悲しい現実! 自然界の大きな変化
昨年から今年にかけての環境関連のニュースです。地球の将来ないですよね。
1、 地球上で最も大きな有機体である巨大樹木の消失率が、世界全体で危険なほど上昇しており、周囲に住む野生生物の生活を脅かしているとする研究論文が、昨年出ています。
研究を行ったオーストラリアと米国の共同チームは、このままでは世界各地の生態系から最大かつ最古の森が永遠に失われてしまうと警告しています。
研究を率いたオーストラリア国立大学のデービッド・リンデンマイヤー氏によると、巨木の減少は世界規模の問題で、大半の種類の森林で起きている。ゾウやトラ、クジラやイルカなどの大型動物が世界中でその数を減らしているのと同様に、高齢の巨大樹木も危険さらされていることを示す証拠が次々と報告されているそうです。
これら大型樹木は山火事による大量焼失に加え、山火事がない年でも通常の10倍ものスピードで減少を続けています。論文ではこの理由として、急激な気候変動による干ばつや気温上昇に、木材や農業用地の確保を目的とした森林伐採が重なっていることが考えられると説明しています。
2、 これまで地球温暖化に対する防波堤と考えられてきた南米アマゾン盆地が、伐採などによる森林破壊の結果、CO2排出源に変わりつつある可能性を米科学者チームが指摘しました。
マサチューセッツ州のウッズホール研究センターのエリック・デービッドソン氏率いる研究チームが発表した報告は、人間の活動によってアマゾン一帯は変化の「過渡期」にあると述べています。
報告によると、過去50年間でアマゾン一帯の人口は600万人から2500万人に増加し、林業・農業のための大規模な開墾が始まった。その結果、正確な試算は難しいものの、アマゾン一帯の大気の炭素収支(CO2放出量と吸収量のバランス)に変化が起きているそうです。
森林破壊によって20世紀後半、アマゾン盆地全体で見込めたはずのCO2純排出量は失われ、それどころか純発生源になりつつあるのです。
アマゾンのような成熟林は、地球温暖化問題を左右する大きな因子です。木は光合成を通じて大気からCO2を吸収しますが、腐食したり焼けてしまっている場合や、林地が掘り起こされた状態では、CO2が大気中へ戻って逆に温室効果をもたらしてしまうのです。
3、オーストラリアの固有種であるコアラが気温の上昇によって絶滅する恐れがあるとの研究結果が、発表されました。絶滅を避けるためには主食のユーカリに加え、強い日差しから身を守るための木々を「緊急に」植える必要があると警告しています。
シドニー大学のマシュー・クラウザー氏率いる研究チームはニューサウスウェールズ州北西部で、3年間にわたりコアラ40匹の生態を衛星を使って追跡調査。コアラの昼間と夜間の習性を比較した調査は今回が初めてでした。
調査では、コアラが生きるためには葉が生い茂った大きな木々が必要で、特に山火事や熱波などの異常気象の際にはこうした大木がコアラの生存に欠かせないことが分かりました。
コアラは昼間、さまざまな樹木の上で過ごし、夜になるとユーカリの木に移って葉を食べ、日中の気温が高くなればなるほど、よりたくさんの葉に覆われた大木の木陰で暑さをしのごうとしますが、日よけに利用する樹木の種類は幅広い。そのため、オーストラリアの気温が観測史上最高を記録する中、土地開発がコアラの生息環境に大きな影響を及ぼすことになるそうです。
2009年に大規模な山火事「ブラック・サタデー」を引き起こした熱波の際には、調査対象のコアラの4分の1が死んでしまったと指摘。これは、異常気象の頻度が上昇していることを考えると警戒すべき割合だと述べています。
私はハワイに移りたい理由の1つはやはり環境問題です。ハワイは島でゴミの捨て場所もなく、環境対策が進んでいます。2012年からは新築の一戸建住宅にはソーラーシステムの設置が義務付けられています。そして工場がないので空気が綺麗ですね。海は中和効果を生み出し、熱を吸収するので、温暖化の影響をあまり受けないですね。様々な理由があります。
