3月13日(金)むなしいね
Marzo Tredici (Venerdi) Trece de Marzo (Viernes) 戦争が起き、原油価格が上がり、少し見方が変わってきました。 ゴールドマン・サックスのエコノミストは、最新のリサーチノートの中で、イラン戦争が米国経済に及ぼす経済的影響について分析を行っています。最大の主要リスクは「原油」です。「イランとの戦争が米国経済に波及する際の主要な伝達経路は、原油価格」と指摘しています。 ゴールドマンの原油担当チームは、わずか1週間余りの間に2度目となる予測の上方修正を行い、3月と4月の北海ブレント原油の平均価格を98ドルと予想。これは、2025年の平均価格と比較して40%の上昇です。 彼らの経験則によれば、原油価格が持続的に10%上昇すると、インフレ率は0.2パーセンテージポイント、コアインフレ率は0.04パーセンテージポイント押し上げられます。同様に、原油価格が持続的に10%上昇すると、GDP成長率は0.1パーセンテージポイント押し下げられます。 金融環境の引き締まりがもたらす影響もまた、経済の重荷となっている。彼らが算出する「金融環境指数」が1パーセンテージポイント引き締まるごとに、その後の1年間でGDP成長率は1パーセンテージポイント押し下げられることになる。これまでのところ、ゴールドマンの金融環境指数は0.2パーセンテージポイントの引き締めを示している。 FRBが重視するPCE価格指数で測られるインフレ率は、12月時点で前年同月比2.9%に達する見通し。これは、同社が以前予測していた水準を0.8パーセンテージポイント上回るもので、FRBが掲げる目標値(2%)を上回っている。ゴールドマンによるコアインフレ率の予測も上方修正され、その上げ幅は比較的緩やかな0.2ポイント。2.4%。これに伴い、第4四半期の実質GDP成長率(前年同期比)の予測値は0.3ポイント下方修正され、2.2%となった。失業率は第4四半期にピークを迎え4.6%になると予測され、今後12ヶ月間における景気後退(リセッション)のリスクは25%。同社によれば、この数値はウォール街の市場コンセンサスとほぼ一致しているそうです。 戦争継続中なのに金が上がらないのは? 金価格の上昇モメンタムが欠如している背景には、ドル高や米国債利回りの上昇など、いくつかの要因が考えられ...