週末往来!
久しぶりに日曜日に家にいます。ゴルフは昨日、早朝ゴルフがありましたので今日はやりません。
今週あったMARTA駅での殺人事件の犯人が捕まりましたが、その動機はタッチスクリーンの携帯電話目当てだったようです。殺された19歳の少年はかわいそうですね、撃ったのは20歳の男性でした。
先週末の売り上げは惨敗といいませんが、予定を大きく下回って終わりました。また今週、仕切りなおしです。敗因が今一よく分かりません。バスケのマーチマッドネスにやられたのか、土曜日はともかく、金曜日は悲惨でした。
この前、近所の方の家が売れてクロージングでした。その本人と話をしましたが、7年前に37万ドルで購入、裏庭の手入れに5千ドルかけて、売れた金額が38万ドル。不動産屋に7%の手数料を払うと、26600ドル取られますから、実質は赤字です。それを知り合いの不動産屋に確認してもらいましたが、実際の価格は369900ドルだったそうです。ほぼ7年前の買値と同じですね。メトロアトランタでは35%の住宅が水面下(今家を売ってもローンが残る)にあるそうです。彼の場合は、結婚して先方も家を持っているので、そちらに移るということでの売却でしたが、駐在員などで帰国命令が出て家を売却となると大変です。実際に売れずに帰国してそのままローンを払っている人もいます。これだけ住宅価格が下がると見捨ててしまうほうが得策でしょう。たいていの人は10%以下の頭金しか入れていませんから、今のようにピーク時に比べ25%も価格が下がると、水面下になるわけです。これまでは右肩上がりを続けてきた米国の住宅価格に転換期がやってきたことになります。
そして人々は口々に「そのうち戻る、景気は回復基調にある」とこれまでがそうであったように思うわけですね。ただ、今回は少し事情が違うんじゃないかと私の動物的な勘が働いています。それは大きく見れば、長く続いてきた白人支配社会の終焉であり、今後は黄色人種の時代がすでに始まっているということでしょう。そして英国が覇権を取り、それを米国に譲り、そのバトンが違う手に渡ろうとしているということになります。
この大きな国にいるとそれが見えてこなくなります、ましてや南部にいるとさらに見えづらいと思います。米国はこれまで一度も大きな失敗をしたことがない国で、ハリウッド映画のように最後は笑ってお終いになるパターンを信じてきました。今回もたいていのアメリカ人はそう思っていることでしょう。ましてやこれまで株式などで資産を増やしてきた人は特にそう思っていると思います。
私はいつも思うのです、あの1989年でしたか、日経平均が3万9千円の後半をつけていたとき、誰が4万円を見ずに終わると思っていましたか? 大半の人は5万円を見ていたはずです。10万円を見ていた人もいるかもしれない。そして転がり落ちて、今でもその3分の1以下にしか回復していません。そう考えると米国のピークは2006年だったと考えるほうが普通なのでしょう。そしてそこに戻ることはないであろうと考えるほうが理にかなっているわけですね。むしろ、今後どこまで下がって調整するのかを考えた方が資産運用するには正しいかもしれません。
住宅不動産バブルは崩壊した、そして個人破産が増えた。今後は商業不動産の順番が来ています。それにより、金融機関も依然として危うい状況にあります。不況でビジネスが落ち込み、地方政府は税収が減っています。それにより公共サービスが削減されています。それは連邦政府も同じことで、すでに政府の機能は崩壊寸前です。アフガンなど戦費だけは増大を続け、外国からの借金で賄っている財政はもう身動きが取れない。「大き過ぎて潰せない」は銀行に対して言ったものですが、実は米国に対して言ったものではないでしょうか? そんな中で成立しようとしている国民健康保険法の財源もない状態で、この国に将来はあるのでしょうか?
