先週届いた日経ビジネスより

　週末は大したニュースもなく、天候にも恵まれ、商工会ゴルフが無事に終えたことが幸いです。今週はＵＳオープンの予選を兼ねた？ＧＡパッションツアーが開催されますが、どうも雷雨の感じです。でも、先週末のようなパラパラの雨であれば問題はないでしょう。

　テーマは「あなたの町から蘇る」になっています。過疎地でも勝てる？　大手バス会社が赤字で投げ出した埼玉県川越市でバス会社を引き継ぎ採算が乗るようにしたケースあり、長崎のハウステンボスを引き受けたＨＩＳ（まだ実際には動き出していない）ありです。
　これからの日本は、地方が伸びていかないと生き残っていけないということは私も前に書きました。
地方には安い土地がある、大きな自然がある、都会の生活に飽き飽きしてユーターンする人が働けるような場所を提供することが大事なんでしょうね。
　すでにネットなどの普及で都会と田舎の時差はなくなってきています。ごみごみした東京や大阪に負けない何かを作り上げることが大事。言うのは簡単でやるのは難しいでしょう、でもそこに日本の将来があると思うのです。農産物でも効率よく作れば日本全体の自給率が上がりますしね。

　心筋梗塞など血管系の病気が多いそうですが、喫煙や暴飲暴食、運動不足が原因です。食べ物でも血管を若く保つことができますが、鰯や秋刀魚、アジなどの青魚はＥＰＡ，ＤＨＡが多く含まれ、血栓形成を予防します。また豆腐や納豆の大豆食品は、ＬＤＬコレステロールの酸化を防ぎます。食物繊維も大事で、コレステロール値を下げてくれます。こうして考えると｢昔ながらの日本食」が一番血管に良いということになりますが、塩分が多いので、そこを控えめにしてやれば大丈夫ということですね。

　日本の地方にはかつて「ディズニーランドに負けるな」で開設したテーマパークが山ほどありました。広島県でも宮島の対岸に広島ナタリー、呉の北にも名前は忘れましたが何かありましたが、どちらもつぶれています。倉敷のチボリパークしかり、伊勢のパルケ・エスパーニヤはまだあるでしょうか？　おそらく、それらの多くは地方自治体がある程度お金を出して、地域活性化として官民共同で始めたものだと思いますが、累積赤字が膨らみ、閉鎖してしまうわけですね。
　それでは、何がそうさせるのか？　ディズニーランドの模倣をやってもダメなわけですね。遊園地としての一番店であるディズニーには勝てるわけがない。それならディズニーができないことをやるしかないわけです。メキシコが発症のキッザニアだったと思いますが、これはものすごい人気になっています。子どもが大人の仕事を体験できるパークですが、参加型のものは強いでしょう。
　地方が生き残っていくには、都会から人を呼ばないといけません。都会にないもので地方にあるものをうまく提供することでしょう。それは自然であると思います。海に面しているところであれば、巨大な釣堀があってもいいでしょうね。韓国あたりから安く魚を生きた状態で仕入れてどんどん放流する。そして自分で釣り上げたものを、その場で調理してくれるとか、参加型のパークって面白いと思います。山ならそういう地形を利用したハイキング型の健康テーマパークも良いでしょう。こうして考えていけば、いろいろ出てくると思いますけどね。
　どんどん過疎化する地方、そこにもう一度焦点を当てる時期に来ているのは間違いありません。