今日のニュースから 8月30日(月)

 あと2日で8月も終わりです。気温が下がり出しているため、秋はそこまで来ているのだと感じますね。

1、まずは7月の個人消費のデータが出ています。7月の個人消費は6月と変わらず0.4%増、また個人収入も同じく6月と同じで0.2%増となっています。貯蓄率だけが6月の6.1%から5.9%に落ちています。こういう数字のため、マーケットに大きな影響を与えてはいないようです。

2、ついでにマーケットを見ていきますと、円が84円後半に戻ってきています、円高基調ですね。原油が70ドルを割るかもしれないと先々週に思ったものですが、先週後半に戻してきて現在は74ドル付近で動いています。2週間で50ドル以上上昇したゴールドも中休みの1238ドル近辺。ドル:ユーロも1.27ですから大きな動きはありません。今週後半に出る8月の数字が気になるところです。

3、東京の大崎にあるつけ麺屋、六厘舎が閉店しました。その理由は行列ができて近所からクレームが殺到したからです。駅前ではなく住宅街にあり、多いときで100人が列を作ったそうです。TAKAではせいぜい10人ですがね。

4、ニューズウィークの最近の世界各国ランキングで、日本は人口の多い国の中で1位にランキングされています。それは国民皆保険などの制度が評価されたもので、先進国の中で日本は評価が高いのです。ところが衰え始めている国力に対する危機感がないそうです。日本のエリートは自己満足に陥り、結局何もできないでいるのが現実。こんな面白い言葉もあります。「決まり文句と虚像がわれわれの目をそらし、不満の源泉を見つめることを妨げている」なるほど、ですね。


 8月の売り上げはすでに前年を上回っており、2日残していますが、精神的には楽です。一応9%増となりそうですが、ランチの売り上げが入っての9%増は、実質的には前年と同じ数字でしょう。そしてランチの半分以上の営業日が赤字であることを考えると、喜んではいられません。

 ここ最近のランチはかなりコンスタントになってきていますが、ディナーの落ち込みがあり、数字が伸び悩んだわけです。かつて8月といえばドル箱のように忙しい月でしたが、それも08年までで、ここ2年は7月よりも数字が低くなっています。こういうのが読めないですね。過去の数字からの判断ができにくくなっています。迫り来るであろう危機への不安感の増大は、増していくでしょう。そして常連のの来店回数頻度が長くなっているのではないかと思います。

 先週土曜日には久しぶりのRさんが来店、92歳のお母さんが店のファンで、彼女は友達(といっても85歳以上ですがね)と週に1階程度の来店ですが、たぶんこの方が寿司を食べる最高齢ではないかと私は思っています。足が少し弱くなっているものの、他は全然問題ないようです。手を握りハグをして冗談交じりに「私のエネルギーを分けておきましたからね」と言うわけです。このおばあちゃんが死ぬまでは店を続けないといけないと、自分の使命を明確にするのであります。

Comments

Popular posts from this blog

実録 詐欺物語

ハワイ島は超金持ちのお忍び場所

お気の毒 2月1日(水)