今日の出来事から 10月30日(水)
もうハラハラドキドキの1日でした。ランチはチラシ寿司だけで10は作ったと思います。久々に絶好調のランチで、ディナーも間違いないと思っていました。
ところがふたを開けると、暇で、7時半までガラガラ、そこからどんどん入ってきて売り上げを確信しました。計算違いもあって、明日の売り上げを待たずに前年の売り上げを超えることが確実になりました。2ヶ月ほど低迷していた売り上げに終止符を打ちました。
水曜日というのは、実に面白い日です。あのエンジェルが現れたのも水曜日。そして教会のレクチャーに行って食事をしに来るエリザベスとリーがいます。
さらには、水曜日だけは仕事を早く切り上げて食事に出かけるビル夫妻がいます。今日はそこにヒルトンヘッドからの常連さんのトムが加わり、お任せのジョンまで入ってきましたから、売り上げが達成できたのです。
店には毎日「ドラマ」があります。そのドラマが楽しいから、店を継続できるのだと思います。
昨日は久しぶりに日本人客がいないと思っていましたが、1組いました。それもアカデミックな方でした。オーガスタシンフォニー・オーケストラの指揮者の桑原さんです。
私も話を聞いて驚いたのですが、「オーガスタにシンフォニー?」でした。それも日本人の指揮者です。AXIS12月号で紹介したいと思います。こうしてアメリカに根を下ろして活躍する日本人がいることがまず嬉しいではありませんか?そして地元ジョージアに日本人の指揮者がいるということもなかなか面白い話題だと思います。
今日はハワイの魚も入ってきましたが、日本の鮮魚が台風の影響で入って来なかった分を穴埋めしました。今後も毎週、ハワイの魚を買っていくつもりです。これが差別化ですからね。そして機会あるごとにハワイの綺麗な海で獲れた魚の安全性を訴えていきます。すべては戦略です。
11月1日は金曜日ですが、同時に「寿司の日」でもあります。すでに告知はしていてそこそこの予約が入っています。混みあう週末にしたくはないが、11月1日が寿司の日なら仕方ないでしょう。これも毎年恒例の行事です。30%OFFになりますが、その日に食べた分の30%をクーポンとして渡し、次回から使えるようにしています。
「デパートのメイシーズは1年に何回もOne Day Saleを行うが、TAKAは1年に1回しかやらない」と宣伝しています。
世界のワイン供給量は年間約3億ケース分の不足になっています。モルガン・スタンレーのオーストラリアのアナリストが調査報告書をまとめています。
それによると、世界のワインは約100万の生産者が年間28億ケース分を製造していて、その約半数を欧州産が占める。だがそれだけでは世界の需要に応えられていない。
2012年の世界生産量は5%以上減り、これは1960年代以来最低のレベル。主な原因はフランスとアルゼンチンの悪天候で、特に欧州産は10%減少。その一方で、同年の世界のワイン消費量は1%増。
ワイン消費の上位国はフランス、米国、中国の順で、特に中国は経済成長と生活水準の向上でワインの人気が上昇し、中国国内でのワイン生産量も増えている。
米国は世界のワインの12%を消費する一方で、生産量に占める割合は8%のみ。昨年の消費量は2%上昇。
米国のワイナリーの数は過去15年で激増したものの、大量生産を行わない小規模なワイナリーが大半を占め、供給量の実質的な増大には結びついていない。
世界のワイン生産量が増える見通しも薄く、米国、アルゼンチン、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどの新世界ワインの生産量は、既にピークに達している。
Wells Fargoが中流層に実施した最新の世論調査によると、「死ぬまで働きたい」と回答した人が37%。「80歳まで働きたい」という人は34%もおり、2項目を合わせると71%に達しています。
この71%という数字は過去数年間で急激に上がってきており、2年前は約50%でした。また中流層の59%が月々の光熱費や住宅ローンなどの「必要経費を支払うのがやっと」の生活になっていると回答しており、「家計が厳しい」のが普通になっています。さらに48%はリタイアするのに十分な貯蓄や退職プランを用意できていないと答えました。現実的に中流層の財政状況は厳しさを増しています。
米国では資産を株式で所有する人が32%ですが、日本はわずか8%です。これが住宅バブル崩壊やリーマンショックによって資産を減らしてしまったのでしょう。
資産を預金で保持している人の割合を見ても、日本が54%であるのに対し、米国は13%。金融危機や株価暴落の影響を受けやすいかということです。
この世論調査では、回答者の24%はもう株式市場に自信が持てないとし、株式市場は「自分にとって利益を生み出さない」と考える人が45%。さらに52%の人は「もう株には手を出したくない」と答えています。
かつては65歳で引退して余生を過ごすパターンでしたが、今は余生を余裕で過ごすだけのお金がないので、「働かざるを得ない」が現実のようです。
