メンチカツバーガーでありんす!

 鮨屋がこんなもん作ってどないするんじゃい!と思われる方もいるでしょう。ただ、この米国に山ほど不味いハンバーガーがあって、米人はそれを平気な顔して食べているわけです。
 美味いもんとは何ぞやを教えてやらんといけん、と思いましてね。自分でもこのメンチカツバーガーは作ったことがありませんでした。ただ好きになれる要素はあるのです。
 パテは、牛肉100%にしいたけ、にんじん、たまねぎ、セロリをバターで炒めたものを加えています。作る過程においてはハンバーグと同じく牛乳、パン粉、卵を加えています。
自分で食べて美味かったんですよね。今日は残念ながら売れず。明日は、トマトと卵の目玉焼きを挟んでさらに「強化」します。
 売れる要素というのは、米人はクリスピィな食感が好きなわけで、パン粉をつけてフライにしてあるので、表はカリカリです、そして中はジューシィーさが残っているんですね。これで好きか嫌いかは別にして、半熟卵の黄身(君だよ)がトロリと溶け出せば、ほんのり甘さが加わって美味いに決まっているでしょう。
 ちなみに、ソースは赤味噌とケチャップそしてとんかつソースをミックスしたものを使用しました。ここにも「和風」のエッセンスを出しています。
 週末8個限定で価格はラッキー7ドル。土曜日の常連さんが注文するのは分かっています。あとは見知らぬ人に売りたい。こういう半分、遊び的でも美味しいものを米人に伝えたいんだけどね。

 そういえば京都の祇園には松方弘樹が好んで注文するという2千円のカツサンドがあるらしい。これは京都出身の某建設会社のOOさんも知っていた。やはり、美味いものは皆知っている。
 次回は、これに習って、ステーキ肉をフライにした高級カツサンドを再現したいと思います。

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