週末往来!
詐欺はいつでもどこでもあるものです。アメリカ、日本、インドネシアを問わず、人は言葉巧みに人を騙しますね。
先日のクラーク・ハワードショーに問い合わせのあった詐欺ですが、Craig Listに車の出物があって買いたいんだけど、おかしいような気がするというものでした。クラークはCraig Listにある車売りますのほとんどは詐欺まがいのものであると言っています。また車を見ないで買うことほど危険なことはないとも言っています。その売主の詐欺の手口は「主人と離婚して財産分与として車を受け取ったものの、私には必要ないので早急に処分したい。お金はいくらでもいい、ただ処分したいだけだから」という風な感じだそうです。
インドネシアの古典的な詐欺に同じようなものがあります。ある新聞に掲示されている車の販売AD,それを見て電話すると、安いので8人ぐらいが買いたいと言っている。あんたに売ってもいいけど、手付金をすぐに払ってくれ、そうしないとキープできないよ。それで購入希望者は送金するわけですね、それで「じゃあ、今から車を取りに行く」とその場所に出かけるが車はない、売主もいない、携帯電話はつながらない、というパターンです。
さらに巧妙な手口がありましてね、これもインドネシアでで実際にあった話です。ある人がジャカルタの公立高校へ行きました。彼は映画の撮影か何かで生徒にダンスをしてもらいたいと話します。校長は受諾し、生徒の中から運動神経の良い人を選びます。そして24人が選ばれました。翌日、体力測定をすることになりました。その男、携帯電話を持ってくるように指示します。そして学校から少し離れた場所に皆を移動させます。そして「では、ここから学校まで走って戻ってきてください。皆さんの携帯電話をストップウォッチとして使ってください。さあ準備は良いですか?よーいドン」それで生徒が携帯電話のスイッチを押して、そこに携帯電話を置いて学校まで走って行きます。かなり離れたところで、男はその携帯電話を集め、待たせてあったオートバイの後ろに乗り逃走したということです。
これは最近、私の店で起きている事件です。倉庫にコーラや積まれていますが、これを誰かが飲んでいます。証拠を隠滅すればいいのに、半分飲んでそれを倉庫内の冷蔵庫の見えない場所に置いているのです。先週、たまたまそれを見つけ処分しましたが、日曜日だったので犯人もたぶん、土曜日に飲んで忘れてしまったのでしょう。そして昨日また確認でその場所を見るとまた飲みかけのコーラが置いてあったのです。今回は、その中身を捨て空にして缶を潰して置いておきました。これで犯人が見れば「見つかった」と思うことでしょう。しまった!中に水を入れておけばよかったですね。小さな店でも見えない場所、死角はあるものです。ある店ではメキシコ人が多く働いていてバナナなどを食べて皮を平気で冷蔵庫の中に置きっぱなしにしているという話を聞いたことがあります。その店のマネージャーが「おい、食べるのは良いかもしれんが、せめて片付けろ」と怒鳴ったそうです。
今朝は明日のトーナメントに備え、朝から練習に行ってきましたが、貸切でした。本当に小雨の中、1時間私だけが練習していたんです。それでオーランドのPGAショーに行って帰ってきたオーナーを話をしましたが、このビジネスを20年近くやってきて1月は初めて赤字だそうです。それも売り上げ80%減、前半は猛寒、そして週末になると雨のパターンでは、自然に左右されるゴルフ場はどこも赤字なのではないでしょうか?そういう私の店も今月は初めて前年比で20%のダウンです。まあ赤字は免れていますが、経費の節約に走ります。ワインも売れないものを返品しアイテムを減らし、新しいものと入れ替え、日本酒も同様です。薄く広くからやや絞り込んで在庫を持たないという感じですね。
ただ鮨屋がネタで節約するとそれはお終いです。生ものですからロスが出ますね、それを警戒して冷凍モノにだんだん切り替えていくパターンがありますが、それは衰退を意味します。生もので勝負できる体制を作らないといけないのです。
例えば鮪を売りたいと思えば、スペシャルを作ればいい。そうすればアペタイザー、握り、巻物と3回売れる可能性があります。握りだけのメニュー構成では売れる確率が低いので回転しないのです。
私はこれをフィルターを通すと解釈しています。最終的には処分するかも知れないが、その前に何回も通過する地点を作ってやるとフィルターに引っかかって処分するものも少なくなるということです。
他のビジネスでもこういう方式は採用できるのでは?
