今日のニュースから 3月6日(水)

 ダウは余裕で最高値を更新しましたね。前日比125・95ドル高の1万4253・77ドルで取引を終え、2007年10月9日に記録した終値の史上最高値(1万4164・53ドル)を約5年5カ月ぶりに更新したことになります。
 それを受けて東京市場も11900円台に入っています。東京市場の株を11月に仕込んでおけば、30%の上昇ですか? 儲かった人がずいぶんいると思いますね。
 まあ、今後もどんどん上昇と言いたいところですが、そうは問屋が下ろさないでしょうから、調整も含めてじわじわの右肩上がりだと思います。
 かつて「2006年がアメリカのピークだった」と書いたことがあり、この言葉はオリックスの宮内さんの発言を引用したものですが、シェール革命で資源国としてアメリカが見直されたことは大きいと思いますね。
 といって、アメリカに再びピークが来るのかはもう少し時間を置かないと判断できません。現在いる白人層と黒人層は今のままか、それ以下に没落していくのは間違いないと思います。アジア系の移民の教育水準は実に高くまた勤勉であることなどから、少数派ながら米国経済への影響度は高いと見ています。こうして移民がアメリカを押し上げるんだというイメージがありますね。
 まあ、そんなこんなで経済的には再生する方向だと思いますが、国として抱える問題は解決していないのが現状です。そこをどう打破するかが課題です。

 ブルックリンのクラウンハイツ地区は米国で最も名の通ったプログラマーの一人、アーロン・スワーツ氏が26歳の若さで首つり自殺したことで聖地になっているそうです。
 今年1月に早世した天才児は、14歳でインターネットの情報配信規格「RSS」の開発計画に参加。オバマ大統領も利用するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)型のニュースサイト、レッドイットも立ち上げています。サンケイ新聞からの引用です。
 スワーツ氏の素顔は、「情報への自由なアクセスが理想社会を生む」と信じたハクティビスト(ネット活動家)である。ハリウッドの著作権保護に反対しているうちは良かったが、2008年に米裁判情報システムのPACERをハッキングして、米政府から目をつけられた。
 決定的だったのが11年にJSTORと呼ばれる学会論文のデータベースから480万本の論文や記事をマサチューセッツ工科大学のネット経由でダウンロードした事件だ。米政府は通信詐欺など10を超える罪状を根拠に、最大で35年間の禁錮刑を連邦地裁に求め、精神的に追い込まれたスワーツ氏は自らの命を絶った。

 記録などを分析すると、米政府の前のめり姿勢が手に取るように分かる。要約すると、「JSTORやMITがハッキングを防止する最大限の努力をしていたのに、スワーツ氏が悪意を持って、多大な被害を社会に与えた」というのが検察側の主張だ。
 だが、そもそもMITは構内でのネット・アクセスを無料提供する開放政策をモットーとしていた。JSTORは損害賠償請求するどころか、米政府に刑事事件化を撤回するよう要請し、今年に入って論文の一部無料開放を発表している。
 スワーツ氏がハッキングに用いたプログラムは10行程度で初心者でも書ける。防犯カメラに撮影されるMITという公共の場にパソコンを持ち込んでハッキングしていたうえ、ダウンロードした文書は暗号処理もされておらず、「犯意」を証明するのは難しい。分が悪いと思ったのか、米政府は訴追後に6カ月の禁錮刑での司法取引を申し出ている。
 刑法研究で知られるニューヨークのフォーダム大学では先月末、スワーツ氏の事件に関する会合を開いた。参加した法曹関係者、人権活動家、プログラマーは「違法行為の程度と量刑のバランスが逸脱している」「今後の情報開示請求に萎縮効果を与える」と米政府を批判していた。
 FBIに調べられた経験のあるプログラマー、クリス・ソグホイアン氏によると、「コンピューター・オタクをテロリストと同等に扱う無知と恐怖感」が米政府による強硬姿勢の背景にあるそうだ。「司法省やFBIなどでは専門家が乏しく、映画のように『ハッカーが核戦争を仕掛けることができる』と本気で信じている」
 FBIではサイバー犯罪班を増強中だが、国境を越えたウイルス攻撃には後手後手に回っているのが実情で、当局が政治的圧力を感じていたとしても不思議ではない。米中枢同時テロを受けて、疑わしきを手当たり次第に収容所に拘束した過去ではないが、追い込まれた国家権力の過敏症は一市民としては怖い。まあ、ありそうな話だと思いませんか?


