」と答えましたが、「それなら安心です」と言うわけです。
すでに敏感な人は太平洋岸で獲れた魚は食べないようです。というか、洩れていなくても流れていなくても原発の回りは危険なのです。
以前に東海沖で捕獲された魚に奇形が多いという写真を見たことがあり、私もあまり信じていません。
そういう魚が揚がるとしますね。漁師がそれを公表しますか？自分で自分の仕事を奪い、クビを締めるようなことをしますか？黙ってそのまま海にまた捨てるでしょう？そして漁師は自分では魚を食べない、何かおかしいのを知っていますからね。 奇形でない魚はOKとして出荷するわけです。
従って、寿司屋にはあまり将来がないというのが私の見方です。これまで高級店といえば日本の鮮魚を扱い、それを売り物にしてきました。
ところがその鮮魚の安全性が問われ始めています。賢い人なら、そうした魚を遠慮していきますよね。
米人のお客さんでもたまにギンダラの西京焼きですが、「どこから来ていますか？」と訊いてくるのです。ちなみにギンダラBlack Codは北欧から来ています。天然の冷凍ものです。
マグロもそうなんです。マグロの鉛問題は前からありますね。マグロは食物連鎖の最後ですから、小魚や中型の魚が持つ鉛をすべて蓄積します。
だから敏感な人は、あまりマグロを食べなくなっています。私は、マグロ好きですからね、たまに食べますよ。
それに加えて乱獲や海水温の上昇によって、マグロの漁獲量が減っています。いくら養殖が出回っても天然のマグロには叶いません。そうなるとビジネスは難しくなりますね。
私は、天然のマグロに比較的こだわっています。トロもそうで、できるだけ天然を使うのです。店によっては畜養殖の脂ノリノリのトロを売っている店がありますが、それは私のビジネスではありません。
確かに米人のお客さんは好きですよ。そしてお金儲けになるかも知れません。しかし、自分が食べてあまり美味しくないものを薦めるわけにはいかないでしょう？ 餌を食べた魚と自然のものを食べた魚とどちらが美味しいのですか？答えは見えています。
ビジネスで割り切る部分もありますけどね。基本的に自分が美味しいと思わないものは出さないのが私のポリシーです。
前に書いたかも知れませんがね。男性諸君、豊胸手術を受けた女性と付き合ったことありますか？私はあります、1回だけだと思いますけどね。
確かに綺麗ですよ。そして大きい、大きな胸は魅力で男性ばかりでなく、女性も羨みますよね。総体的に日本人の胸は小さいので、米人女性の大きな胸に憧れますね。ただ、米人女性の胸も小さいのです。そして統計では10人に1人は豊胸しているのです。
これがトロとどう関係するか？ 天然のマグロ＝自然な胸、畜養殖のマグロ＝豊胸された胸なんですね。好き好きですよ、もちろん、でも私は小さくても自然な胸が綺麗だと思う人間なのです。人工的に作られたものはあくまでも偽物であるという判断基準なんですね。
人間の顔もそうで、人はより美しくなりたいという欲望から整形を施します。確かにそれで得られるものは沢山あるでしょう？
でも体の中に異物が入るわけです。そのメンテナンス、後遺症とか考えると私は賛成しませんね。顔のしわもそうです。高いお金を払って小細工するよりも、体に良い食べ物をきちんと食べ、運動し、中から良くする方が大事なのです。違いますかね？
あまりに正直すぎるから、自分にたまに疲れますよ。でも内面から綺麗になっていく人に出会いたい、いつもそう思います。
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