今日の出来事から 10月13日(金)

Octobre Trece ( Viernes)
 昨日の詐欺話は、閲覧数がいつもの6倍でした。やはり、皆さんこういう話題には興味があるのか??? 日本が「オレオレ詐欺」なら、アメリカも負けてはいません。
 だいたいのパターンは、IRS(税務署)に成りすます、電力会社に成りすます、電話会社に成りすます、手紙が電子メールが海外から来て遺産があって山分けしないといけない、そして今回のような大量注文での誘惑詐欺?
 IRSの場合は、税金の滞納がある、または滞納している税金を安くする。公共料金の場合は、未払いがあって、すぐに払わないと電気を止める、電話を止めるというものです。
 カードで支払いすれば、それが他州のウエスタンユニオンなどで小切手になり、それが現金化されるという仕組みです。

 昨日もビジネスは暇でして、これで月曜日から4連敗です。起死回生のホームランが週末に欲しいところです。
 昨日の一番の良い出来事、アメリカらしい話。あるお客さんが62ドルしか食べていないのに、100ドルのチップを置いていきました。
 その理由は私が親切にしたからです。この初老の夫婦はたぶん、2回目です。前回、何か話をしていて糖尿病だというので、黒ニンニクを分けてあげました。そしてグアバ茶もお勧めしました。それから3週間でしたかね、昨夜来て、実際にグアバ茶を買いにいったが、分からず、マンゴスティン茶を買ったみたいで、店にあるグアバ茶の写真を撮りました。そして私がグーグルして、「糖尿病に一番良いものは何か」を調べ、大豆製品であることを知らせ、自家製の豆腐を試食させこれに満足。次いでオメガ3が大豆に次いで良いことを知らせ、最後には玄米ご飯を冷凍ですが、持ち帰らせてあげました。まあ、私は半分、医者みたいなもので、そこまでのことをします。これに彼らは感謝したのでしょう、異例のチップでした。
 やはり、こういうお客さんをケアするって大事ですよ。毎週2-3回来る、マイクさんもそうで、黒にんにくが好きなので、差し上げていますが、彼は毎回、150-200ドルしか食べないのに、80-100ドルのチップを置いていきます。
 あまりに置きすぎるチップに私がこの前、140ドルのクインテッサというCAの高級ワインを差し上げたら、今週は自分の買ったボルドーのシャトー・ピション2009年を「ケースで買ったので1本をどうぞ」とくれました。このワインがまた高い、200-250ドルはするでしょう。マルゴー並みの値段ですよ。
 まあ、こうしていろいろとお客さんの世話をしていると、良いこともある。私は常に思うが、「最初は点で良い、点が線になる。線はやがて面になる、最後に面は立体となりカタチとなる」です。
 小さな親切や努力もそれが重なり増えていくと身を結ぶというものです。

 パリ市当局は、五輪を開催する2024年までにディーゼル車の使用を段階的に禁止する目標を発表。従来型のガソリンエンジン車も2030年をめどに禁止を目指します。フランス政府は先に、2040年までにディーゼル車とガソリン車の販売を禁止することを明らかにしていますが、パリはさらに野心的な目標を掲げたわけです。

 Photo山火事
 カリフォルニアの山火事はすでに31人が死亡、数百人は行方不明だそうです。どうして逃げられなかったのでしょうか? 地震じゃあるまいし、確実に来ることは分っていたはずです。山火事で消失した住宅や商店などは約3500で、消失面積は7万7000ヘクタールと、ニューヨーク市とほぼ同じ大きさです。

 ダイヤモンドが投資家の資金の安全な避難先として、金のライバルになり得る? 「標準化」されたダイヤモンドを発表したシンガポールダイヤモンド投資取引所(SDIX)は、その意義を「ダイヤモンドは世界で最も濃縮された富の形態と言われているが、投資家は長年、投資先としては金よりも利便性が低いと評価してきた。一粒一粒状態が異なり、評価が主観的になりがちで、トレードが難しいため」
 しかしSDIX創設者のバンデンボーレ氏は、新技術でこの問題を解決することに成功し、ダイヤモンドは今後「新たな金」になると。
シンガポール・ダイヤモンド・ミント(造幣所)が作る「ダイヤモンド・ブリオン」は、投資グレードのダイヤモンドのコレクションで、評価額を素早く確認できる仕組みになっています。
 すごいのはこれが欧州のベルギーとかではなく、シンガポールであるということ。金満小国はさらにこれで飛躍し、アジアの金を集めることになるのでは?と私は思う。
 この小さな国に日本からも株などでもうけた人が集まって、アジアの富豪の仲間入りをしているらしい、テレビでよくみますが、どうなるのか?

 「ユニクロ」や「GU」を運営するファーストリテイリングは、2017年8月期決算が過去最高益を記録したと発表。売上高は前期比4.2%増の1兆8619億円、営業利益は38.6%増の1764億円、純利益は約2.5倍の1192億円でした。
 海外事業の営業利益が95.4%増の731億円となったことで、グループ全体の業績をけん引。米国の赤字が半減、東南アジア・オセアニア地区の業績が好調だったことで、大幅な増益となりました
 GAPなどに比べると認知度は低いものの、その品質は勝っていて、アメリカ人も日本に行って、ユニクロをお土産に買う人がいるようです。そのうち、アトランタにも出てくると思います。ユニクロの店舗数は、2018年8月期末には国内831店舗、海外1246店舗に達する見込みですが、全米各地に作れば、海外2千も超えるでしょう。

 Atlanta, GA 7-Day Forecast
来週から一気に気温が下がります。

 少し前なら東芝、今は日産と神戸製鋼、たるんだ日本の会社。その原因を読んでいました。日産はどうして起こったのか? それは急に生産台数が増えて忙しくなったからだそうです。間に合わないからやってしまった。
 神戸製鋼は? 鉄は不況のときにJスチールができる、新日鉄も買収をして強化した。それに遅れたのが神戸製鋼。 そこで鉄を諦め、アルミに走った。自動車の軽量化などでアルミの将来性に賭けたわけです。そこで起きた不正、納期に間に合わせるため、サイクルの早い自動車産業についていくには「適度の不正」は必要であった。それは致命的ではないがこの程度の基準をクリアしていれば問題は起きないであろう、というごまかしだったようです。東芝のチャレンジではないが、神戸製鋼にもノルマがあり、それを達成するにはやるしかなかった。まあバレてはお終いですよ、ハハハの世界では済まされない。
 一時のしのぎのために不正をするのが賢いのか、それともその時はつらくても、長い目で見ていくのが良いのか、その問題でしょう。日本もアメリカ化していく中で、長期展望よりも短期利益追求型に変わったのでしょうか? 皆さん良い週末を!

 

 

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