ゴルフボロボロでもビジネスは良い 5月17日(月)

 Diecisiete de mayo (Lunes)

 2週間連続の100超えのゴルフです。やはり疲れているのか? チャンスに勝てないですね。特にパットがパッとしない。寄せも今一で、長いパットが残ります。課題は多い、それでも日曜日は息抜きであり、出かけるのです。ビジネスは、別に良いのはうちだけではないと思いますよ。全体が回復の登坂にいて、メモリアルデー週末の来週までは順調に推移すると予測しています。土曜日を終えて前年比142%で進行中で、これは前年を割り込んでいない中での伸びであり、5月としては過去最高の売り上げを達成するでしょう。ワインが特別に4月ほど、爆売れしているわけではありません。コンスタントに3万ドル以下の売り上げで進んでいますが、寿司が伸びています。これは良い傾向です。夏場はワインが白に移り、赤の売り上げは下がっていますから、買う量も減っています。補充も細かくなっています。

 「70歳就業法」という法律が4月から施行された日本ですが、正式には「改正高年齢雇用安定法」で、要するに70歳定年になったということです。10年前?までは60歳定年でしたが、10年も伸びたわけです。これは表向きは少子化による労働人口不足を補うために高齢者確保で労働力を補うというのですが、実際にはどんどん引退されたら年金が枯渇して破綻するから、先延ばしにしているだけの話です。年金だけではありませんよ、高齢者の医療費、そして介護費用など社会保障費は莫大に膨れ上がっていくのです。だから私は「日本には未来がない」といつも言っているわけです。

 1つが政府の理由で70歳まで働かないといけない、としたらもう1つの問題は個人の問題です。お金がないから働かないと生活できないのです。今後は「WPP」が大事で、Wは働くことWorkです。最初のPは公的年金PensionのPです。次のPも年金ですが、個人年金Personal PensionのPです。この3つが足りないと生活が苦しいわけです。最後に70歳まで、いやもっと長く働く理由のある人がいますが、それは生きがいとか、健康のためとか、ボケないためとか全く別の理由になります。

 こうして70歳まで雇用しないといけない状態なのに、企業はクビを切る。今回はパナソニックです。勤続10年から59歳までが対象で、最大4千万円の割り増し退職金を払ってでも人を減らしたいわけです。かつてのマネシタ電器はもう家電メーカーとは言えず、多角化経営に走っていますが、今一大きな柱がない。今年の10月1日からパナソニックは新しい持ち株会社に移行し、今回の退職者は9月30日で辞めてもらうそうです。標的とされているのは50歳台のバブル期に入った人達だそうです。まだ住宅ローンも残っている、そして子供も大学に通っているであろう、お金のかかる時期にクビを切られるわけです。それだけ不要な人が各所にいるのだと思いますよ。

 一昔前までは、ブルーカラーと呼ばれる工場労働者が産業ロボットの出現により仕事を奪われていきましたが、これからはホワイトカラーと呼ばれる頭脳労働者がAIなどの出現により、仕事を奪われるのです。特に金融関係、保険関係ではかなり進むと思いますよ。     昔は良い大学を出て銀行に入るのはある種のエリートでしたが、もうそれもなくなるでしょう。狭き門になります。銀行自体がもう変わってきています。インターネットバンクなどの登場、コンビニにもATMがある時代です、前のような収益を上げることは困難になってきています。貸付しようにも金が余っている。したがって投資をして収益を上げる方法しか残されていないのではないかと思いますね。すでにホワイトカラーのリストラは始まっています。こうなると個性なき人材は不要となるでしょう。昔なら金太郎飴みたいに、どこを切っても同じような軍曹的な人材がたくさんいるのが戦力だったと思うのですが、そのポジションがAIなどに取って代わられるわけで、仕事の処理能力も格段に上がるわけです。機械やパソコンを使っていた人間がそのうち、AIに管理をされるのでしょう。

夏のバケーション、欧州人はその56%がバケーションに出かけるとアンケートに答えています。しかし36%は自国内に留まると回答しています。その行先は1位スペイン、2位イタリア、3位フランス、4位ギリシア、5位ドイツとなっています。

