今日のニュースから 2月14日(火)

バレンタインデーです。といっても社会人で仕事をしているとあまり関係がない。特にサービス産業に従事していると出かけることもない。ただ、ひたすら「金儲け」に走るのであります。

 もっとも日本ではチョコレートですからね、逆にアメリカは女性上位で、Costcoには毎年恒例の「花束を買い求める男性の列」が出来るのです。1ダースで15.99ドルですかね。いつもの2倍です。それでも関係なく買いますね。花買って女性の気持ちを引き止めることができれば安いもんです。

 昨日でしたか、アップルの株価が500ドルを越えたそうです。時価総額36兆円。米国で一番の会社になったそうです。株価で500ドルを超えているのはグーグルともう1社しかないそうです。
 たまたまNHKのWaveという番組の「ジョブスの子どもたち」というのを見ました。05年にスタンフォードの卒業式で講演を依頼され、壇上に立ち、自分の過去を話したという有名な演説ですね。有名大学を出て高収入を得ても解雇された人、自分の生き方とは違うということで会社を去った人、様々でしたが、ジョブスの演説に感化されてそれを心の支えにして生きている人たちです。

 http://video.google.com/videoplay?docid=9132783120748987670# ここに15分の演説がありますので、暇な人は見てください。

 あるサイトに「ジョブスの教え」というのがありまして、悩んでいる人の参考になれば幸いです。
■イノベーションは誰がリーダーで、誰が追随者かをはっきりとさせる


■自分がクオリティの基準となりなさい。人によっては、常に優秀であることが期待されている環境に慣れてないのだから。

■すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれをみつけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ。

■知ってると思いますが、私たちは自分たちの食べる食べ物のほとんどを作ってはいません。私たちは他人の作った服を着て、他人のつくった言葉をしゃべり、他人が創造した数学を使っています。何が言いたいかというと、私たちは常に何かを受け取っているということです。そしてその人間の経験と知識の泉に何かをお返しができるようなものを作るのは、すばらしい気分です。

■仏教には「初心」という言葉があるそうです。初心をもっているのは、すばらしいことだ。

■あなたがテレビのスイッチをオンにするのはあなたが自分の脳のスイッチをオフにしたいからだと思います。それに対してコンピュータで仕事をするのは、脳のスイッチをオンにしたいときではないでしょうか。

■私が知ってるなかで、一年で 2.5 億ドルも失った人なんて自分しかいない。でもそれは非常に人格形成に役立ったよ。

■私は持っているテクノロジーをすべて引き替えにしても、ソクラテスとの午後のひとときを選ぶね。

■私たちはこの世界に凹みをいれてやろうと思ってここにいるんだ。そうでないなら、なんでそもそもここにいる必要があるんだい?

■あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマにとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。

 マーケットですが、ユーロ問題がいろいろ出入りする中、上げ下げを繰り返しているように思いますが、基本ベースが上がっています。
 ダウは12874ドル、ナスダックは2931ドル、S&Pは1351ドルで年初よりも上がっているわけです。見通しは年末の株価は、大きな出来事がなければ少なくとも10%は上がっているであろうということですね。イラン戦争が起きれば原油が上がる、すでに上げ基調ですけどね。ユーロがさらに深刻になれば大きな下げがある。ただ米国の銀行自体はほとんど影響を受けないという報道がすでに出ています。まさに対岸の火事ですね。
 
 1月では前年比で取引高が20%近く落ち込んでいましたが、それは先が見えないからで、ある程度先が見通せるのであれば、株式市場にお金が戻ってくると思いますね。アナリストは、アップルは少なくとも570-600ドルには上昇すると分析しています。景気回復で物が動きだせば金が回る、小さな歯車がやがて大きな歯車を動かすのではないでしょうか?
 まあ、すべてはリスクとの戦いです。上がると思って買うわけです、儲かると思って買うわけです、誰も損することを想定して投資する人はいないわけですからね。
 経済の流れをどう読んでいくかですね。良い業種と悪い業種ってのは必ずあります。
 
 調査会社イプソスがまとめた世論調査の結果によると、現在の世界は2007年よりも幸せあふれる場所になっています。
 調査は、24カ国の1万8000人以上を対象に実施。4分の3以上が幸せを感じていると回答し、約4分の1は非常に幸せだと答えています。幸せを感じる人が多い国トップ3は、インドネシア、インド、メキシコで、いずれも経済成長の高い国ですね。

 イプソスのジョン・ライト上級副社長は、「(人が幸せを感じるのは)経済状況や健康状態によるものだけではない」と指摘。「時には、温かい料理や、屋根のある家に最高の幸せを感じることもある」と話した。同社では2007年から調査を行っており、幸せ度数を数値化し、その推移を追っているといます。ちなみに米国、カナダなどの経済大国は国別ランキングの中盤にとどまっています。



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