¥
昨日のことでした。9月末にクビにした従業員から電話があり、何かと思えばFAX番号の確認でした。GA政府にフードスタンプの申請をするのに記入事項があるということでした。
この男、なかなかレイジーな男でして、うちを首になってから仕事していません。辞める前から「失業保険を申請する」と言っていました。
最初から努力する気持ちがありません。悪いことはすべて「政府が悪い、景気が悪い」と自分のせいにはしないのです。
他の従業員も私に全く同感でした。そして何か言えば「人権の侵害だ」とか言い、「当局にクレームする」とか言うのです。もう、こんなアメリカ人(アジア人ですが)は要らないのです。理屈ばかり捏ねて仕事しないのですから。それで時間通りに来て時間通りに帰ります。
今年第2四半期のアトランタの住宅価格は前年比で19.2%Upとなっています、これは全米平均の10.1%を大きく上回っています。来年の同時期までに5.2%Upとなると推測されています。
上記のニュースですが、アメリカ人の中流の暮らし向きが良くないことを物語っています。ただし、そういう人って努力しているんでしょうか?何もせずただ過ごして「生活苦しい」と言っているように思えるのです。
というか、それがかつてのアメリカだったはずです。昔の中流は工場で働き、子供を大学にやり、郊外に別荘が持てたのです。それが今はできなくなった。グローバルな競争社会の下、コストダウンで工場は海外に逃げた。そしてそこで働いていた人は仕事を失った。何が悪い?政府が悪い、社会が悪いと嘆いているだけなのでは?
本当は社会の変化に伴って自分も変わっていかないといけない。しかし時代の流れに追いつけなかったのではないか?と私は分析するわけです。
さらには、海外から移民が流入し、我々のような優秀なアジア人は一生懸命働き、地位を築いていった。誰かが上がれば誰かが下がらなくてはならない。自然の原理ですよね。
このアメリカという国にチャンスはあるのか?ありますよ。ただ以前はあまり努力しなくてもチャンスをつかめたのでしょう。 ただし、今は努力なくしてチャンスはつかめない世の中になっています。そこを理解できない人が沢山いるのだと思います。
私に言わせれば、この国にはまだまだ宝が沢山眠っています。この巨大な消費市場で何が投入して当たれば億万長者になれますからね。レストランだってそうです。客のニーズを的確につかみ、美味しいものを値ごろ感のある価格で良いサービスで提供すればお金儲けになるのです。
ところがふたを開けると、暇で、7時半までガラガラ、そこからどんどん入ってきて売り上げを確信しました。計算違いもあって、明日の売り上げを待たずに前年の売り上げを超えることが確実になりました。2ヶ月ほど低迷していた売り上げに終止符を打ちました。
水曜日というのは、実に面白い日です。あのエンジェルが現れたのも水曜日。そして教会のレクチャーに行って食事をしに来るエリザベスとリーがいます。
さらには、水曜日だけは仕事を早く切り上げて食事に出かけるビル夫妻がいます。今日はそこにヒルトンヘッドからの常連さんのトムが加わり、お任せのジョンまで入ってきましたから、売り上げが達成できたのです。
店には毎日「ドラマ」があります。そのドラマが楽しいから、店を継続できるのだと思います。
昨日は久しぶりに日本人客がいないと思っていましたが、1組いました。それもアカデミックな方でした。オーガスタシンフォニー・オーケストラの指揮者の桑原さんです。
私も話を聞いて驚いたのですが、「オーガスタにシンフォニー?」でした。それも日本人の指揮者です。AXIS12月号で紹介したいと思います。こうしてアメリカに根を下ろして活躍する日本人がいることがまず嬉しいではありませんか?そして地元ジョージアに日本人の指揮者がいるということもなかなか面白い話題だと思います。
今日はハワイの魚も入ってきましたが、日本の鮮魚が台風の影響で入って来なかった分を穴埋めしました。今後も毎週、ハワイの魚を買っていくつもりです。これが差別化ですからね。そして機会あるごとにハワイの綺麗な海で獲れた魚の安全性を訴えていきます。すべては戦略です。
11月1日は金曜日ですが、同時に「寿司の日」でもあります。すでに告知はしていてそこそこの予約が入っています。混みあう週末にしたくはないが、11月1日が寿司の日なら仕方ないでしょう。これも毎年恒例の行事です。30%OFFになりますが、その日に食べた分の30%をクーポンとして渡し、次回から使えるようにしています。
「デパートのメイシーズは1年に何回もOne Day Saleを行うが、TAKAは1年に1回しかやらない」と宣伝しています。
世界のワイン供給量は年間約3億ケース分の不足になっています。モルガン・スタンレーのオーストラリアのアナリストが調査報告書をまとめています。
それによると、世界のワインは約100万の生産者が年間28億ケース分を製造していて、その約半数を欧州産が占める。だがそれだけでは世界の需要に応えられていない。