離婚したとたんに、醜聞がどんどん出てきます、元世界一の金持ちおじさん。やはり普通の変態おやじだったのですね、アメリカ人らしい?? 少女好きのエプスタインとの交流や、Mソフトや’財団での女性に近づいたという話が今になって出てきています。
Mソフトのボードから追放されたのはこのためだとも書かれています。


マーケットに大きな異変が起きています。仮想通貨の暴落です。ビットコインは$45117に、イーサリアムは$3503になっています。この前まで6万ドル近かったものがこの乱高下ですよ、投機です。鉱物はすべて上げています、ゴールドこじっかり$1850。株はアジアが下げ、開いた欧州も下げ、アメリカも先物が下げています。土曜日の時点では上がっていたのですが、良くないニュースが入り、これが下げを強めています。

シンガポールと香港はコロナの増加により、観光客の受け入れ措置を延期するようです。当初は25日から隔離なしで受け入れる予定でしたが、6月13日までに決断すると発表しています。





Newsweekが米国内でのアジア人の収入が他の人種よりも高いことを報道しています。1位はインド系で中央値は年収$119000。2位がフィリピン系の$93000、3位が日系の$83000でした。10年前に日系は1位でしたが、12年に台湾に抜かれ、その後インドに抜かれ、万年3位の状態だそうです。19年の日系の1人あたりの年収は$51999で、その後には中華系の$46079が近づいています。

 朝のワイドショー、トップニュースは中東問題です。これは簡単に今の戦闘状態が終わりそうにないと報道しています。イスラエル問題はアメリカにとって大きな問題です。アメリカはイスラエルの植民地?ですよ。日本はそのアメリカの植民地ですけどね。2位はフロリダの下院議員の少女売春のスキャンダルの続報です、まあどうでも良いニュース。

 


順調に見えるバイデン政権によっての課題は2つです。1)物価上昇、そして2)失業率です。

労働市場が回復しない理由は、1)感染への不安、2)子育て支援がないこと、3)失業保険の上乗せがあること、この3つだそうです。人出不足なのに家で遊んでいる人がたくさんいるわけです。お金のばら撒きすぎ? 4回目がまた来月にもあるという話ですが、これでまた労働力不足が継続するでしょう。

 世界で起きている「コバルト戦争」、リチウムイオン電池の原料です。EVの普及によりその需要はいまや30倍になっているのだそうです。そして価格が昨年比で60%上昇。そのコバルト、どこにあるか知っていますか? コンゴ共和国です。世界生産の75%はコンゴなのだそうです、そしてその採掘シェアの半分を握っているのが中国企業です。オーストラリアのニッケル鉱山からも副産物で出ていますし、テスラはネバダ州でも採掘を開始しています。資源を抑えれば勝ち組?

 

見てください、この温度変化、日曜日ついに90度がやってくる。翌日の月曜日は93度の予報になっています。少なくとも水曜日までは90度以上です。

土曜日に雑草のように生えてきた紫蘇を間引きして、それを植え替えしたところです。これから栄養剤とか’水を与えて大きくしないといけないわけです。夏場はこれで節約、業者から買わずに自前の紫蘇を使います、NYの姉、CAの姉もこれを待っている!

 隠れ借金を消すぞ! ということで実は返さなくてよい借金があるのですが、これも今年なんとか返すことにしました。個人年金からの借り入れですが、先月今年の利子は払いました。残金は6万5千ドル程度です。まあ16年のオープン時に予想以上にお金がかかり、この口座から借りていたものです。ブローカーによれば「返す必要はない、取り分が減るだけ」と言っていたのですが、やはり多くもらいたいので、頑張って返します。年末までにゼロにしたとは思っていますけどね。豊かな老後のために頑張ります。

 今のところ、老後の設計は順調ですよ。公的年金ソーシャルセキュリティは過去5年の給料増加でかなりあります。そして個人年金の積み立て、そしてハワイの家賃収入。これだけあれば、かなり楽な生活ができるはずです。リタイアに秒読みがかかっています。競馬で言えば第4コーナーに差し掛かっています。落馬せず、最後の直線をまっすぐ走り抜けたいものです。波乱万丈な人生も「終わりよければすべて良し」ですよ。あの時ああしておけば良かった。あの決断は変えるべきだった、いろいろありますが、最後が思ったように描けるならそれは良い人生だったと言えるのでは? そのために今日も頑張るのですよ。

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