私なりの交渉術

 今日は、ゴルフ代89ドルを59ドルにしてもらいましたが、その交渉の中身をお知らせしましょう。

 まず、事前のEメールでは89ドルが59ドルになると書いてあったと思うので、それで予約をしたということを伝えました。
 先方の言い分は、その価格は確かにあるがクーポンを持ってきていないので受けられないということでした。それですでに先に到着した人は89ドルで払っていました。

 私が登場し、その旨伝えても同じでした。そこで私は「電話をしたときに59ドルだねと確認はした。クーポンなんてEメールにはなかった」と伝えました。
 すると先方は、こういうクーポンがあるんだよ、これがないとできない、と言い張ります。

 それで私は「それじゃあ、家に戻って後で、そのクーポンをFAXするけどそれでいいか?」と主張。コレに対してもダメ。

 それで私は「私たちはわざわざ遠くアトランタから、59ドルだというのでここにプレイしに来ているんで、それを分かって欲しい。今回はまた29日に20名程度のコンペがあり、その視察も兼ねているんでね」と主張。
 ここでようやく折れてきました、「59ドルは無理だけどスペシャル価格の69ドルならできる」と好反応。
 
 そこで「じゃあ、分かった69ドルで了解。ところで29日のコンペの相談は誰にすればいい? 名刺をもらえないか。また価格はどの程度になるんだい」と尋ねると、
 「そうですね、平日なら39ドルですが、たぶん59ドルになると思います」という回答。そして「今回の分も59ドルにしておきます」とようやく最初の主張が通ったわけです。

 粘りのポイントは、A案がダメならB案、B案がダメならC案とどんどん、提案していくことではないでしょうか?
 もちろん、29日のコンペのコース選定もありましたが、視察なんて口からの出任せですし、FAX送るも出任せです。諦めずに粘ることですね、これが交渉術ではないでしょうか?

 確かに良いコースで、暇そうだったんで、しばらくは自分のホームコースにして恩返しをしますし、このブログ(英語版も書きました)やAXIS9月号に掲載して宣伝することで、59ドルを継続して得られるように、これまた交渉します。

 さっそく、GMにお礼状を送り、掲載のお知らせもします。こういう先手も打たないといけないですね。これでプレイ代が安くなるならやりますよ。

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