今後はジワジワと米国離れをしていくでしょう、というかすでに04年にブッシュが再選された時点で米国を見放した人も多かったようです。ブッシュが無茶苦茶したところをさらにオバマが引っ掻き回してしまった。言うことは立派、弁は立ちます。最近では輸出を5年間で2倍にして外貨を稼ぎましょうといっています。その前は雇用の創出でしたね。目標を掲げるのは簡単で、国民の目を欺くのも簡単です。たとえ悪名高い政治家でも世の中が平和で、国民が潤っていれば誰も文句は言わない、ただ今は景気は悪い、仕事はない、犯罪は多い、公共サービスはカットされる、マイナスばかりが目立ちますから、当然その矛先は政府に向うわけです。別にオバマを攻めたところで、何も出てきません。彼は巡り会わせが悪かっただけですからね。今回は誰が引いてもババを引く運命になったわけです。マケインはそれをわかっていて、負けるためにサッカーママのペイリンを副大統領候補に選んだわけです。
今日は家を片付ける日になっていたんですが、ついつい書き出すと止まらないのでここまで来てしまいました、終わり。それにしても家の中には要らないものが山ほど眠っています。大半はその場で気に入って買ったものですね、すべて捨てることになります。個人生活も米国の政治も同じですかね、計画性がないからダメなんでしょうね。それに家が大きいから、置ける場所があるから買ってしまう。
今週あったMARTA駅での殺人事件の犯人が捕まりましたが、その動機はタッチスクリーンの携帯電話目当てだったようです。殺された19歳の少年はかわいそうですね、撃ったのは20歳の男性でした。
先週末の売り上げは惨敗といいませんが、予定を大きく下回って終わりました。また今週、仕切りなおしです。敗因が今一よく分かりません。バスケのマーチマッドネスにやられたのか、土曜日はともかく、金曜日は悲惨でした。
この前、近所の方の家が売れてクロージングでした。その本人と話をしましたが、7年前に37万ドルで購入、裏庭の手入れに5千ドルかけて、売れた金額が38万ドル。不動産屋に7%の手数料を払うと、26600ドル取られますから、実質は赤字です。それを知り合いの不動産屋に確認してもらいましたが、実際の価格は369900ドルだったそうです。ほぼ7年前の買値と同じですね。メトロアトランタでは35%の住宅が水面下(今家を売ってもローンが残る)にあるそうです。彼の場合は、結婚して先方も家を持っているので、そちらに移るということでの売却でしたが、駐在員などで帰国命令が出て家を売却となると大変です。実際に売れずに帰国してそのままローンを払っている人もいます。これだけ住宅価格が下がると見捨ててしまうほうが得策でしょう。たいていの人は10%以下の頭金しか入れていませんから、今のようにピーク時に比べ25%も価格が下がると、水面下になるわけです。これまでは右肩上がりを続けてきた米国の住宅価格に転換期がやってきたことになります。
そして人々は口々に「そのうち戻る、景気は回復基調にある」とこれまでがそうであったように思うわけですね。ただ、今回は少し事情が違うんじゃないかと私の動物的な勘が働いています。それは大きく見れば、長く続いてきた白人支配社会の終焉であり、今後は黄色人種の時代がすでに始まっているということでしょう。そして英国が覇権を取り、それを米国に譲り、そのバトンが違う手に渡ろうとしているということになります。
この大きな国にいるとそれが見えてこなくなります、ましてや南部にいるとさらに見えづらいと思います。米国はこれまで一度も大きな失敗をしたことがない国で、ハリウッド映画のように最後は笑ってお終いになるパターンを信じてきました。今回もたいていのアメリカ人はそう思っていることでしょう。ましてやこれまで株式などで資産を増やしてきた人は特にそう思っていると思います。
私はいつも思うのです、あの1989年でしたか、日経平均が3万9千円の後半をつけていたとき、誰が4万円を見ずに終わると思っていましたか? 大半の人は5万円を見ていたはずです。10万円を見ていた人もいるかもしれない。そして転がり落ちて、今でもその3分の1以下にしか回復していません。そう考えると米国のピークは2006年だったと考えるほうが普通なのでしょう。そしてそこに戻ることはないであろうと考えるほうが理にかなっているわけですね。むしろ、今後どこまで下がって調整するのかを考えた方が資産運用するには正しいかもしれません。
住宅不動産バブルは崩壊した、そして個人破産が増えた。今後は商業不動産の順番が来ています。それにより、金融機関も依然として危うい状況にあります。不況でビジネスが落ち込み、地方政府は税収が減っています。それにより公共サービスが削減されています。それは連邦政府も同じことで、すでに政府の機能は崩壊寸前です。アフガンなど戦費だけは増大を続け、外国からの借金で賄っている財政はもう身動きが取れない。「大き過ぎて潰せない」は銀行に対して言ったものですが、実は米国に対して言ったものではないでしょうか? そんな中で成立しようとしている国民健康保険法の財源もない状態で、この国に将来はあるのでしょうか?
今後はジワジワと米国離れをしていくでしょう、というかすでに04年にブッシュが再選された時点で米国を見放した人も多かったようです。ブッシュが無茶苦茶したところをさらにオバマが引っ掻き回してしまった。言うことは立派、弁は立ちます。最近では輸出を5年間で2倍にして外貨を稼ぎましょうといっています。その前は雇用の創出でしたね。目標を掲げるのは簡単で、国民の目を欺くのも簡単です。たとえ悪名高い政治家でも世の中が平和で、国民が潤っていれば誰も文句は言わない、ただ今は景気は悪い、仕事はない、犯罪は多い、公共サービスはカットされる、マイナスばかりが目立ちますから、当然その矛先は政府に向うわけです。別にオバマを攻めたところで、何も出てきません。彼は巡り会わせが悪かっただけですからね。今回は誰が引いてもババを引く運命になったわけです。マケインはそれをわかっていて、負けるためにサッカーママのペイリンを副大統領候補に選んだわけです。
今日は家を片付ける日になっていたんですが、ついつい書き出すと止まらないのでここまで来てしまいました、終わり。それにしても家の中には要らないものが山ほど眠っています。大半はその場で気に入って買ったものですね、すべて捨てることになります。個人生活も米国の政治も同じですかね、計画性がないからダメなんでしょうね。それに家が大きいから、置ける場所があるから買ってしまう。
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