East Lake GC 2回目の挑戦
思えば初回のEast Lakeは思いがけない誘いでした。兄貴分のチャリー、タイレストランのオーナーからいきなり誘われました。メンバーが酒卸の社長で、そこからの流れでしたが、そのときはEast Lakeという名前さえ知らず、「行こう」といわれたのでついて行ったようなものでした。後で素晴らしいゴルフコースで、名門中の名門だということを悟ったわけです。
このとき2001年でしたが、初めて90を切り86で回った思い出のコースでした。それからEast Lakeへは、来週に開催されるツアーチャンピオンシップ最終戦を見に行ったぐらいです。まあ、今は比較的選手のコネがあるので、チケットをもらえますし、行くことはできますが、プレイすることは容易ではありません。
そして今年2010年、そのチャンスが回ってきたわけです。個人メンバーのA氏が最近、よく来るようになってゴルフの話をしているうち、8月ごろに日程を決めました。商工会のゴルフコンペと重なったのですが、さすがに優先順位が違います。
コースはダウンタウンとDecaturの間あたりにあります。ゲートで名前を告げ、バレパーキングに車を預けると2階のロッカールームに通されます。ここで靴を履き替え、外に出て練習場に向いますが、カートはありません。また自分でバッグも担ぎません。
ここにはキャディーがいるので、バッグを担いで歩きます。昔のままのゴルフを継承しています。つまらないことですが、バンカーも直しません。彼らの仕事です。
20球ほど打ち、パター練習に向いますが、ここでガチガチに固い早いグリーンを知ります。01年はこんなに固くなかったように思いましたがね。
本日プレイする3人が到着し、挨拶。1人はITコンサルティングの社長で、もう1人はそのお客さんのようでした。こういうときにうまく話をしないといけないですね。合間合間でうまく会話をしないとけない、それがなかなか難しいものです。相手は1人白人で2人黒人でした。
一番ホールのバックティでまず写真を撮影。すでに2週間後の選手権の準備がほとんど終わっているような状態でした。この場所で名前を告げられボールを打っていくわけです。一番は30ヤードの違いしかないので、比較的プロとの差はありません。白395ヤード、黒426ヤードでまっすぐの少し打ち上げになります。私は1打は完璧に近いスイングでした。ただ残りが200ヤードも残り、ここを7番ウッドで乗せようと思いましたが、届かず手前に落ち、3打目でオン、ここで3パット叩きました。とにかくグリーンが固い、まるでコンクリートの上に芝を張りそれをローラーを何回もかけて芝を潰し、まっすぐにしたような状態です。
仮に高い打球を打ってもグリーンにほとんどボールマークが残りません。それほど固いということです、そしてとてつもなく早いので少し打ってもごろごろ転がっていきます。少しでも傾斜があるとかなり下まで落ちていきます。
それが主な原因でしょう。3パットが多かったですね。2ホール目は池超えのパー3ですが左のバンカーに入れ、そこから2回で脱出したものの、そのボールが遥か遠くまで行き、3オーバーを叩きました。次のパー4で初めてボギーで収めましたが、これはバンカーショットが良かったので3オン2パットで収まったわけです。次いでWボギーなどが続き、8番でようやく2オンしたものの、短い距離で3パットしボギーとなりました。9番の池超えパー5は完璧のティーショット、セカンド。そして3打目がオーバーし4オンで2パット。このあたりから少しグリーンに慣れてくるのです。前半は実に51でした。
後半の目標設定を45に決めてかかりました。10番は短いパー5ですが、崩れてwボギーでした。11番は昨年、スチュワート・シンクが左の柵を越えてかなり叩いたパー3ですが、ここをしっかりオンさせ初めてパーを取り波に乗ります。次の打ち下ろしのパー4は1打目を左の短いラフに外し、2打目でグリーン右に落ちしましたが、3打目で綺麗な寄せを打ち、1パットで収め連続パー。次がボギー、Wボギーでしたが、次からの3ホールをすべてボギーで上がりました。
17番ホールは左手が池というかなり細いフェアウエイですが、ここもしっかり2オンし、少し長めでしたが1パットでバーディを奪い、最終の18番ホールに向います。
18番がパー3というコースはなかなかありません。池超えの打ち上げのパー3で168ですが風も考え175ヤードと設定、4番のハイブリッドで少しティーを高めにして臨みました。打球は右のバンカーの上でフェンスから1メートルの場所に落ちました。第2打はバンカーを越えての緩やかな下りになります。
これを軽く打って打球はバンカーを超え、グリーンを綺麗に転がり落ちカップに収まり連続バーディを頂戴したのです。それが真ん中の写真です。まさに劇的な瞬間ですが、観客は誰もおらず、観客席を作っている工事の人が5人ほどいましたかね。「見たかい?」でした。結局、後半は41で終了、92という結果に満足はしていますが、パターさえ早くマスターしていれば85までは行ったと思います。私のEast lake伝説は生きていたということになります。
右の写真が18番のグリーンですが、そこらのゴルフ場の芝とは違います。フェアウェイの芝はオーガスタと同じで、グリーンはオーガスタとは違っていると思います。次回の挑戦はいつになるのか、分かりませんが、もう1人East Lakeのメンバーを知っています。その老夫婦とはいつもゴルフの話をしますし、「いつが都合が良いかね?」と訊かれるのですが、いまだに実現していません。そのうち、今日の話をしないといけないですね。
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