サウジの王子がフォーブスに激怒
 自分の資産の試算が間違っているとフォーブスを非難しています。他社では280億ドルがフォーブスでは200億ドルしかないということで怒っているんですが、日本人ではユニクロの柳井さんが、Facebookのザッカーバーグと並んで66位に入っています。

 WBC1次ラウンドA組(6日、キューバ6-3日本、ヤフオクドーム)日本は九回にようやく3点を返したものの反撃は及ばず。六回まで毎回走者を出しながら1本が出ず、キューバに敗れた。1次ラウンドは2位通過となり、2次ラウンド初戦(8日、東京ドーム)でB組1位の台湾と対戦する。とこんなニュースがありますが、アメリカでは見向きもされていないWBCですね。これ何? ワールドベースボールクラッシック、野球の世界選手権ですが、今年は特に白けていて、観客もほとんど入っていないわけです。「もう、止めたら?」状態ですね。だいたいサッカーに比べ競技人口の少ない野球が世界選手権をすることが馬鹿げていて、それもシーズンを前に、こうしたイベントに参加する選手も少ないわけです。意味のないものです。

 
 企業向け給与計算サービスのADPが発表した2月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は19万8000人増加、2012年2月以来の大幅な伸びとなっています。市場予想は17万人増でした。政府のデータが出るのが明日か金曜日ですね。ダウは今日も先物で60ポイント上げています。2月の雇用統計によってはさらに上がることでしょう。
 こういうときに株を持っていれば強いですよね。ただ下がったら怖い。ということで、財産三分法があるわけですね。株持ち、金持ち、不動産持ちですか? 

Photoこれハイブリッドです。
 ラ・フェラーリは、イタリアの高級スポーツ車フェラーリの市販モデルとしては初となるHVで、価格は100万ユーロ(約1億2000万円)。
限定販売される499台はすべて予約済みだそうです。予約完売とは素晴らしい。

 北朝鮮情勢ですが、韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮軍が朝鮮戦争の休戦協定の白紙化などを表明したことを受けて声明を出し「北朝鮮がわれわれ国民の生命を脅かす挑発を強行すれば、挑発の原点と支援勢力はもちろん、指揮勢力まで強力かつ断固として打撃を加える」と宣言、攻撃を受ければ軍中枢への反撃も辞さない構えを示しました。
 声明は「(反撃の)全ての準備を整えている」と強調し、北朝鮮を強くけん制。北朝鮮の反発は必至で、緊張はさらに高まりそうです。
 
 国連安全保障理事会は、北朝鮮が2月に行った3回目の核実験に関して非公式会合を開き、常任理事国の米国が制裁決議案を全理事国に配布。決議案は、国連加盟国に、北朝鮮との金融取引の規制や貨物に対する検査を義務付けるなど、制裁を大幅に強化したことが特徴。挑発行為を繰り返す北朝鮮に対し、国際社会の断固とした姿勢を示す内容となっています。
 まあ、これで北朝鮮に行動を起こさせ、韓国が反撃し、戦争になって北朝鮮が潰れてくれた方が「皆が幸せ」になるんだと思いますけどね。兄貴分の中国も同じ考え方かも知れません。単に厄介なだけで何のメリットもないと思います。

 アトランタ市内初の雪?今朝はうっすら白くなっていましたね。もう解けていますけどね。Dawson郡から北は積雪で学校が閉鎖になっています。さらに北のバージニアでも大雪で、停電が相次いでいます。
 昨夜は暇でしたけどね、内容が良い。お任せが入って自分のしたい仕事ができたのが一番の喜びです。月曜日も業界関係者がお任せを注文し、喜んでもらったので物を作ることは大変ながら、それでも満足のいく仕事ができればストレスも軽減できますし、精神的には良いわけです。
 ただ、今日からランチのシフトが1人抜けるので大変です。ウェイトレスが1人しかいない日が今日と明日になります。どう探しても人がいないのです。
 サービスの低下ですが、ノーチョイスですからね、仕方ない。こういうのが一番の精神的な負担ですね。まだ胃潰瘍にはなっていない、禿げてもいない、それが救いかも??

7 Day Forecast
見てください、日曜日の天気の素晴らしいこと。
朝、掲載するが突如停電で、午後掲載になりました。失礼




 

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