天気回復ガソリンも回復 5月14日(金)
Catoce de Mayo (Viernes)
昨夜11時過ぎですが、帰宅中、家のすぐ近くのガソリンスタンドに石油を運ぶタンカーが停車。このスタンド、2日前の夜にも同じ光景を目撃しています。ということは回復の途上にあるわけで、あのパニックの3日前でさえ、アホどもが行列して無理やり入れなければ、ガソリンは不足しなかったのではないかと思うわけです。群衆心理というか、もう「物がなくなる」と思えば、みなが買いに走るわけです。
高騰中の大豆油、コスコにはいまだにありませんが、業者の店Restaurant Depotにはたくさんあります、しかし値段が34ドルでした。カートに積んだものの、止めましたよ。コスコと7ドルも違うのですからね。かつて15ドルが今では2倍です。揚げ物のアペタイザーの価格をすべて30セント値上げしました。まだうちは揚げ物が少ない方だと思います。5ガロンの箱で1週間に2つあればぎりぎり足ります。それゆえ、値上がりしても大きな影響はないかと。
昨日の2時ぐらいでしたか、臨時ニュースで、ワクチンの接種を終えた人は屋外でも屋内でもマスク着用義務がないとCDCが緩和しました、ただし空港とか飛行機内は着けてくれということです。
私も昨日の夕方からマスクなしで仕事しています。
ゴールド、仮想通貨、原油、すべての数字が上がっています。しかしテスラは下げ571ドルになっています。
ゴールドマンのロンドン在住の幹部が会社を辞めたそうです。仮想通貨に投資して売却、米ドル換算で14Mを手にしたからです。こういう早期リタイヤは理想ですね。40歳でもいい、お金ある程度稼いだら引退して遊ぶ。何か違うことをする。何も70歳まで会社に縛られて働くのが運命ではありません。
シルバーはこの1年で70%値上がりしたそうです。15ドルから27ドルです。
世界経済の回復で、シルバーは産業用への需要があるから、ここまで値上がりしているわけです。しかし同じ鉱物資源?でも石油はもうそんなに上がらない、それは言うまでもなく、EV化へ加速して、今後は需要がそんなに伸びなくなるからでしょう。
マツダが2年ぶりに黒字化です、予想の480億円には届かないものの、350億円を確保できそうです。トヨタに比べると、年間販売台数は140万台ですからね、その規模の違いが判るでしょう。
これ、昨夕のニュースでしたが、チックフィレは、ナゲットのソースが不足していて、1オーダーにつき1つにすると発表しています。ケチャップも不足していて、ハインツは35%生産量を上げています。一部ではチキンも不足しているようです。当然値上がりしています。うちではモモ肉からテンダーロインに切り替えましたが、コストは2倍です。モモ肉なら1箱43ドル、テンダーロインはこの前85ドルでしたが、今週は93ドルだったと記憶しています。こんな面白い経済の数字、GAFAにマイクロソフトを加えた5社の売り上げが1-3月期の売り上げは日本円換算で35兆円です。これは前年よりも41%伸びている。前年同期からは89%の上昇です。これで株も上がり時価総額の合計は900兆円にもなるそうです。これがなぜ面白いのかといえば、東証1部の上場企業が2200社あって、その時価総額の合計が700兆円なのです。アメリカの5社の時価総額の方が日本の2200社の時価総額よりもでかいということです。実は昨年の5月に同じ数字になっていたんですがね、1年で200兆円も差がついたわけです。まあこんなアメリカに住んで、こういう会社に投資して資産を増やしている富裕層を顧客に持ち、私の店は潤っているということです。いくらアメリカが盛り上がろうと、それは20%以下の問題であり、真の富裕層は3%しかいません、しかしその3%がものすごい資産を持っているわけで、そこのおこぼれを頂戴することで、ハイエナみたいな生活をしているわけですかね。それでも旨い汁は旨いですよ。
デルタ、来月からアトランター羽田便を毎日就航させるそうです。千葉で1年待機していた友達のスッチーも飛ぶそうです。残念ながら、今のところまだ乗客は満席250人でも50人以下ですが、それでもFAAの規定で、乗務員の数は減らせないそうです。ほとんどの国際線は赤字でも飛ばしているわけで、確か毎日相当な数字の赤字だったと思います、しかしこの「マスク外していいよ」緩和措置は、バケーションに人を連れ出すことでしょう。問題はどこに行くかです。日本なんて行けるわけがないですよね。2週間の隔離? 今年は国内になるでしょう。それでもアメリカ広いから、楽しめるのでは? そうなると、今夏のビジネスは昨年よりも落ちる?少し控えめに見た方が良いでしょう。
今日は夕方5時で73度です、8時で68度だったと思います。昨夜は涼しく、遅い時間はお客さんが中に座っていました。
明日以降は大丈夫でしょう。
マスク外し、これによって何が変わるのか? 経済回復で何が変わるのか? 読んでいかないと金儲けはできません。すぐ上に書きましたが、そうですよ。通年に戻るなら、来週から再来週以降は夏休みです。木曜日の売り上げが上がり、土曜日が下がる。最近はワインの売り上げが少し落ちています。今月は3万ドルを超えないでしょう。そして赤ワインの売り上げが下がり、白ワインが上がる。これは夏だからですが、今のうちに冬のワインを仕込む。資金はありますから出物(Sale品)があれば買っておく。すでに高いワインは抑えてあります。知名度のあるワインで安く売れるもの、確実に売れるものは買いますよ。1本のワインがあります。普通なら10ドルで買い13ドルで売るわけです、安いワインは儲かりません。20ドルで買うワインは30ドルで売る、10ドルの利幅があります。もちろん、戦略的に安く売ることもあるので50ドルのワインを60ドルで売ることもあります。Silver Oakというワインは60ドルで買い、70ドルで売っています。「TAKAは安い」という宣伝目的です。これを植え付ければ、そんなに安くないワインでもついでに買ってくれるものです。その心理を突く、いやらしいかもしれませんがね、それがビジネスですよ。安売りばかりではもうかりませんからね。取るところはしっかり取る。
ワインだけではありません、他の商品もそうです。パンデミックの影響は今後も続くのです。落ち込んでいたものが急に回復すると対処できないのです。だから多めに買い、家に置いておく。値上がりしそうなものも、家に置いておく。今後1-2年はこのトレンドで間違いないでしょう。さらには温暖化、資源枯渇など、5年から10年単位で考えていくと、さらに厳しい未来が待っています。
決して未来は明るくないですよ。しかしその中でも生活していかないといけないわけで、第一優先は金を持っておくことでしょう。そのためには稼ぐ手段を持つこと、打ち出の小槌はありませんからね、今は金なくても手段さえあれば何とかなります。まあ、私はそれだけお金に固執しますね。それは未来に対する不安要素があまりにも大きいからです。
そして資本主義の次は何? 振り出しに戻る現物主義。やがてお金があっても飢える時代になるかもしれません。お金を持っていることの価値がなくなる可能性も否定できないのです。物を持っていることの方がお金を持っていることよりも優先される時代になるいうのが私の読みです。お金は食べられないんですよ、しかし食べ物なら食べられます。「絵にかいた餅」は食べれないが、そこにある現物の餅は食べられる。そのための手段が土地ではないかと思って、ずっと「農業がこれから大事だよ」と言っているわけです。別に土地でなくても都心部のビルの中の野菜工場でも良いんですよ、とにかく飢える時代に向かっているので、そのための手段を持つこと、20年後? 30年後? いや10年後かも知れません。未来を読んで予測して行動するだけです。皆さん、良い週末を!
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