今日飲んだ美味しいSyrah

 たまたまワインの業者のミーガンが年末ということでご主人とNYCから来た従兄弟を連れて店に来ました。私には2007年のFranciscan Merlotをギフトにいただいたわけですが、自分たちで飲むワインはこのClarendon Hillsでした。Syrahといえばオーストラリアですからね。

Clarendon Hills Moritz Syrah 2004
 このワインは残していったので味見をしたのですが、深い味わいししたね。なるほど、前回は400ドルもする2007年のPenfoldを飲んだのですが、これが今一でしたが流石に時間が短い、わずか5年では早すぎたということだったんですね。2004年で8年経過ですが、時間の流れを味わいの中に感じましたからね。

 それで調べてみたんですが、このClarendon Hillsはなかなかのブランドです。
Clarendon Hills Astralis Syrah 2004
このAstralisがたぶん最高級のブランドでしょうが。325ドルもします。ちなみに上のMoritzは78ドルです。
Clarendon Hills Brookman Vineyard Syrah 2004
このBrookmanが100ドルです。さらにはLiandraという名前もあるんですが、これは78ドルです。

少し勉強してみました。
オーストラリア・シラーズの頂点を極めたワイナリーと言えば?グランジのペンフォールド、ヒル・オブ・グレースのヘンチキ、そして…アストラリスのクラレンドン・ヒルズだと言うのは、誰もが認めるところではないでしょうか。
その価値、希少性から、世界のオークション・アイテムとなっている、これらのワイン達。アストラリスは、ヨーロッパなどではグランジよりも高値で取引される事も度々だとか。
クラランドン・ヒルズのワイン醸造哲学
クラランドン、ブルウィット・スプリングス、カンガリラといった南オーストラリアの小地区にある、樹齢の高い乾燥した葡萄畑から、特別な区画の葡萄が選別される。 全ての葡萄畑は、アデレードの南40kmにある、このワイナリーから6km以内に位置する。 全ての葡萄は手作業で剪定され、手摘みされる。 果汁は天然のイーストを使用し発酵される。 白ワインはフレンチオークの新樽、赤ワインはオープンステンレスのスチールタンクで発酵される。 赤ワインは高温発酵(32℃)と延長したマセラシオンを経る。 全ての圧搾果汁は、樽(新樽100%)に戻される。 ワインは全て輸入されたブルゴーニュ産オーク樽で熟成される。 白ワインは12ヶ月、赤ワインは18ヶ月熟成される。 その後ワインは、個々の葡萄畑の特徴を保持するため、清澄やフィルターがけをせず瓶詰めされる。

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