今日のニュースから 4月24日(火)

やや売り上げが鈍化してきています。先週は平日OKで週末だけの数字で見ると、かろうじて前年を上回っている状態でこれまでの伸びがない。月曜日にグロサリーのオーダーを入れるので、業者に聞いてみるとやはり同じ回答で、ここ2週間は沈んでいるそうです。
 ワインの業者も急にアポなしでやってきて「メニュー見せてくれ」です。自分のところのワインが入れる隙間を探している。月曜日といえばオーダーのある日のはずですがね、オーダーがあまりないとおいうことは週末売り上げが今一だったということになります。

 アップルが冴えません。株価急落、一時646ドルまで行った株価は今日も下がって560ドル付近で動いています。実は今日が第一四半期の業績発表の日で、一部の間では株価1千ドルになるといいう予想もあったんですがね、ここで急ブレーキがかかっています。おそらく業績は良いと思いますよ。それでも過去の例で上がらない理由があります。
 それがhttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE83N04V20120424
このロイターの記事の通りなのかどうかは不明、なかなか興味深いと思いますね。

 下がった株でも上がっている例があり、それは身近なスタバです。2年前には業績不振で14ドルまで下がっていましたが、現在は58ドルまで回復、3倍以上になっていますね。そういうのもあればレンタルビデオのNetflixは最悪で、1年前に200ドル近くまで行ったのが現在89ドルですからね、なかなか株価の見通しを読むのは簡単ではない。ということで個別の株は買わないのが私。

 東南アジア関連のニュースを少し、タイ全土で4月1日から最低賃金が約40%引き上げられました。この政策は、昨年の総選挙で勝利したタイ貢献党インラック政権の公約の目玉、しかし物価上昇や外国資本の近隣諸国への流出が懸念され、企業による人員削減で労働者の所得向上に必ずしもつながらないなど、裏目に出る恐れがあるそうです。
 インドネシアでは、同国の特別捜査機関「汚職撲滅委員会」が、裁判官に対する贈賄事件に関与した疑いで、日本の電線メーカー「オーナンバ」の現地法人の日本人社長を容疑者として捜査すると明らかにしています。インドネシア名物は賄賂です。なんでもスハルトのときには、賄賂があっても統制が取れていたそうです。ところがユドヨノになって民主化され、もう無茶苦茶になってきている。賄賂の額もうなぎ上りだそうで、ここが頭が痛いところ。
 これから東南アジアの時代とはいえ、所詮は後進国ですからね、まだまだこういうのが当たり前です。最たる例が中国でしょう? 世界第2の経済大国とはいえ役人の賄賂が横行して私服を肥やしているのが山ほどいます。それがアメリカあたりの不動産を買いあさり家族を移して、いずれは自分も海外に住むという理想を描いているわけです。

 日本の話題、高田純次がCM界でモテモテ、震災直後は日本中に暗い雰囲気が蔓延。テレビをはじめとするメディアは、事あるごとに『きずな』『頑張ろうニッポン』といった言葉を押し付け、誰もが息苦しく感じていた。そういう中で彼が口にするスコーンと抜けた迷言やおやじギャグが空気を明るくし、見る人にそんなに肩に力を入れなくてもいいと思わせてくれる。その気楽さが救いなのです。仕事が増えているのも分かる、という分析。
「ごめんね、いい男で」とか「無責任でいることがオレの責任」などと言って照れもせず、嫌みにも聞こえない60男。
 まあ、確かに3月11日後は、日本中が落ち込んでいましたからね、「自粛」「派手なことはやめよう」と実に日本的な計らい、気配りなんでしょうが、それが疲労したわけですね。のど元過ぎればで良いじゃん!私は本当に、また地震が起こる可能性のある地域を捨てて他に移り住むことも考えるべきだと思うんですがね、日本人ほど「ふるさと意識」の強い国民はいないんじゃないですかね。そのくせ「愛国心」が希薄なような気がしますよ。この中途半端さは何?

 米国人はその逆で、自分の仕事や家族に合わせてどんどん移動しますからね。ただ、愛国心だけは半強制的に植えつけられているので強いわけです。国歌が流れて足り止まり胸に手を当てるなんてことは私にはできない。これは「パブロフの犬」以外の何物でもないというのが、私の分析ですけどね。
 愛国心ゆえ、戦争に行って死ぬことも恐れない。それが栄誉、名誉とされる。これもおかしいと思いますけどね。
 ただ、日本もいずれアメリカから親離れして「自分の国は自分で守る」という体制を整えないと今ある領土さえも守れない可能性が大きい。

 こうして一見、大きく見える地球の中で多くの人が暮らし、金銭でもめ、資源で争い、殺害を繰り返している節操のない世の中ですが、これをズームアウトすると、小さな惑星は太陽という親の管理下にあり、その活動が今やマイナスになっているという説が正しいなら、地球はやがて寒冷化し、我々の多くは滅亡するわけです、大胆な予測を立てればの話ですよ。
 そうなるとお金儲けがどうの、石油がどうの、温暖化がどうの???なんて、関係のない話になってきますね。皆いずれ死ぬわけですから。
 ということは、やはり何が起きても「あー幸せな人生であった。わが人生に悔いなし」でいつでも死ねる体制を整えておく事も大事なんじゃないかと思います。
 つまらないことでくよくよするとか、悩むとか実に下らないことなんだということを認識するチャンスかも知れませんね。

 いまいま、業者から電話があり、エクアドルから脂ののったマグロが入るそうです。今月の締めです、1/4で45パウンド。ここで勝負させてもらいます。寿司屋は博打です! 人生も博打です。売り切れば儲けですからね。

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