今日のニュースから 5月25日
株式市場にとっては厳しい1日になりそうです。始まったダウは250ポイント下落しています。率では2.5%で、東京はドイツが3%近く下げていますから、300ポイント下げてもおかしくない状況です。
1、昨日の引き金は、スペインの中央銀行が600支店ある大手銀行を管理下においたことで「ユーロ不安」が再熱したわけで、ダウは127ポイント下落、それを受け東京も300近く下げました。そのまま欧州株価に引き継がれ、また米国も下げの基調です。
2、それゆえ、景気後退が避けられないことから原油がまた下落、67ドル台で動いています。その点、ゴールドは昨日上げ、1200の手前ですから決して悪くないですね。ユーロは下落に拍車がかかって、1.22まで下げています。円=ドルもまた89円台に上げています。
3、今後、この危機が去ることはなく、PIIGSだけでなく、CHAPSもやばいと噂され始めています。 PIIGSはポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシア、スペインですが、CHAPSはチェコ、ハンガリー、オーストリア、ポーランド、スロバキアが入ります。
4、米国の雇用情勢ですが、好転する見込みはしばらくありません。まず、失業者の半分、670万人が半年以上失業していること、仕事を探してはいるものの、見つかっていないということです。これまで長期失業者はせいぜい25%止まりでしたから、こうした例はないわけです。もともと米国の労働市場は出入りが激しく、仕事に就いてもすぐにやめ、また仕事に就くという傾向がありましたが、今回は事情が違うわけですね。雇う側も社員ではなく時間給のパートを入れて活用しているようです。さらには雇用が鈍化またはないところが今までと違うところです。すでに工場は外国に出て行ったわけで、製造業の海外流出に伴って、新しい産業を興さないとこうした失業者の受け皿は当面ないと見るべきでしょう。
5、ミッドタウンのレストラン、Lupe Taqueriaが先週末で閉店しました。またすぐ横にある Bleza も3ヶ月ほど閉めていましたが、再オープンすることはないようです。どちらの店もSotto Sotto, Frittiと同じオーナーですが、先の2店舗は差し押さえになるようです、資金繰りが悪化、銀行が融資に応じなかったようです。レストランの閉店は相変わらず続いています。私なんか常に「明日はわが身」と思ってどうやったらお金をかけずにお客さんを呼べるか、戻ってきてもらえるかと考えています。
6、ウォルマートがアップルのアイフォンを97ドルに値下げしました。G4が出るのが間近で、在庫処分のためにそうしたのかどうか、価格の適応はAT&Tと2年契約が必要です。今の機器がG3と呼ばれ、さらに進化するのがG4となり、ネットのアクセススピードなどが大幅に改善されます。そろそろ、私も買おうかと考えていますが、値段が下がったG3で十分です。
7、4月のメトロアトランタの平均住宅価格が上昇しました。昨年同月の$112500から$120800と7%増加し、3月の$113600からも増えています。4月末まで政府による税優遇があったためで、この2-3ヶ月先にどうなっているかと見ないと判断できません。ただ、住宅ローン金利はかなり下がっていて、依然としてお買い得になっています。
8、アリゾナ州知事の取った行動は正しかったのか? 移民法改正で、外見だけで職務質問ができ、IDなき者を逮捕できるというものですが、一般的には「人種差別」とかいわれているものの、全国の共和党支持者に対する支持率では改正前の19%から46%に上昇、アリゾナ州内では64%の有権者(党派は関係ない)が支持し、共和党支持者に限っては87%が支持しています。結果としてかつて米国を支配してきた白人層としては面白くなくなってきているわけですね。不法移民で小遣い稼ぎ程度に芝刈りや建設などに従事している分には構わないが、彼らが合法になり、住み着くようになると厄介な存在になるという恐れがあるのでしょう、都合よく利用したいところですがね。ちなみにアリゾナでは住民の30%がヒスパニックとなっています。
9、北朝鮮は、韓国が14-24日の間に領海を侵犯したとして報復措置を取ると発表しました。朝鮮半島は緊張しています。どうやら戦争になると私は思っているのですが。 こんな仮説はどうでしょう? CIAが北朝鮮製の魚雷を調達し、仕掛けた作戦だった。これに呼応して南を怒らせ、さらに「言いがかり」であると北も怒らせる。そして戦争になるように誘導した。すると沈みかけている景気回復が立ち直り、日本も物資調達で景気浮揚する。日本の景気まで米国が心配しているとは思いませんが、たまたま地の利の恩恵を受けるのが日本。第二朝鮮特需で日本は蘇る?あまり良い仮説ではありませんが、世の中には裏がありますから、分かりません。
先週からマグロの入荷状況がよくないようです。メバチマグロが市場から消えたような感じですね。メキシコ湾の原油爆発から36日が経過し、タイミングが実に合っています。メキシコ湾は大きいので、キハダ、メバチ、本マグロなどあらゆるマグロが回遊しています。これが操業中止になっているわけですから、影響は大きいと思います。
私は特殊加工されたマグロ(これはかなり品質が高いですが、他店は冷凍だということで使わないらしい)とオーストラリアで蓄養殖された大トロを使って凌いでいます。
まあ、景気も悪いしお客さん少ないし、良いマグロなくともあんまり文句言われないので助かっていますかね。
今夏のバケーションも行き先が大幅に変更になるでしょう。メキシコ湾岸は遊泳禁止になると思われ、それがみな大西洋側に振り替えられますから、これは特需です。東海岸でビジネスをしている人は大きなボーナスがもらえることでしょう。
