今日のニュースから 3月7日(木）

　これが昨夜の私の晩御飯でした。シマ鰹の煮付け、正直美味かったものの、脂のある魚なので焼いた方が美味かったのかも？でしたね。まあ、毎週新しい魚を仕入れますから、楽しみです。

　来週の金曜日には刺身を食べるお客さんが2人ほど、客人を連れてくるというので、魚屋に金曜日用の魚もオーダーしたところです。赤ムツが好きなんですよね、なかなかの通でしょう？　こうしたやりとりはすべて携帯電話のテキストを使って行います。これも「ハイテク」ですかね。

　日航の稲盛さんが取締役を退任するようです。現代の日本の経営者の中では一番で、神様的な存在ですかね。
　では2010年1月に経営破綻し、昨年5月14日に発表された2012年3月期決算は営業利益2049億円、純利益1866億円と過去最高益を更新しV字回復をしたわけですが、稲盛さんは何をしたかですね？社長の植木さんによると「社員の心を変えた」そうです。
　以下はNEWSポストセブンにありますが、採算意識の薄かった社員にコスト意識を持たせたとか、責任感の薄かった社員にそれを持たせたとか、いろいろな言い方はあると思いますが、基本的に意識改革を行なってくださったと思います。
　今、JALの企業理念の冒頭は「全社員の物心両面の幸福を追求し……」となっています。まさに再建真っただ中に改定を行なったのですが、当初、社内では反対意見も多くありました。破綻して公的支援を受けておきながら、社員の幸福か、と。お客さま、債権放棄や株式の100％減資など多大なるご迷惑をおかけした関係者、さらに言えば国民の皆さまにご迷惑をおかけしておいて、社員の幸福を掲げることに色々と議論がありました。
　それはもちろん、そうなのですが、逆に言えば、この会社に一番欠けていたものだったのですね。会社は社員のことを考えていたのか、社員はそれを本当に信じられていたのか、ということでした。経営陣と社員の間にはっきりとした意思疎通がなかったのではないかと。
　そこで稲盛さんは、まず経営は社員のことを思え、と。それがなければ、社員が会社を愛してくれることもないだろう、と。会社を愛することができない社員が、お客さまに本当のサービスができるはずがない、と教えてくれました。
　
　
「社員も含めて、あなたたちみんなで、この会社を潰したのです。それをまず自覚しなさい。自覚すれば、まじめな人間が多いんだから、必ず良くなる」
「この会社には命がけで会社を良くしようという人間がいない。命がけでやらなければ良い会社にはならない」　ということを繰り返し、言われました。とありますね。
　まあ、元々賢い人が多い会社でしょう？　天下の日の丸航空ですからね、それゆえ求心力がない、潰れて初めて「潰れたんだ」と自覚したんじゃないですかね。それで首切りが始まり、人員整理を断行したわけです。もう倒産した会社にはプライドも何もありませんから、不採算路線を切り捨てるしかない、余剰人員はカットするしかないわけです。そして儲かる路線だけにすれば収益は上がります、人件費カットすれば利益も生まれるということでしょうね。書いてしまえば、簡単ですが、大鉈を振るう人間がいなかったわけです。日産に近いものを感じますけどね。

　日本の友達からメールが来て何かと思えば、勤務先が倒産したそうです。某県庁所在地に、複数の店を持つ洋服屋ですけどね。ブティークといえば聞こえは良いが、物販は大変ですよ。全国チェーンやブランド店に勝たないといけない。ましてやユニクロのようなデフレ戦略店が出てきてそれまでのパターンをぶち壊していきましたからね。そして倒産、たぶん商店街の中にあったんじゃないですかね。今時そういう場所で買い物をするのは年齢が上の人でしょうからね、余計にきついですね。結局何かといえば「変化」だと思いますよ。時代の流れに沿って変化していけない会社が人は消えてしまうということです。

　ファミリーマートは、組合員２７００人を対象に２０１３年度の賞与を０・７％幅引き上げる方針を明らかにしました。１・５％分の定期昇給とあわせ、２・２％の年収増になるとしていますが、安倍政権や日本銀行の物価上昇率２％の目標に応じたそうです。ローソンやセブンIYに続いたものです。給与が上がるって素晴らしいじゃないですか？　円安で企業の採算も良くなってきています。今夏のボーナスが久々に過去最高になれば、人が出かけお金を使い、市中でお金の回転が始まるわけです。日本に将来あり！ですかね。

　週間新規失業保険申請件数も34万件で低水準を維持しています。明日が2月の失業率の発表だと思いますが、期待できます。ダウは今日も上げています。14343ドルはもちろん過去最高の更新です、円も動いていまして94.43円まで円安になっています。
　アメリカが回復し、日本も上がる。そして金儲けができる。素晴らしい！！