意外にも気温は高い 11月5日(火)

Cinco de Novembre (Martes)
 先週から始めている店の模様替え、最終局面に入っていますが、なかなか進みません。木をカットして貼るそしてニスを塗ると大変なので、昨日からまずニスを塗り、カットしてから貼るようにしました。今日は少しは進むでしょう。見栄えは悪くない。

 今日の英語「Ambush」です。待ち伏せ、動詞でも使うようです。 Ambushedになりますが、アリゾナの南からメキシコに入った家族9人が、メキシコの麻薬カルテルに殺害されました、たぶん間違えて殺されたのではないかと推測されていますが、ここで出てきた言葉です。まあ使うことはないでしょう。

 今日の世界的なニュースはインド、ニューデリーの大気汚染でした。車の排気ガス+野焼きで空が霞んでいます。飛行機の離発着にも影響を与えるほどのひどさです。車の市内への乗り入れを制限することくらいしかありません。地球は1つ、ここの空気は薄まって世界中に拡散します。

 昨日、オクラホマ州では法改正があり、長期収容の受刑者に対し、刑期を短縮することが決まり、500人が出てきました。これにより州政府は$12Mの経費を節約できるそうです。見張り付きながら3食昼寝付きの生活にはお金がかかるのです。

 地球の環境が変わり、世界中で抗議活動が起きていますが、これらの写真はNational Giographicからです。
  Slide 35 of 80: BLACKPOOL, UNITED KINGDOM – SEPTEMBER 10:  Fracking activists block the entrance to the Cuadrilla’s fracking site on September 10, 2019 near Blackpool, England. Extinction Rebellion occupied the entrance to the Cuadrilla site calling for the government to ban the exploration and development of new fossil fuel, including fracking. (Photo by Christopher Furlong/Getty Images)英国
Slide 47 of 80: BRASIL EMBASSY, MADRID, SPAIN - 2019/08/23: An activist holds a placard during the demonstration.
Protesters blocked the street in front of the Brazilian Embassy in an Extinction Rebellion Spain protest against President Jair Bolsonaro, in Madrid. (Photo by Brais Gonzalez Rouco/SOPA Images/LightRocket via Getty Images)スペイン
Slide 51 of 80: VIA NIZZA, TURIN, ITALY - 2019/07/19: Climate activists demonstrate in front of a Unicredit bank wearing masks inspired by the Money Heist series ('La casa de papel') broadcast by Netflix. Climate activists from Fridays for Future and Extinction Rebellion groups protest against investments by banks in fossil fuels. (Photo by Nicolò Campo/LightRocket via Getty Images)イタリア
Slide 59 of 80: Climate change activists participate in a funeral march during the Extinction Rebellion protest in Vienna, Austria April 19, 2019. REUTERS/Lisi Niesnerオーストリア
Slide 60 of 80: Climate protesters join Extinction Rebellion Scotland as they form a road block on the North Bridge in Edinburgh. (Photo by Andrew Milligan/PA Images via Getty Images)スコットランド
Slide 2 of 80: High school students lie on the ground as they protest climate change in front of the Canadian prime minister's campaign office in Montreal on October 18, 2019. - Youth in Montreal and around the world have protested for the environment on Fridays for several months, following the example of Swedish activist Greta Thunberg, who began to protest in August 2018. Youth in Montreal on October 18 called on politicians to take bolder action to stop climate change, ahead of Canada's federal election on October 21. (Photo by Louis BAUDOIN / AFP) (Photo by LOUIS BAUDOIN/AFP via Getty Images)カナダ
世界最大の経済国アメリカが一番、環境問題に関して無関心であると私は確信しています。量的には中国でしょう。しかし中国の国民は教育されていない人の比率が多い。少なくともアメリカの国民は中学校までは出ていて、テレビなどのメディアに自由に接することができます、そういう面ではアメリカ人のレベルは高いはずです。それにも関わらず環境問題にあまりに無関心すぎる。州レベルでの格差が激しすぎるわけです。
 空き缶や空き瓶などの回収1つ取ってもNYやCAなどでは5セントの収入になるのに、GAではならないから誰もやらない。
 企業の誘致を行い、州の経済を活性化することには力を注ぐのに、環境問題は後回しになっていませんか? 巨大なリサイクルセンターを作れば、雇用も生まれますが、それをしないのはなぜなのか? 
 それだけジョージアが田舎であるという証拠です。世界の抗議活動はジョージア州では報道されません。この街での報道は社会面ばかり、それも物取りや殺人ばかりです。実に下らない報道が多い。メディアにも問題があり、自治体にも問題がある。従って世界を滅ぼすのは中国ではなくアメリカであると言えます。
 例えば中国、共産党は良くないが、かりに国家主席が号令をかければ、環境問題は一気に進みます。しかし、アメリカでは仮に大統領が命令しても州レベルや郡レベル、そして市レベルでは従わないのです。
 その一例がマリワナでしょう? 連邦の法律では非合法なのに州によっては合法、このちぐはぐな国はまとまりがない。

