2週間程度? 3月4日(木)

 Quatro de Marzo (Jueves)

 菅さんが、2週間程度の解除延長を決めたそうですが、実情は小池に突かれる前に判断したという事らしいですね。それにしても野村の試算では、仮に2週間なら7千億円の経済損失、そして3万人の失業を生み出すそうです。そして3月は卒業、春休みなどあり、「自粛してください、どこにも行かないでください」では、日本全体がおかしくなってくるのです。

 しかし、日本人もそこまで馬鹿ではないから、しっかり昼間に行動しているようです。昨日、東京在住のある人に尋ねたところ、「レストランでは8時までの時短が原則だが、バレないようにそれ以降は現金のみの支払いにして延長営業している店がある、それが実態。さらに週末の昼間、青山や広尾のカフェは行列ができるほど混んでいる」とコメントしていますから、この「時短要請」は意味がない。まあフランスは午後6時に閉まるようですが、これは効果がありそうです。昨日最後のお客さんはフランス人の常連さんで、確か2末にフランスに戻りスキーをすると言っていたので、その確認をしたのですが、戻れなかったようです。

 そんな中、飲食店はどうしているか? 西新宿のある店は、「カニの食べ放題」をやって当たっているそうで、毎日満席です。確かカニはそろそろ漁のシーズンが終わるはずですが、卸の倉庫には山積みになっているそうで、それを協力するカタチで食べ放題の企画をして当たっているそうです。利幅はほとんどないと言っていましたが、まあそれは建前でしょう。千代田区のバーは、昼間に「たばこが吸える喫茶店」として、店を開ける予定で、もちろんアルコールも飲める、皆さんいろいろ考えているようです。本当に経済を無視したような、「国民の皆さんの命を守るために」はお題目として、本当に守ってくれるんかい、と私は言いたいのであります。

 

南東部には関係ない話ですが、全米各地でまた変な天気になってきました。南カリフォルニアは雨と霰、北東部は寒くなり最低気温が氷点下になります。

フロリダからジョージア、アラバマにかけては春の陽気です。



少し調整感の入った株式相場ですね、特にハイテク株の多いナスダックはそんな感じです、テスラは653ドルで最高値は900ドルでしたから、27%も下げていることになります。アップルで145ドルの高値から121ドルですから、17%の下げです。



過去25年で初めての出来事です。昨年はカリフォルニアに移住した人の数よりも出て行った人の数の方が多かった。その理由は物価が高いのと税金が高いことだそうです。

まず家が高い、中間価格で62万5千ドル(全米平均は27万ドル)、物価指数でいえば、全米平均が100ならカリフォルニアは150なのです。こりゃ、たまりませんね。



北東部の寒波の影響で朝晩が少し冷え込みますが、昼間の気温は上がります。しかし、それでも昨日の夕方の63度は少し肌寒く感じ、外に座ったお客さんは1組でした。




こんな図があるのを知っていますか? 黒潮の流れを示したものです。普通は南から北にだいたい日本列島に並行しているのですが、それが蛇行しています。4月の予想でも蛇行していて、これで何が起きるのか?



これが普通なわけです。離岸が大きい紀伊半島の南では海水温や気温が下がり、逆に接岸する関東では気温が上がるようです。

ということは今年の関東は暑いということになります。この蛇行はすでに2017年から始まっているようで、長期的なものだと書かれています。魚の穫れ方にも影響が出ると思いますよ。


 昨日は運よく、常連さんがワインを2ケース買い、売り上げを達成しましたが、春の陽気にワインの売り上げは並行せず、爆買いも減り、少し落ち着いてきました。ワクチンの接種が進むと、人の動きが活発になることから、家飲みが減る、その分店内飲食が増えてくる。そんな予測を立てていますが、うちにはパティオがあるので、席数は十分あって、今あるワインの売リ場を縮小することは少し待とうと思っています。しかし今年の初めに考えていた年間の40万ドル構想はたぶん、厳しいであろうと思っています。30万ドル売れれば上出来ではないかと。来週はあるワイン銘柄のセールがあるので、少し買い入れますが、最近は売れ筋でない限り、箱で買うことを控えて、多くても6本とかにして在庫を抑えながら仕入れるようにしています。それでも回っていますけどね。当然ながら売れないワインもあり、それらを見切って少し整理をすることも検討中です。どうしても夏には赤が落ち、白が上がるわけですから、常に適正在庫を維持することですね。

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