今週のハワイの魚たち



これが今週のハワイの魚です。
左からオノ(ワフーともいいます、鰆系の魚)、ヘビ(カジキ系の魚)、オパ(赤マンボウ)、そしてワル(バターフィッシュ)

栄養としてのハワイの魚の一例です。
オノは、低カロリーのたんぱく質を含み、ナイアシン(ビタミンB3)、B6, B12、リンとセレンを含んでいます。
4オンスに375mgのオメガ3(すなわちDHAとEPA)が含まれています。
これだけあったら、食べるしかないでしょう?

セレン? Selenium 調べてみました。
 抗酸化酵素の構成成分として、また甲状腺ホルモンを活性化する酵素の構成成分として、重要なミネラルです。
セレンは魚介類、肉類、卵に豊富に含まれているため、日本では不足が問題となることはまずありません。ただし世界には、土壌に含まれるセレンが少ない地域があり、そのようなところでは克山病(心筋症の一種)をはじめとする欠乏症が起こることもあります。一方摂りすぎると、爪の変形、脱毛、胃腸障害、肌荒れなどの症状が表れます。

 活性酸素は身体にとって必要なものですが、過剰に発生してしまうと細胞を酸化させて傷つけます。これが老化やガンの原因といわれています。また活性酸素は悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を酸化させ、血管壁に沈着させて血管を傷つける作用もあります。これは動脈硬化や心筋梗塞といった生活習慣病を引き起こす原因となります。
セレンは、活性酸素を抑える抗酸化酵素や、抗酸化に働くビタミンCの再生を促す酵素の構成成分となり、活性酸素による害を減らすのに役立ちます。

 体内で酸化ストレスが高まると、免疫系がうまく働かなくなります。セレンは酸化を防止することによって、免疫系を正常に保つ働きもすると考えられています。

 甲状腺ホルモンは基礎代謝を高め、エネルギー消費量を増やす方向に働くホルモンです。セレンは甲状腺ホルモンの活性化と代謝を行う酵素の構成成分として働きます。不足すると、甲状腺ホルモンが十分に合成できなくなる危険があります。

ちなみにリン? Phosphorus
 リンは80%が骨に、残りは筋肉、脳神経などに存在します。骨や歯の材料になるだけでなく、細胞膜の成分となったり、エネルギーの産生にもかかわったりと、生命の維持に重要な働きをしています。 リンは多くの食品に含まれているほか、食品添加物としてスナック菓子、清涼飲料水などの加工食品に使用されているので、不足することはまずありません。むしろ加工食品を利用することの多リンはカルシウムの次に体内に多く存在するミネラルです。そのうち8割はカルシウムと結合し、骨や歯の材料となっています。

 カルシウムとリンは血液中で1:1~1:2のバランスで存在していますが、過剰摂取によりリンが血液中に増えすぎると、体は骨に蓄えられているカルシウムを血液中に放出してバランスを保とうとします。しかしこのような状態が続くと骨はカルシウムが抜けてスカスカになり、やがて骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が引き起こされたり、放出されたカルシウムが血管に沈着して動脈硬化の原因になったりします。い現代人は、過剰に摂っている可能性があります。

 生きるためにはエネルギーが必要ですが、このエネルギーもリンがなくては利用できません。リンは細胞内で「高エネルギーリン酸化合物」として、エネルギーの受け渡しをするからです。不足する可能性は低い栄養素ですが、もし不足した場合は疲労を感じることになります。

どうですか? 少しハワイの新鮮な魚を食べる気になってきましたか?
私もなかなか、勉強しますでしょう? 分からないことは徹底的に調べます。そして分析します。これを寿司バーで今度は英語にして話ます。
魚の栄養素まで話す人はなかなかいません。これも差別化です。
これをさらにTwitterして、Facebookに掲載して相乗効果を高めていきます。これがマーケティングだと思っています。



 

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