 Slide 8 of 15: Darin Schnabel ©2017 Courtesy of RM Sotheby's
ランボルギーニのオープンカー、Garardoが売り出されるようです。これ2人しか乗れないし、ゴルフバッグはどこに積むのか? $1.32Mです。

 カリフォルニア州に次いでニューヨーク市でもフォアグラの販売が禁止されます。市議会で可決され3年後に施行されます。カリフォルニアでは2012年から販売が禁止されています。シカゴ市では、2006年に施行されましたが、2年後に撤回されています。

 今は静かなる日本酒ブームだそうです。その昔3000あった酒蔵は今、1200に落ちています。それは日本酒=酒=アルコールの時代が3000であり、ビールやワインの登場、焼酎やウィスキーのブームなどによりアルコール飲料が同じパイの中で広がりを見せているからでしょう。酒蔵3000がそのまま残れるとしたら、アルコール全体のパイも広がらないといけない、そう思いませんか?
 今の日本酒のブームは、生酒に近い感覚で、質の良い作り立て、搾ったままの酒を飲む、プレミアムな感覚ではないかと思います。
 奈良に「風の森」という入手困難な酒があるそうです。それは無濾過、無加水の生酒で、搾ったままの酒で勝負しています。 
※生酒は、通常2回行う火入れをせず、瓶詰出荷するもの。火入れは、酵素の働きを止めるための加熱処理だが、別に酒を火で直接加熱するわけではなく、60度~65度ほどで約半時間湯煎するもの。ちなみに、貯蔵前に一度だけ火入れするのが「生詰」、出荷前に一度だけ火入れするのが「生貯蔵」。火入れをすることで、出荷後の酒の味が安定する。
 他にも結構個性的な酒を作って人気のある酒蔵はたくさんあります。これは現代ビジネスに出ていたものです。

Few Sprinkles Early
 心地よい気温です。

 品質は良い、しかし売れない。業績不振。ある日系メーカーの話。海外に出ていくも競合に負ける。それは広告費の大きな違いでもあります。
 世界のトップ10いやトップ5に入っているかもしれない会社ですが、北米の市場で伸びていない、したがって業務縮小。
 前から日本企業の品質は高い、そして妥協のない物づくりは、世界のトップレベルで受けてきたと思います。
 しかし、世界の1%以下のトップレベルが買うだけではビジネスになりません。それに感化され、その下の層が買うことによってマーケットが拡がり、物が売れていくのでしょう。そこには販促費がかかりますが、「物が良いんだから」であまりお金をかけないのが日本企業の特徴か?
 韓国企業はその点、品質はそこそこなのに、宣伝費を大きく使い、拡販しようという気持ちが読み取れます。
 車の世界を見ると、ゴルフのトーナメントのスポンサー、サッカーの競技場でのCMなど、視覚でどんどん攻めてきます。普通の人やそれ以下の知識の乏しい人は、そのCM効果に驚され、買いに走るのでしょう。売り上げにつながることが分かっているから販促費を使う、それが彼らのやり方ではないか?
 日本の家電はなぜ負けたその1?
 日本の家電はなぜ負けた?

 とまあこんなサイトがたくさんあるので読むのも良いでしょう。決定権が遅い。社長に決断力がない、部下に権限の委譲をしない、ガラパゴス現象、などなど理由は多いのです。そして家電の敗退から違う分野でも負けていく可能性があります。
 それは、やはりグローバル化の遅れでは? その市場で勝負するのに外国から人を持ってきてトップに据える。そしてその顔は遠い国の本社を向いている。意思決定のない人間をトップに据えてもダメ。そして3-5年で代わるような「参勤交代」的な海外赴任を変えないとダメ。
 YKKはどうして、世界で勝てるのか? 片道切符の会社らしいですよ。いつ日本に帰れるか分からない。市場を開拓し売り上げを伸ばし、現地に根ざすまで帰ってくるんじゃない、そうらしいですよ。私は知りませんがね。特攻隊ですかね???

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