フレンチワインのテイスティング その2


写真の左のワインをテイストしました。
Coteaux Du Languedoc Picpoul De Pinet HB 2012
Coteaux Du Languedocは産地、Pinetがその中にある村の名前です。
ぶどう品種がPicpoulです。日本語ではピクプールです。
「ピクプール」には「舌を刺す」という意味があるのですが、その名の通り、目が覚めるようなキリリとした酸が素晴らしく、スッキリ爽やかに飲めます。この酸は、レモンを絞って食べるオイスター、塩焼きの焼き魚などにピッタリです。南仏はオイスターの名産地でもあります。
Coteauxと言うのは、フランス語で「起伏のあるブドウ畑の丘」のような意味になります。これはフランス語に堪能な友人に訊いて調べてもらったものです。
ワイナリーはCave de Pomerolsで小さい文字で書かれています。

フランスの地図です。
Languedocは地中海に面しています。
地中海の温暖な気候は乾燥していて日照がありますが、Pinetには湖があり、これが夜になると冷たい風と湿り気を送り、それがワインに良い酸味を与えるようです。
シーフードに合う最適のワインかも知れません。価格は求めやすいと思います。私の仕入れ値で9ドル以下ですから、店で買っても12-13ドルだと思います。

テイスティングノート
Youthfully pale lemon yellow, with a nose of lemon and lime fruit, and an intriguing blend of white blossom and green herb notes. Vibrant green apple fruit with a refreshingly dry and acidic finish.
かなり辛口のワインのようです。匂いをかぐと、やはり酸味がかなりあることが分かります。舌で転がすと確かにクリスピィですね。

参考までに

ぶどう畑から地中海が見えますね。なんと美しいこと!


そしてワイナリーはこんな感じです。

このワインは、Wine & Spirits Magazineが2013年6月にBest Value Wine Top100に選んでいます。場合によっては10ドル以下で買えます。
今回は、なかなか勉強させていただきました。とにかく「Coteaux Du Languedoc Picpoul De Pinet」を覚えておくことですね。

ついでに金曜日に届いたワインが以下です。

これは両方ともに赤ですけどね。1本はSyrahです。この前買った中にもSyrahが入っていました。飲み比べ? 最近は個人的なワインの消費量が増えています。
まあ、勉強するにも投資しないと始まりませんからね。



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