いよいよ9月の数字が発表になり、、、。

 早速ですが、BuckheadにあるESPNZoneが木曜日をもって閉店しました。145人の従業員が職を失いますが、給与は2か月分支払いされます。これからフットボウルシーズンが本格化し盛り上げるはずのスポーツバーですが、早くも息切れです。
 木曜日の株価は、私の予想通りの展開でした。こういう悪い予想が当たるのは好ましくありませんが、9月の数字により、景気の先行きが不透明ということで急落でした。 日経平均は250円安で、しばらく1万円には戻らないでしょうね。
 自動車販売については22.7%減ですが、政府の優遇策が打ち切られた反動で、これは政策の息切れです。何もこれは米国に限ったことではなく、金融危機に陥った国々が財政出動でお金をばら撒いて数字を上げて、支えていましたが、それが終わったということです。 そんなものは最初からわかっていたことです。ここがアメリカ人の楽観主義の悪いところではないでしょうか? その結果の1つがアトランタに乱立し、中はガラガラの高層コンドです。この幽霊のような高層コンド、どうするんですか? 誰も買わないから自滅するしかない。たまたま買った人は間違いにしてはリスクが高すぎる。売ろうにも誰も買わない。
 米国に関しては住宅販売特別手当も11月で終了(この手当てをもらうには実質10月以内に取引を終了しないといけない)するため、すべての財政出動が終わるわけです。 お金もないのに、お金をばら撒いたつけは今後来ます。
 金曜日の朝には雇用統計(失業率)が出ますが、10%になるのかどうか? 私は前回の9.7%からぎりぎりの9.9%だと予測しています。
 他の数字も見てみますと、原油が70ドルを回復、ゴールドも1000ドル以上、円は90円以下とだいたい予想したレンジ内で動いています。今後ですか? 9月の数字次第です。

追伸: 発表された数字は9.8%でした。0.1%の悪化ですが、10月の厳しくなることから11月に出る数字は10%になっていると思います。ただ、この数字に出てこないものがありますから、実質の失業率はさらに高い数字なのです。あらゆる産業で今後も厳しい状況が続くことが予想されます。
作戦ですか? 楽観視しないこと。最悪を想定してその状況下で赤字にせず、利益を出すにはどうすればよいかを考える、それだけです。そしてこの国に見切りをつけるのも1つの選択肢です。

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