今日、届いた日経ビジネスには「韓国4強 躍進の秘密」という特集が組まれています。4強とは、サムスン、LG,現代そしてポスコです。韓国商法はレストランでは相手が潰れるまで値下げ、品数を増やすなど、ボリューム+価格での戦争です。ただトップ企業ではどうなんでしょうか? 日本企業と根本的に違うところは、彼らは方向転換が早いということです。彼らは肉食の狩猟民族であるということです。ビジネスに失敗して倒産してもあまり後悔しない、次をすぐに立ち上げるのが韓国人ですね。そして現金ビジネスが好き。コインランドリー、カーウォッシュ、クリーニング、コンビニ、レストランなど、アジアのユダヤ人と言われ現金商法に強いのが韓国人の強みですね。そして小金を貯めると、ビジネスを売り、少し大きなビジネスに鞍替えしていきます。あまり執着心はないでしょう。ビジネスの中身はあまり関係がないようなイメージです。儲かるものにどんどん進んで行って何が悪いんだ、って感じですね。たくましいものを感じます。韓国経済が危機のときに、国民が政府に金を差し出したのを覚えているでしょう。愛国心では日本人は彼らの足元にも及びません。
先日のクラーク・ハワードショーに問い合わせのあった詐欺ですが、Craig Listに車の出物があって買いたいんだけど、おかしいような気がするというものでした。クラークはCraig Listにある車売りますのほとんどは詐欺まがいのものであると言っています。また車を見ないで買うことほど危険なことはないとも言っています。その売主の詐欺の手口は「主人と離婚して財産分与として車を受け取ったものの、私には必要ないので早急に処分したい。お金はいくらでもいい、ただ処分したいだけだから」という風な感じだそうです。
インドネシアの古典的な詐欺に同じようなものがあります。ある新聞に掲示されている車の販売AD,それを見て電話すると、安いので8人ぐらいが買いたいと言っている。あんたに売ってもいいけど、手付金をすぐに払ってくれ、そうしないとキープできないよ。それで購入希望者は送金するわけですね、それで「じゃあ、今から車を取りに行く」とその場所に出かけるが車はない、売主もいない、携帯電話はつながらない、というパターンです。
さらに巧妙な手口がありましてね、これもインドネシアでで実際にあった話です。ある人がジャカルタの公立高校へ行きました。彼は映画の撮影か何かで生徒にダンスをしてもらいたいと話します。校長は受諾し、生徒の中から運動神経の良い人を選びます。そして24人が選ばれました。翌日、体力測定をすることになりました。その男、携帯電話を持ってくるように指示します。そして学校から少し離れた場所に皆を移動させます。そして「では、ここから学校まで走って戻ってきてください。皆さんの携帯電話をストップウォッチとして使ってください。さあ準備は良いですか?よーいドン」それで生徒が携帯電話のスイッチを押して、そこに携帯電話を置いて学校まで走って行きます。かなり離れたところで、男はその携帯電話を集め、待たせてあったオートバイの後ろに乗り逃走したということです。
これは最近、私の店で起きている事件です。倉庫にコーラや積まれていますが、これを誰かが飲んでいます。証拠を隠滅すればいいのに、半分飲んでそれを倉庫内の冷蔵庫の見えない場所に置いているのです。先週、たまたまそれを見つけ処分しましたが、日曜日だったので犯人もたぶん、土曜日に飲んで忘れてしまったのでしょう。そして昨日また確認でその場所を見るとまた飲みかけのコーラが置いてあったのです。今回は、その中身を捨て空にして缶を潰して置いておきました。これで犯人が見れば「見つかった」と思うことでしょう。しまった!中に水を入れておけばよかったですね。小さな店でも見えない場所、死角はあるものです。ある店ではメキシコ人が多く働いていてバナナなどを食べて皮を平気で冷蔵庫の中に置きっぱなしにしているという話を聞いたことがあります。その店のマネージャーが「おい、食べるのは良いかもしれんが、せめて片付けろ」と怒鳴ったそうです。
今朝は明日のトーナメントに備え、朝から練習に行ってきましたが、貸切でした。本当に小雨の中、1時間私だけが練習していたんです。それでオーランドのPGAショーに行って帰ってきたオーナーを話をしましたが、このビジネスを20年近くやってきて1月は初めて赤字だそうです。それも売り上げ80%減、前半は猛寒、そして週末になると雨のパターンでは、自然に左右されるゴルフ場はどこも赤字なのではないでしょうか?そういう私の店も今月は初めて前年比で20%のダウンです。まあ赤字は免れていますが、経費の節約に走ります。ワインも売れないものを返品しアイテムを減らし、新しいものと入れ替え、日本酒も同様です。薄く広くからやや絞り込んで在庫を持たないという感じですね。
ただ鮨屋がネタで節約するとそれはお終いです。生ものですからロスが出ますね、それを警戒して冷凍モノにだんだん切り替えていくパターンがありますが、それは衰退を意味します。生もので勝負できる体制を作らないといけないのです。
例えば鮪を売りたいと思えば、スペシャルを作ればいい。そうすればアペタイザー、握り、巻物と3回売れる可能性があります。握りだけのメニュー構成では売れる確率が低いので回転しないのです。
私はこれをフィルターを通すと解釈しています。最終的には処分するかも知れないが、その前に何回も通過する地点を作ってやるとフィルターに引っかかって処分するものも少なくなるということです。
他のビジネスでもこういう方式は採用できるのでは?
今日、届いた日経ビジネスには「韓国4強 躍進の秘密」という特集が組まれています。4強とは、サムスン、LG,現代そしてポスコです。韓国商法はレストランでは相手が潰れるまで値下げ、品数を増やすなど、ボリューム+価格での戦争です。ただトップ企業ではどうなんでしょうか? 日本企業と根本的に違うところは、彼らは方向転換が早いということです。彼らは肉食の狩猟民族であるということです。ビジネスに失敗して倒産してもあまり後悔しない、次をすぐに立ち上げるのが韓国人ですね。そして現金ビジネスが好き。コインランドリー、カーウォッシュ、クリーニング、コンビニ、レストランなど、アジアのユダヤ人と言われ現金商法に強いのが韓国人の強みですね。そして小金を貯めると、ビジネスを売り、少し大きなビジネスに鞍替えしていきます。あまり執着心はないでしょう。ビジネスの中身はあまり関係がないようなイメージです。儲かるものにどんどん進んで行って何が悪いんだ、って感じですね。たくましいものを感じます。韓国経済が危機のときに、国民が政府に金を差し出したのを覚えているでしょう。愛国心では日本人は彼らの足元にも及びません。
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