1、昨日の引き金は、スペインの中央銀行が600支店ある大手銀行を管理下においたことで「ユーロ不安」が再熱したわけで、ダウは127ポイント下落、それを受け東京も300近く下げました。そのまま欧州株価に引き継がれ、また米国も下げの基調です。
2、それゆえ、景気後退が避けられないことから原油がまた下落、67ドル台で動いています。その点、ゴールドは昨日上げ、1200の手前ですから決して悪くないですね。ユーロは下落に拍車がかかって、1.22まで下げています。円=ドルもまた89円台に上げています。
3、今後、この危機が去ることはなく、PIIGSだけでなく、CHAPSもやばいと噂され始めています。 PIIGSはポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシア、スペインですが、CHAPSはチェコ、ハンガリー、オーストリア、ポーランド、スロバキアが入ります。
4、米国の雇用情勢ですが、好転する見込みはしばらくありません。まず、失業者の半分、670万人が半年以上失業していること、仕事を探してはいるものの、見つかっていないということです。これまで長期失業者はせいぜい25%止まりでしたから、こうした例はないわけです。もともと米国の労働市場は出入りが激しく、仕事に就いてもすぐにやめ、また仕事に就くという傾向がありましたが、今回は事情が違うわけですね。雇う側も社員ではなく時間給のパートを入れて活用しているようです。さらには雇用が鈍化またはないところが今までと違うところです。すでに工場は外国に出て行ったわけで、製造業の海外流出に伴って、新しい産業を興さないとこうした失業者の受け皿は当面ないと見るべきでしょう。
5、ミッドタウンのレストラン、Lupe Taqueriaが先週末で閉店しました。またすぐ横にある Bleza も3ヶ月ほど閉めていましたが、再オープンすることはないようです。どちらの店もSotto Sotto, Frittiと同じオーナーですが、先の2店舗は差し押さえになるようです、資金繰りが悪化、銀行が融資に応じなかったようです。レストランの閉店は相変わらず続いています。私なんか常に「明日はわが身」と思ってどうやったらお金をかけずにお客さんを呼べるか、戻ってきてもらえるかと考えています。
6、ウォルマートがアップルのアイフォンを97ドルに値下げしました。G4が出るのが間近で、在庫処分のためにそうしたのかどうか、価格の適応はAT&Tと2年契約が必要です。今の機器がG3と呼ばれ、さらに進化するのがG4となり、ネットのアクセススピードなどが大幅に改善されます。そろそろ、私も買おうかと考えていますが、値段が下がったG3で十分です。
7、4月のメトロアトランタの平均住宅価格が上昇しました。昨年同月の$112500から$120800と7%増加し、3月の$113600からも増えています。4月末まで政府による税優遇があったためで、この2-3ヶ月先にどうなっているかと見ないと判断できません。ただ、住宅ローン金利はかなり下がっていて、依然としてお買い得になっています。
8、アリゾナ州知事の取った行動は正しかったのか? 移民法改正で、外見だけで職務質問ができ、IDなき者を逮捕できるというものですが、一般的には「人種差別」とかいわれているものの、全国の共和党支持者に対する支持率では改正前の19%から46%に上昇、アリゾナ州内では64%の有権者(党派は関係ない)が支持し、共和党支持者に限っては87%が支持しています。結果としてかつて米国を支配してきた白人層としては面白くなくなってきているわけですね。不法移民で小遣い稼ぎ程度に芝刈りや建設などに従事している分には構わないが、彼らが合法になり、住み着くようになると厄介な存在になるという恐れがあるのでしょう、都合よく利用したいところですがね。ちなみにアリゾナでは住民の30%がヒスパニックとなっています。
9、北朝鮮は、韓国が14-24日の間に領海を侵犯したとして報復措置を取ると発表しました。朝鮮半島は緊張しています。どうやら戦争になると私は思っているのですが。 こんな仮説はどうでしょう? CIAが北朝鮮製の魚雷を調達し、仕掛けた作戦だった。これに呼応して南を怒らせ、さらに「言いがかり」であると北も怒らせる。そして戦争になるように誘導した。すると沈みかけている景気回復が立ち直り、日本も物資調達で景気浮揚する。日本の景気まで米国が心配しているとは思いませんが、たまたま地の利の恩恵を受けるのが日本。第二朝鮮特需で日本は蘇る?あまり良い仮説ではありませんが、世の中には裏がありますから、分かりません。
先週からマグロの入荷状況がよくないようです。メバチマグロが市場から消えたような感じですね。メキシコ湾の原油爆発から36日が経過し、タイミングが実に合っています。メキシコ湾は大きいので、キハダ、メバチ、本マグロなどあらゆるマグロが回遊しています。これが操業中止になっているわけですから、影響は大きいと思います。
私は特殊加工されたマグロ(これはかなり品質が高いですが、他店は冷凍だということで使わないらしい)とオーストラリアで蓄養殖された大トロを使って凌いでいます。
まあ、景気も悪いしお客さん少ないし、良いマグロなくともあんまり文句言われないので助かっていますかね。
今夏のバケーションも行き先が大幅に変更になるでしょう。メキシコ湾岸は遊泳禁止になると思われ、それがみな大西洋側に振り替えられますから、これは特需です。東海岸でビジネスをしている人は大きなボーナスがもらえることでしょう。
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