1、 地球上で最も大きな有機体である巨大樹木の消失率が、世界全体で危険なほど上昇しており、周囲に住む野生生物の生活を脅かしているとする研究論文が、昨年出ています。
研究を行ったオーストラリアと米国の共同チームは、このままでは世界各地の生態系から最大かつ最古の森が永遠に失われてしまうと警告しています。
研究を率いたオーストラリア国立大学のデービッド・リンデンマイヤー氏によると、巨木の減少は世界規模の問題で、大半の種類の森林で起きている。ゾウやトラ、クジラやイルカなどの大型動物が世界中でその数を減らしているのと同様に、高齢の巨大樹木も危険さらされていることを示す証拠が次々と報告されているそうです。
これら大型樹木は山火事による大量焼失に加え、山火事がない年でも通常の10倍ものスピードで減少を続けています。論文ではこの理由として、急激な気候変動による干ばつや気温上昇に、木材や農業用地の確保を目的とした森林伐採が重なっていることが考えられると説明しています。
2、 これまで地球温暖化に対する防波堤と考えられてきた南米アマゾン盆地が、伐採などによる森林破壊の結果、CO2排出源に変わりつつある可能性を米科学者チームが指摘しました。
マサチューセッツ州のウッズホール研究センターのエリック・デービッドソン氏率いる研究チームが発表した報告は、人間の活動によってアマゾン一帯は変化の「過渡期」にあると述べています。
報告によると、過去50年間でアマゾン一帯の人口は600万人から2500万人に増加し、林業・農業のための大規模な開墾が始まった。その結果、正確な試算は難しいものの、アマゾン一帯の大気の炭素収支(CO2放出量と吸収量のバランス)に変化が起きているそうです。
森林破壊によって20世紀後半、アマゾン盆地全体で見込めたはずのCO2純排出量は失われ、それどころか純発生源になりつつあるのです。
アマゾンのような成熟林は、地球温暖化問題を左右する大きな因子です。木は光合成を通じて大気からCO2を吸収しますが、腐食したり焼けてしまっている場合や、林地が掘り起こされた状態では、CO2が大気中へ戻って逆に温室効果をもたらしてしまうのです。
3、オーストラリアの固有種であるコアラが気温の上昇によって絶滅する恐れがあるとの研究結果が、発表されました。絶滅を避けるためには主食のユーカリに加え、強い日差しから身を守るための木々を「緊急に」植える必要があると警告しています。
シドニー大学のマシュー・クラウザー氏率いる研究チームはニューサウスウェールズ州北西部で、3年間にわたりコアラ40匹の生態を衛星を使って追跡調査。コアラの昼間と夜間の習性を比較した調査は今回が初めてでした。
調査では、コアラが生きるためには葉が生い茂った大きな木々が必要で、特に山火事や熱波などの異常気象の際にはこうした大木がコアラの生存に欠かせないことが分かりました。
コアラは昼間、さまざまな樹木の上で過ごし、夜になるとユーカリの木に移って葉を食べ、日中の気温が高くなればなるほど、よりたくさんの葉に覆われた大木の木陰で暑さをしのごうとしますが、日よけに利用する樹木の種類は幅広い。そのため、オーストラリアの気温が観測史上最高を記録する中、土地開発がコアラの生息環境に大きな影響を及ぼすことになるそうです。
2009年に大規模な山火事「ブラック・サタデー」を引き起こした熱波の際には、調査対象のコアラの4分の1が死んでしまったと指摘。これは、異常気象の頻度が上昇していることを考えると警戒すべき割合だと述べています。
私はハワイに移りたい理由の1つはやはり環境問題です。ハワイは島でゴミの捨て場所もなく、環境対策が進んでいます。2012年からは新築の一戸建住宅にはソーラーシステムの設置が義務付けられています。そして工場がないので空気が綺麗ですね。海は中和効果を生み出し、熱を吸収するので、温暖化の影響をあまり受けないですね。様々な理由があります。
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