2012年の世界生産量は5%以上減り、これは1960年代以来最低のレベル。主な原因はフランスとアルゼンチンの悪天候で、特に欧州産は10%減少。その一方で、同年の世界のワイン消費量は1%増。
ワイン消費の上位国はフランス、米国、中国の順で、特に中国は経済成長と生活水準の向上でワインの人気が上昇し、中国国内でのワイン生産量も増えている。
米国は世界のワインの12%を消費する一方で、生産量に占める割合は8%のみ。昨年の消費量は2%上昇。
米国のワイナリーの数は過去15年で激増したものの、大量生産を行わない小規模なワイナリーが大半を占め、供給量の実質的な増大には結びついていない。
世界のワイン生産量が増える見通しも薄く、米国、アルゼンチン、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどの新世界ワインの生産量は、既にピークに達している。
Wells Fargoが中流層に実施した最新の世論調査によると、「死ぬまで働きたい」と回答した人が37%。「80歳まで働きたい」という人は34%もおり、2項目を合わせると71%に達しています。
この71%という数字は過去数年間で急激に上がってきており、2年前は約50%でした。また中流層の59%が月々の光熱費や住宅ローンなどの「必要経費を支払うのがやっと」の生活になっていると回答しており、「家計が厳しい」のが普通になっています。さらに48%はリタイアするのに十分な貯蓄や退職プランを用意できていないと答えました。現実的に中流層の財政状況は厳しさを増しています。
米国では資産を株式で所有する人が32%ですが、日本はわずか8%です。これが住宅バブル崩壊やリーマンショックによって資産を減らしてしまったのでしょう。
資産を預金で保持している人の割合を見ても、日本が54%であるのに対し、米国は13%。金融危機や株価暴落の影響を受けやすいかということです。
この世論調査では、回答者の24%はもう株式市場に自信が持てないとし、株式市場は「自分にとって利益を生み出さない」と考える人が45%。さらに52%の人は「もう株には手を出したくない」と答えています。
かつては65歳で引退して余生を過ごすパターンでしたが、今は余生を余裕で過ごすだけのお金がないので、「働かざるを得ない」が現実のようです。
¥
昨日のことでした。9月末にクビにした従業員から電話があり、何かと思えばFAX番号の確認でした。GA政府にフードスタンプの申請をするのに記入事項があるということでした。
この男、なかなかレイジーな男でして、うちを首になってから仕事していません。辞める前から「失業保険を申請する」と言っていました。
最初から努力する気持ちがありません。悪いことはすべて「政府が悪い、景気が悪い」と自分のせいにはしないのです。
他の従業員も私に全く同感でした。そして何か言えば「人権の侵害だ」とか言い、「当局にクレームする」とか言うのです。もう、こんなアメリカ人(アジア人ですが)は要らないのです。理屈ばかり捏ねて仕事しないのですから。それで時間通りに来て時間通りに帰ります。
今年第2四半期のアトランタの住宅価格は前年比で19.2%Upとなっています、これは全米平均の10.1%を大きく上回っています。来年の同時期までに5.2%Upとなると推測されています。
上記のニュースですが、アメリカ人の中流の暮らし向きが良くないことを物語っています。ただし、そういう人って努力しているんでしょうか?何もせずただ過ごして「生活苦しい」と言っているように思えるのです。
というか、それがかつてのアメリカだったはずです。昔の中流は工場で働き、子供を大学にやり、郊外に別荘が持てたのです。それが今はできなくなった。グローバルな競争社会の下、コストダウンで工場は海外に逃げた。そしてそこで働いていた人は仕事を失った。何が悪い?政府が悪い、社会が悪いと嘆いているだけなのでは?
本当は社会の変化に伴って自分も変わっていかないといけない。しかし時代の流れに追いつけなかったのではないか?と私は分析するわけです。
さらには、海外から移民が流入し、我々のような優秀なアジア人は一生懸命働き、地位を築いていった。誰かが上がれば誰かが下がらなくてはならない。自然の原理ですよね。
このアメリカという国にチャンスはあるのか?ありますよ。ただ以前はあまり努力しなくてもチャンスをつかめたのでしょう。 ただし、今は努力なくしてチャンスはつかめない世の中になっています。そこを理解できない人が沢山いるのだと思います。
私に言わせれば、この国にはまだまだ宝が沢山眠っています。この巨大な消費市場で何が投入して当たれば億万長者になれますからね。レストランだってそうです。客のニーズを的確につかみ、美味しいものを値ごろ感のある価格で良いサービスで提供すればお金儲けになるのです。
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